Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

サブシステム3セットが快調です

2020年06月10日 | ピュアオーディオ
2号機

先日チャンデバのTA-4300F-1号機の修理が終わったので、自宅システムの2号機と入れ替えました。そのTA-4300F-2号機をサブシステムに持って来ました。自宅システムではこの2号機は1号機と殆ど同じ症状で壊れる寸前でした。ケーブルのグレードが高すぎて、機器が「ふん詰まり」で対応できていなかった様です。サブシステムでは1~2段グレードの低いケーブルを使っているので何とかです。


2号機のチャンデバをサブシステムに繋いだ直後は、低域の左右のバランスが3段くらいズレていましたが、我慢して鳴らしていたら、ジジ・ガガとかノイズを出しながら、まともなバランスになりました。現在は安定して正常に使えます。


冬場には「死んでいた」MD機(DM-7080orDM-9090)が温かくなってきたので生き返りました。多分電源部のコンデンサーの容量ヌケの様だと感じています。


サブシステムは、
1)JBL#4425ライン(C3+M4)・・・活眼したので最高の音色と音質で、聴き出すとその場を動きたくなくなっています。
2)JBL#D208ライン(SONY TA-2000+TA-3120)・・・20cmフルレンジで使用。軽快なサウンドで非常に心地よい。
3)サンスイSP-2005ライン(C3+TA-4300F+TA-N86×2台・TA-3120Aマルチアンプシステム)・・・ノンコルゲーション30cmウーハーの軽く弾む低音と伸びやかなサウンドで安田章治とリズムエースの軽快なJAZZを楽しんでいる。

沢山システムを持つのは良いのだけど「お守り」が大変です。どのシステムも毎日2時間ほど鳴らします。そろそろ減らすことを考えないと・・・沈黙・・・

TA-4300F-1号機チャンデバ修理完了

2020年06月09日 | ピュアオーディオ

先週、修理に出していたTA-4300Fチャンネルデバイダーの修理が終わったので、受け取りに行って来ました。低域及び中域の左右のバランスが狂っていたとの事で、Trが2個交換になっています。


早速持ち帰り次第、サブシステムで音出し確認。1時間程鳴らして、次は自宅システムの2号機と入れ替えて結線を実施。夕方6時からTV音声で鳴らし始めて9時頃から試聴を開始。まずは「定位」を確認。RCAソケットの強度を上げたので、しっかり接続出来る様になりました。純正のRCAソケットではここまできっちりと締め付け出来ません。(コレットチャック方式) ラインケーブルがしっかり固定できるので、出て来る音も非常に安定している。今まで低域・中域・高域がバラバラに左右のバランスが取れないでいたが、フォーカスが有って来たのを感じる。しばらくは「プラグを馴染ませる」事から始まるでしょう。後はしっかりと累計2000Hr鳴らし込めば、結果が付いてくるでしょう。


引き換えにTA-2000Fプリアンプを「総点検」及びリアパネルの標準化の為に、電源のインレット化(直出し配線の廃止)、RCAソケットの交換(強度アップ)をお願いして来ました。

SONY TA-2000Fプリ試聴

2020年06月08日 | ピュアオーディオ

先日、TA-2000FプリがTA-4650プリメインアンプと一緒に入荷しました。入荷時に「音出し確認」をしようと、暖機運転中で10分ほどして煙がもくもくとACインレット付近から出て来ました。開腹して中を確認した処、ACラインに入れてあるPSRが1個燃えていました。そのパーツを切り取り、試聴に進める様にしました。TA-2000(1968年製)とTA-2000F(1971年製)と3年の違いが有ります。


「音出し確認」レベルのサウンド確認です。何せ「恐る恐る・・・」の心境ですから。ただ一聴しただけで、TA-2000よりは熟成されたサウンドですね。音の広がりや音の出方がより開放的で自然ですね。凄いポテンシャルを感じます。デザインで損をしていますね。これがもっと良いデザインのマスク(例えばマランツ#7の様な)を持っていれば、もっとファンが増えたはずです。



1~2週間ほどは小音量で馴染ませて、電気回路を生き返らせてやりたいと思います。何せ永い眠りから覚めたばかりですから・・・。無理せずに時間をかけて本来の性能(潜在能力も含め)を発揮させるように鳴らし込んで行きます。多分2年ほどはかかるでしょう。

今回の音出し確認にTA-4650のメイン部を使用しようと電源を入れたら、今度はこちらの電源部から「煙」が・・・。なかなか思いどうりにはいかないものです。(電源部の抵抗器が1個焼けていました)

なぜ?今更50年以上前のアンプを使うのか?

2020年06月07日 | ピュアオーディオ


50年前のアンプを懐かしく思い、当時手の届かなかったフラッグシップクラスのアンプを使って見ようと思いました。最初にアキュフェーズのC200+P300の最初期型。


次にパイオニアのエクスクルーシブシリーズの最初期型C3+M4の組み合わせ。どちらの機器も「眠っていた」機器の様で、最初は「寝起き」のボヤーっとしたサウンドでした。動作も不安定で「音のバランス」が崩れた状態で1年以上「鳴らし込み」をしていました。その間にあちこち不具合が出て、その度に「修理」が必要でした。


サブシステムと云えど、2セットのアンプを同時に使いこなすのは時間がかかります。アキュフェーズはメインシステムでも使っているので、1.5年ほど鳴らし込んだ状態で手放しました。残ったC3+M4には「私仕様」に改造し、ヒューズも良いものを使い、電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルのグレードを半年毎にグレードアップして来て2年が経ちました。それでも満足なサウンドにはなりませんでした。そろそろ諦めかけて「見切り」をした直後に、本来の「潜在能力」が出始めて来た様で、まさに「激変」のサウンドになりました。


「4月にC3+M4に見切り」を付けたので、次の準備として白羽の矢を付けたのがSONYのアンプ群。わずか1ヶ月の差でSONYのアンプが増殖してしまいました。1か月早くC3+M4が「活眼」していれば、この様にSONYのアンプが増える事はなったと思います。

50年前のアンプでも「活性化」させれば現在の最新のアンプと遜色ないサウンドを出して来ます。メンテナンス性は新しい機器よりはるかに優秀です。その辺はアンプの「作り方」に関係してきます。アンプをこれから数十年使おうとしたら、メンテナンス性(パーツの交換等)が簡単にできる事がキーになります。その点で50年前のアンプ達は「手差しパーツ・手半田配線」で作って有るので、パーツも大きく、パーツの信頼性も非常に高いのです。今ではC3+M4は安心して使える状態にまで回復しています。

SONY TA-2000FプリとTA-4650プリメインアンプが入荷

2020年06月06日 | ピュアオーディオ

TA-2000FプリアンプとTA-4650プリメインアンプが入荷しました。狙いはTA-2000Fの獲得でしたが、抱き合わせでTE-4650プリメインアンプも一緒に付いていました。早速本体を確認して見ると、長い間眠っていた機器の様で、リアパネルのRCAソケットには使った跡が分からない状態のくすみ方でした。アルコール綿と綿棒でRCAソケットを綺麗にして、電源を入れてしばらく様子を見ていましたら、煙がACインレット付近からモクモク出て来ました。素早くSWを切り、開腹して燃えた部分を確認しました。ACラインに付けてあるPSRが1個燃えていました。特に無くても問題ない部品の様です。他の部分は特に異常は無い様です。

ただ急ぐ訳でもないので「総合点検」も兼ねて「ゴッドハンド」に見ていただこうと思っています。現在修理・改造に出しているブツの受け取りの時に持って行こうと思っています。音出し確認は「おあづけ」です。


プリメインのTA-4650はリアパネルのINPUTとOUTPUTの「ジャンパー線」が無い事は分かっていたので、手持ちのRCAピンを接続して音出ししましたら、最初は凄いガリ音でした。一旦電源を切り、ボリュームをぐりぐり回してから再度トライするとガリ音は無くなりました。何の問題もなく使えそうです。ただ鳴らすSPが無い。写真ではLo-dのミニSPを繋いでいます。前回アンプの保護回路が壊れていてSPを2セットも壊してしまいましたので、その修理代等を考えると用心深くなります。壊れても惜しくないSPを使わないと痛い目に会います。少し学習しました。

JBL#4425システムのサウンドが「激変」して来た

2020年06月05日 | ピュアオーディオ

今月に入りJBL#4425システムのサウンドが「激変」して来た。どうやらすべての機器が「活眼」(活性化)した様だ。


システムのラインナップは、
CDP-D500(CDP) →C3(プリアンプ) →M4(パワーアンプ) →#4425(SP)
で作っています。電源ケーブルは全てNo2グレード、ラインケーブルはNo1グレード、SPケーブルはNo2グレードです。これらのケーブルに機器が対応出来て来た様です。

GWにM4が「活性化」した様だと感じていました。その後、#4425のウーハーのエッジ交換に出して、帰ってから鳴らしだして約1ヶ月になります。ヴォイスコイルやエッジが馴染むのに「鳴らし込み」が約1か月間必要だった様だ。

先週までは、#4425から刺激的な音が出ていましたが、今週に入ってから、38cmクラスのサウンドに「大化け」しました。音数も非常に多く、嫌な音も有りません。スケール感が極端に大きくなり、より繊細でまろやかな音色になりました。別物のスピーカーシステムに生まれ変わった様です。現在の#4425システムのサウンドを聴けば、サンスイSP-2005システムは要らなかったですね。聴きだしたら「その場を動きたくない症状」にかられます。

実を云うと、4月時点で「このシステムはこれが限界か?」と感じて、処分することを考えていました。C3+M4+#4425の3機を手放す心つもりをして、サンスイSP-2005で3ウェイマルチアンプシステムを作る事に切り替えました。その為にSONYのアンプをいろいろ買い漁りました。無駄な出費をしてしまったのかも知れません。

私の自作のケーブルを使うと、「機器の活眼」(活性化)が起きる事は何度も経験して来ました。ただその時に使う機器や鳴らし込みの時間が膨大で(累積2000Hr)、待ちきれない事が有るのです。今回はギリギリセーフの様です。

SONY TA-2000Fプリアンプを手配

2020年06月04日 | ピュアオーディオ

先日TA-2000プリアンプを紹介した時に、「かべさん」からコメントをいただき、「TA-2000Fプリアンプも良いですよ」とお言葉をいただいた。「かべさん」は「SEED」さんと一緒に4年ほど前に当方の処においで頂き、当方のステレオのサウンドをご存じです。


今回は同じくSONYのプリメインアンプTA-4650と一緒に某オクで落札しました。競争相手が少なく、意外と手ごろな価格で入手できそうです。ただ、動作確認されていないとの事なので、正しく動いてくれればありがたいですが、動かない場合は「修理」して使いたいと思います。またしてもサブシステムが増殖してしまいました。

SONY TA-4300Fチャンネルデバイダーを修理に出す

2020年06月03日 | ピュアオーディオ


懸案であったチャンネルデバイダーTA-4300F-1号機を修理に出して来ました。不具合内容は①低域の音量バランスが取れない事(Lchの出力が弱い) ②リアパネルのRCAソケットの交換(オリジナルでは強度不足) の2点です。(インレット化は済)


ついでに、TA-3120AもRCAソケットを交換する為に一緒に出して来ました。SONYのFシリーズ系のパワーアンプでは、TA-3120とTA-3140Fの2台は、インレット化・RCAソケットの交換を終わっています。少しづつリアパネルを「私仕様」に改造をしています。これが終われば、自宅システムを全てSONYのアンプで駆動する事も出来ます。(可能性は低いです)

一つ一つゆっくりでも着実に無理せずに「仕様の統一」(標準化)をして行きます。標準化出来れば、オリンパスシステムでも自宅システムでも、サブシステムでもケーブル類の交換が容易になります。



自宅システムもようやく鳴りだした

2020年06月02日 | ピュアオーディオ

チャンデバTA-4300F-1号機の不具合でやり直したシステムがようやく鳴りだして来た。交換したのはTA-4300Fの2号機と高域用パワーアンプ。高域用にはSONY TA3140F(30W/ch)を当てがっている。


チャンデバの個体差が有る様で、2号機は1号機ほど「音の出方」は良くない。しかし、1ヶ月近く毎日5時間ほど鳴らし込んでくると、少しづつ「活性化」をしてくる。中央に定位する安心感がある。最近はキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を良く聴く。中央から彼の声が聴こえる。音全体が中央を中心に出てくる。いよいよ「面」で音が出だした証拠だ。マルチアンプにして正解であった。安心してこのシステムが使える様になった。10年間「ネットワーク方式」に拘って苦労したのがうその様だ。

サブシステムがオモチャじゃなくなった

2020年06月01日 | ピュアオーディオ

先日「サブシステムはオモチャ」と書きましたが訂正します。サンスイSP-2005マルチアンプシステムがオモチャじゃなくなりました。大型スピーカー並みのサウンドに大変化して来ました。


その大変化の一因は、上の写真にあるTA-3120が鳴り始めた様です。先々週の5月11日にRCAソケットや内部のコンデンサー類の交換修理が終わり、受け取りに行って来ました。それから約3週間の「鳴らし込み」をして本来の性能が出始めた様です。(電源のインレット化はその前に完了しています)



もう一つは、チャンデバのTA-4300F-1号機を使い始めたからだと思います。1号機は自宅で約3ヶ月も鳴らし込んでいます。低域の左右のバランスが取れなくて、自宅では使えませんが、サブシステムでは調整で使えます。「鳴らし込み」期間が3ヶ月も違うとまるで音の抜け具合が違います。以前も1号機と2号機を入れ替えて聴き比べたことが有りますが、その時も明らかな音質差が有りました。


一番手前がサンスイSP-2005マルチアンプシステムです。長い間サブシステムのメインを占めて来たJBL#4425と入れ替えになるでしょう。