自宅システムにクレルKST-100を導入して3か月が経過した。その間にケーブル類もグレードアップさせた。時々「活性化進捗」をチェックしている。
試聴に使うソースはFM放送を録音した「タルティーニ:バイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」(Vn:ギル・シャハム)のMD機。バイオリンとピアノが両立してもらわないと困る。どこぞで聴いたバイオリンは「二胡」の音色だった。やはりバイオリンはバイオリンに聴こえて欲しい。
自宅で使い始めて3か月経ったが、まだまだ完全にはヌケていない。やっとトランスが抜けかかっている状況。それでも先月のチェック時よりも確実に活性化度が上がって来ている。空気感が随分よくなって来た。しかし、まどろっこしくてイライラもする。「活性化」はいくらイライラしても簡単には進んでくれない。じっくり1年かけて進めるしかない。
以前のWE101Dppパワーアンプの時のバイオリンの音色とピアノの音色は絶品だった。球とトランジスターでは質感と音の厚みが違う。しかし、トランジスターアンプのパワー感やウーハーのドライブ力も魅力的です。
毎月1回は分析的に聴いて活性化状況をチェックしています。この時は「計測器」仕様に耳や頭の中を整理します。前回は「ふん詰まり感」を強く感じていましたが、今回は「ふん詰まり感」はかなり収まって来ていました。・・・音のバランスがまだ正常では有りません。ヌケきらないと正常な「音のバランス」は望むべくも有りません。