満大＠新大久保 「ちくわ天そば＋生卵」

なんというかな

そのために存在しない曲がり角
というかな

それどころじゃない曲がり角
というかな

鼻腔を別方向に向けて
全開にして臨む曲がり角
というかな

つまるところ
ラヲタにとっては

この角を曲がった先に
強烈な煮干臭を感じる感じないかで
その先の一日の在り方が変わってくる

そんな




灯台超激モトクラシー

見えているのに
見えてないお店でした

でもきっと
その先の煮干を気にしなくてもイイ
早朝ならきっとダイジョブな
そんな曲がり角なのでした


ほう
一歩店内に足を踏み入れると
オクターブをクッと下げるように
時間の流れが
ユルリと減速するのを感じます

予習を積みつつも
ビミョーにフルえ気味に

ちくわ天そばに玉子で！！

なんて
まるでトーシロのオレを
さもプチ常連っぽく
気のイイBBAが
気さくに話しかけてくれつつの




ちく玉そば




ほう
期待半ばで臨んでいただけに
風味の良い田舎の風情が
ミョーに小気味良く

このファーストインプレは
捉えて離さないものがあったりして




うーん
興味がないということは
ときとして「罪」かもしんまいという

先日までのオレを
憂う一瞬ですが


激務の前であり
昨日の酒の後であるオレに




今日もキバってくるのよ！！

パシン！！と
背中を叩かれたような

久しぶりに味わう
好いたらしい空気




ただの曲がり角では
なくなった朝ということで

さんかく＠目白 「中華そば」

「目白」

ラ的に言えば
毛が生えていない街
だと思っていましたけど




毛を結んでいるラーメン屋
だったわけです

とりあえず
かつて今まで

スタートを切りつつある店側が
入口の
コレからの
のっけから




ズイブンと
上から来るときに
ロクなことがあったためしがなく




それが
上から来ているのか

実は言葉ベタだったりして
横から来ていたりするのか




見誤ったことが
そうそうあるわけではなく




クンクンクーン！！　と

いつにも増して
超激ドギーなノーズで
嗅ぎ殺すまでもなく




そういうお昼で
間違いないでしょうか




ハイ
おそらく
そういう意味では

ほぼ間違いない

ということになるのでしょう


さて
どんなお店かと聞かれたら

ジャズがかかっていて
後ろ髪を束ねているお店です
と答えます

いや
そうじゃなくて
もっと詳しいインフォが欲しい
と問われたら

子供が入れなくて
提供が異常に遅いお店です
と答えます

いやいや
そうじゃなくて
味のインフォが欲しいんですよ
と問われたら

ええ
そこまで問われるのでしたら




とにかく
しょうがないぐらいに
「ショウガ」だけが前面に




ゴムライクに
絡みの悪く
選択理由の不明なこの太麺が
むしろ適切であると思わせるほどに

ショウガだらけが
しょうがないな
と答えます




薫香のしない薫玉を
人生初めて食べたお店かもしんまい
と付け加えながら


うん
賭けにならないほどに
絶対的な確信を持って




美味いラーメンを作るのが好きというより
スタイリッシュなラーメンを作っているキブンの
自分が大好きなお店なんだろうな

とだけは
オレの胸に
そっとしまいながら


あれ
気付かないうちに
戦闘服に身を包んでいたりしますが




何をどう登録商標したのか
非常に興味があるけれど

聞き出すパワーを
どうやっても捻出できないお店です
とも付け加えながら


ああ
素晴らしき哉
この温度差たるや

不安を超えて
エンターテインメント枠

とりあえず
コチラの嗅覚
世間に試されるであろうお店です

ってことにも
なるのでしょう

さんかく （ラーメン / 目白駅、学習院下駅、鬼子母神前駅）