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● 私のひとり言 ●
毎年、この時期になると同じ町内にある民家の生垣を必ず見に行く
昔と比べたらかなり生垣の数も減って、何とも武骨に見えるブロック塀が多くなってしまったが、まだ旧家風の家には生垣があるので地球温暖化対策としても有効なので残して欲しいものである
私も旧家では生垣があり、歳を重ねるとそれを刈り込みするのが億劫になったが、転居して生垣が無くなると逆にその刈り込みの仕事が懐かしく想い出される
ところでこの民家の生垣はちょっと変わった植物が主役で、それは 「アケビ」 である
この民家は貸家だから広い敷地ではないが、南側に面した5メートルほどの境界がその 「アケビの生垣」 で、今の時期にはそのアケビの実がたわわに実っている
街中でアケビの実を見るのは極めて珍しいことだが、さらによく見るとこのアケビは地植えでは無く、全部が鉢植えなのが驚きだ
何個の鉢があるのかは定かではないが、数個はあるだろうとの憶測だが、よくもこのように成長したものだ
実は旧家にいた頃、私もこのアケビに刺激されて庭に棚を作ってアケビを植えて、実の成ることを期待したのだが花は咲くが実を成らすまでには至らなかった
そこでこの民家の住人にアケビの実を付けるノウハウを聞きに行ったことがあった。 「そんな難しいことではありませんよ」 と教えてくれたが、とうとう実が成らずに諦めてしまった
山のアケビは自然受粉だが、街中では人口受粉により結実させるので、私はこの受粉作業を誤っていたようだ
この 「アケビの生垣」 は見事だ。かなりの数の実が成っているが、中にはもう熟れて殻を破って中味 (種?) が見えている実もある
さてこの 「アケビの管理人さん」 はこんなに多くのアケビの実をどうするのであろうか?