17日はお彼岸入りなので、今日は散歩が終ってからはお墓掃除をすることにした。お墓までは自転車で10分もかからないが 「ブルッ!!」 と震えながらの道中だった
午前中は北風が強く吹いて気温は6度くらいだが、気象予報士さんの話では 「体感温度は零度に近いでしょう」 と言っていたが、その通り今季最低のような寒さだった
この寒さだから防寒着を着てのお墓掃除は記憶にないことだった
まだ時間が早いのでお墓は閑散としていたが、私が着くと一人の女性がもうお墓掃除を終って帰る準備をしていた
ここに来るといつも 「いずれは私もここに来るのか?」 と、神妙な気持ちになってしまう。人間の来世は? 勿論、私は信じているが、実際には日本人で来世を信じる人はどのくらいの割合なのだろうか?
どのお墓にも亡くなった人たちの名前、戒名、享年などが記録されている墓碑があるが、昭和の頃には幼児の名前が多く刻まれている
今のように医学が発達していない頃の幼児は、成長する度に立ちはだかるいろいろな病を乗り越えなければならなかったが、それも叶わず多くの命が逝ってしまった
だが時代の流れであろうか、墓碑には平成で亡くなった幼児のことがあまり記録されていないのは、はやり医学の発達が大きく影響しているのだろう
その時代と比べると今は多くのことが満ち足りた環境の中で生活していることに気付くが、特に衣食については考えられないほど不自由だったことを私は忘れていない
午後からは風も止んだ。明日からは気温も上がる予報だが、もう春の暖かさの中で過ごしたいものだ
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