ハイルドライバーの音質は、癖が無くスーッと伸びている様に感じます。ただ昨日もいった様に「力感」は有りません。これ単体で使うのは厳しい処が出るでしょう。
このユニットの特性値は、音圧:92db、再生周波数帯域:800Hz~24000Hz、耐圧:210W、インピーダンス:8Ωとなっています。長らくJBL#375と組み合わせて使える「中音」ユニットを探して来て、「やっと巡り合った」と感じました。
私の使い方はいたってシンプルです。JBL#375とこのハイルドライバーを「並列(パラレル)」接続で同時に鳴らしています。クロスは500Hzです。ハイルドライバーの推奨下限再生帯域は800Hzです。しかし、耐圧が210Wも有るのです。問題なく組み合わせて使えると判断しました。
私の使い方は、2ウェイのSPでも十分使えると思います。例えばJBLランサーL-101の中・高音用にプラスして鳴らしたり、ALTEC#604系にプラスして使ったりできます。高域の再生帯域が24000Hzと出ていますので、高域不足を補ってくれると思います。
このユニットは、前に出て来る音と後ろ側に出て来る音が特徴です。当然「空間再現性」が良くなります。前に出て来るユニットばかりだと空間性が感じられなくなる時が有ります。例えばJBLのDD66000等は前方向しか音が出てこないユニット配置です。このSPで奥行方向の空間再現を得ようとすれば、SPの向き(内ぶり)やセッティングをシビヤーに調整しないと難しいでしょう。そんな時にこのユニットの様に癖が無く、奥行方向の音を出してくれると割とイージーに空間再現性を得られると思います。
ハイルドライバー使っておられるのですか?
自分もハイルドライバーをメインで使っております。
これを鳴らすが為、試行錯誤しております。
いろいろやられていて凄いですね。
参考になります。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
職業柄、金属を加工して、
合間を使ってバリバリでやっております。
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m(_ _)m
ハイルドライバーはかなり古いユニットですが、他では出せない「音」が有る事も事実です。
このドライバーは単体で使うにはエネルギー感が不足します。強烈なドライバーと併用する使い方がベターでしょう。