日暮らし通信


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公園の彼岸花

2015年09月14日 14時36分24秒 | 所沢航空記念公園


今日は9時過ぎ、二週間振りに妻と園内を散歩した

気温もあまり高くなく、何よりも湿度が低いので多汗気味の私も助かる陽気だった

空堀川沿いではもう彼岸花が咲いているが
園内ではどうだろうか? との期待感もあった

今年もいつもの所で群生している彼岸花がもう茎を立ち上げていた

花弁を思い切り放射状に開いている彼岸花もあるが
多くはまだ花弁を畳んでいるので
もしかしたらお彼岸の入りの頃には、満開を過ぎてしまうのではないだろうか?

白い彼岸花も昨年と同じ所で赤い彼岸花と仲良く咲いていた










池の東側にある 「辛夷(こぶし)の実」 の表面が熟れてきた

少し色づいて、そして(はじ)けて真赤な実が()き出しになっている種もある

その後、赤い種は地球の引力に助けられて地上に落ちるが
その数が多くとも発芽する条件を満たす種は数少ないに違いない






アセビの葉にしがみ付いてこの世に誕生したこの蝉も
もう役目を終えたかもしれない

今日の園内では蝉の声もトーンが低くなってしまった
賑やかだった頃の蝉の大合唱と比べるとやはり寂しい気がする




放送塔から南に下るスロープ状の花壇にはやはり赤いサルビアがよく似合う

真赤なサルビアを見つめていると
その赤い世界に引き込まれてしまうような気持ちになる








放送塔を見上げると秋の空に引き込まれそうなる

いろいろな形をした白い雲が緩やかに北東に流れている

あの雲に乗ったらどんなに眺めがいいだろう、とふと思ったが
秋の空はどこまでも続いていた




今日の妻もよく歩いた

幸いにも今年も園内の彼岸花を見ることができたが
時の流れはいつも速い、20日はもうお彼岸の入りだ






    写真説明: 今日の園内風景
    撮影場所: 所沢航空記念公園にて (撮影: H270914)