そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

香妃園@六本木 「鶏煮込みそば」

2014-01-24 11:06:49 | ラーメン 港区
たまの散財だから許される

なんてそもそも
誰が許したというのでしょう




ハイ
オレが許したのでした

まあ
なんてことはありません

二杯分の金を払って
一杯の土鍋ラーメンを
食べるだけのことです

たいしたことじゃ




ある (゜д゜lll) じゃまいか!!

某気鋭のラーメン屋が
950万円のデフォラーメンを
価格見直しとやらで
1000万円に跳ね上げた話なんかが
むしろ可愛らしくも映る




1365万円の土鍋仕立て




元祖鶏白湯ラーメンのような
元祖鶏白湯にゅうめんに




210万円の半ライスを添えるという
とんでもなくエグゼクティブなランチタイム

ああ
となりのゲイカップルが
一人興奮しているオレを
二人して見つめています

このお店のお一人様が
そんなに珍しいのでしょうか

でなかったら
もしかすると
お眼鏡に叶っている可能性もなきにしもあらずで
恐ろしくて向こうを向けませんが




まあ
このゲイカップルももれなく
二人連れはこの土鍋を
「二人前で!!」なんて

向こうの
二人連れは
あろうことか
「三人前で!!」
なんて信じられないオーダーぶり

一般のラーメン屋では
ただの「大盛り100円増し」であるところの
スープの量がほとんど変わらず
にゅうめんが倍増
にゅうめんが三倍増するだけで

2730円
4095円と
恐怖の吊り上りぶりを見せる
コチラのお店




ああ
なんて愚かな空間が
展開されていることでしょう

ココで改めて
声を大にしておくべきは
ただ一つ

ここの鶏煮込みそばは
間違いなくお一人様で食うべき一杯
なのでした

何人前というオーダーの仕方は
完全に店の策にハマりにいくという
愚の骨頂であるのでした




さて
デフォスープに
デフォにゅうめんと
鶏白湯の元祖を
とりあえず一杯愛でたあとは

あ・え・て・の




ライス汁

コレが正解であります




お店自慢の豆板醤を
ちょいと溶きまして
ライス1/4を2回ほど

じっくり時間をかけて
堪能するのが正解なのであります

すると
なんということでしょう

さきほどまでは
ほんの5口で消えてなくなりそうな
儚いにゅうめんが




驚くべき膨張を見せているじゃないですか

土鍋のスープが
にゅうめんにトランスされて
食うほどに増えていくやーつ

と同時に
麺にも味が入っていき
スープとにゅうめんの境界が不明瞭に

鶏煮込みそばは飲み物です!!

本来の姿が今そこに

そして
何杯も
何杯も

繰り返し
繰り返しの
お一人様




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

土鍋一杯を
お一人様で大マンキツ

スープを残すなんてありえません
香妃園の一滴は血の一滴
土鍋の底まで舐め尽す勢いにて

初めてオレの1365万円が

もとい
半ライス210万円を添えて

初めてオレの1575万円が
無事解夏を迎えることになるのです


その昔は
こうやってお一人様をキメたあとは
またしばらくはイイかな
なんて思ったものだけど

コレ書いていたら
また食いたくなってきました

こういう元祖を
あえて欲するオッサンに成長したか
こねくりまわしスギの
最近の鶏白湯にアテられ気味になっているのか

そのどちらかもしれない
ということで


香妃園中華料理 / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅


Comments (2)
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