専務宅のD130 4発のサウンドを聴いて、メインのオリンパスシステムのサウンドが霞んでしまった様に感じて、ウーハーユニットの交換が必要かこの二日間真剣にオリンパスシステムを聴いて見ました。
このオリンパスシステムは昨年12月10日ごろに電源ケーブルを全てSCE-45に交換してエージングの最中でした。今年はじめに(約3週間後)に漸くサウンドが軽くなって本来の性能の一端を発揮し始めだしたばかりでした。その後も小さい音量ながら毎日鳴らしこんでいました。
昨日と今日と本格的に音量を出して聴き込んでいますが、音が随分と「ヌケ」て来ました。ウーハーの箱鳴りが極端に少なくなっています。低域の分解能もかなり上がってきています。低音のキレが上がって非常に軽快なのとエッジが立って明瞭です。
近所のスーパーマニアの方のJBL DD66000を聴いた時に、中高音は上を行っていると感じていましたが低音が正直負けていました。今なら互角くらいにはなったようです。更に良くなる方向にある様なのでこのまま使い続けていけば素晴らしいサウンドになる見込みが出て来ました。
オリンパスの純正箱は30年前オーディオ評論家の瀬川氏や菅野氏から「良い低音は出ない」と酷評されていましたが、私のオリンパスの箱は純正でまったく手を入れていません。多分瀬川氏が存命ならビックリされていたでしょう。菅野氏には是非聴きに来ていただきたいと思います。
JazzBar2001~2007をかけていますが、低音にブーミーさは有りません。箱鳴りが少なくなった分分解能が上がって音圧をより感じます。しかしこのCDたちには低音の情報量が半端じゃないくらい入っていますね。
音が重くなってから(SCE-45にしてから)あまり聴きたくなかったオリンパスシステムが「変身」し始めています。SCE-45の電源ケーブルの「活眼」が始まっています。これからは聴くたびに良くなります。本当の活眼は3ヶ月くらい先でしょうが、今の時点でSCE-43の世界を完全に超えました。これは聴くのが楽しいですね。嬉しくなります。
福島M