日暮らし通信


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日本を守らなければ

2015年09月18日 20時58分17秒 | ちょっと一言

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

ニラバナと蝶

空堀川沿いにて



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 「安全保障関連法案」 の審議で参議院が混乱している

昨日の参院特別委員会のテレビ中継を見ていたら 「いったい国会議員の役目って、なあ~に?」 と不思議になるほど小競り合いと言うか? 乱闘と言うか? まったく国民が選んだ代表の行為とは思えないほどの馬鹿騒ぎだ

おまけに野党の女性議員たちが院内でピンクの鉢巻きをして気勢を上げている姿には、もうこの人たちには国勢を任せられないとの疑問も持った

ところでこの法案、野党側は即 「戦争につながる、戦争法案だ」 と息巻いているが、本当にそうなのだろうか

太平洋戦争で徹底的に打ちのめされた日本人だから本心には必ず 「戦争は二度とご免だ」 との基本的な観念を胸に持っているはずだ

だが日本だけが 「私たちは平和主義者です。戦争はしません」 と 「一国平和主義」 を唱えても全ての国が 「そうですか。判りました」 と同調してくれるとは限らないことは歴史を検証すれば判ることでもある

かつて、外交で平和を維持できると外国の善意を期待して中立を宣言したベルギーは、二度の大戦でドイツに蹂躙されて侵略を許した苦い経験から、戦後、集団的自衛権行使に重きを置く自国防衛に転じた

日本も同様の経験をしたことを忘れている人が多いのではなかろうか?

70年前の8月、ソ連は 「日ソ不可侵条約」 を一方的に破棄して満州で多くの日本人が犠牲になった。日本が望んだ 「中立条約を守る善意」 がソ連には一かけらも無かった結果でもあった

この法案が国民に理解されないまま国会で審議されたことが、一層国会で混乱する原因であることは否めないことだ

しかし、今までに国会で審議された法案が全て国民に理解されたかどうかは疑問なのではなかろうか?

国会の前にはこの法案に反対する人たちが多数、集まっているが、この法案によって日本国の将来を憂いているのでは無く 「自分の孫や子を戦争に行かせない」 などの個人的な心配事に関心が高いのは、やはりこの法案の主旨が国民に徹底されていない証拠でもある

私はこの法案は基本的には日本の将来にとっても必要な安全保障を支えるためにも有効だと考えている

この法案に反対の諸氏に申す。絵に書いたような平和論は今の国際情勢では通用しない。日本だけが温く温くと平和を唱える時ではない

反対する人たちはアフリカで混乱している国々を一度訪れてみたらどうだろうか?

それは平和論ではなく、極めて高い抑止力を持つ国が平時の安定を構成している事実を知るべきでもある

尖閣諸島で勝手に埋め立てをする某国、もう末期状態なのにミサイルだけは発射する某国、その某国がもし日本に侵攻したら反対派の皆さんはどうしますか?

 「安全保障関連法案」 はまだ参院で彷徨(さまよ)っている。日本を守るための法律なのに、何故こんな混乱が必要なのだろうか?

 「国の防衛をどうするか?」 の問いには必ず二分した意見に別れる。それは自らの国を守ることは国民の義務であることを教え無かった戦後の教育に日本は翻弄されているのだろう。日本人の欠けている思想、それは 「愛国心」 にほかならない

今でも参院での混乱は続いているようだが、一刻も早い法案成立を望みたい