そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

らぁめん シフク 429@福岡 東比恵 「鶏白湯らぁめん」

2013-06-21 20:10:58 | ラーメン 東北地方
二日目の博多なのに
まるで十日目に感じるかのような
重さを引きずりつつの




十杯目の朝イチバン

ちなみに
レンタルしたチャリで
超激快適博多ライフ




空港近くの倉庫のエリアながら
駐車場なしというレアな立地で
豚骨王国の福岡にて
鶏だけの二本柱と聞いて




そろそろ
オールドウェーブも食べつくして

そろそろオレも
博多のニューウェーブに
手を出しても良いお年頃かな なんて




お店から出てきた店員さんと
チラッと目が合うと
「おい、お客さんもう待ってるよ」
なんて聞こえますが

「アレ、お客さんまだ待ってないんスか?」
ってのが正直な感想で




新進気鋭のニューウェーブを
土曜の朝に争奪戦
なんてのを期待していましたが




しかるにやっぱり
なかなかの好感接客
気持ちの良い一日が始まる予感


さて




まあ
飛び込む白の美しさに
ハッとしつつ




煮込んで出しまくった鶏白湯
ってよりは
結果出てきてますから鶏白湯
ぐらいの柔らかさ




舌に絡みつくような
過剰な脂鶏ではなく
半濃厚鶏白湯に
意図的に止めているあたり

そしてこの濃度に
丁度マッチする具合の
中細平打ち縮れ麺なあたり

独自性を出しながらも
調和の振り幅の中で
最大限にフレるべくの試行錯誤

あちこちに
苦労の跡が見られます




逆に言うと
欠けているのがワイルドさか

ラーメンを欲する
誰の心にも存在するであろう
ジャンクな求心力




もっと並々とさせるような小ぶりの切立に
溢れんばかりに張ること往年の博多豚骨風

中央に柔らかく香ばしい肉の小山に
カブせるようにネギの山
そして結局ちょっと溢れながら登場 なんて

博多の鶏白湯に求められるものって
豚骨とは別物の繊細さ
じゃなくて

豚骨と同等のワイルドさ
なんじゃないのかなー
なんてね


らぁめん シフクラーメン / 東比恵駅


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無銘@神田 「熟成練り醤油らーめん」

2013-06-21 10:27:26 | ラーメン 千代田区
地方に行くとき
長く続くお店をあえて選んで行くくせに
なんで東京でそれをしないかって




別の回路が働いているからだよ

人間って不思議なものだね

なんて思いながら




やっぱりもう一度
辺りを見渡してみると

やっぱり一層
新店を巡るのが億劫になっていたりして

どういうこと って

きっと
そういうことなんだろう




店名が
「  」 って

無を書いてみる的
BOφWYの
「φ」みたいなことかな




BOφWYなら
カッコよスギているのに

ラーメンだと
とたんにメンドくなるのは

どうしてなんだろう って

きっと
そういうことなんだろう




地方の「銘」なお店よろしく
君と好きな人が
百年続くかどうかというその前に




とりあえず
デッドラインの3年




名前を付けるかどうか
の思惑が走りまくる
それまでの攻防戦ってことなんだろうけど




ベースのスープが
真っ直ぐに高潔な白湯であるだけに




昨今のオーバーユーザーの甘えに
あえて応えスギている
味変のスギる一杯ってのが

一周だか
1.5周してきてか
「媚び」に映ってしまうという
このパラドクスとはなんぞねと




自分は
3×3のルービックキューブを
数学的ハマりの良さで愛しているんだけれど

それが
時を超えて
病んでいくというか

解けるんだけれど
かなりメンドくせえ
だけの5×5みたいな方向に
人は進んでいくしかないのかな
なんて




立方体ではない
これまでにない
高潔な2×2みたいのを
実は求めておられるんだろうな

なんてのが
真摯で実直な構えの店主さんから
垣間見れるだけに


「  」にあえて
入れさせてもらうなら




「媚びない」
「詰め込まない」
「強要しない」

そんなラーメンにこそ
「銘」が付いて
百年続くと思うのだけれど


無銘ラーメン / 岩本町駅神田駅秋葉原駅



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