「ラブリーボーン」は、救いようのない話だった。
エンドロールも見ずに、出て行く人が多かったのも、
何だか、わかる気がする。
後味が悪くて、いたたまれないのだ。
CGの綺麗なシーンや家族愛など、問題じゃない。
この映画は、裁判所で使うべきだ。
卑劣な死体遺棄。
被害者の無念。
殺人は、決して許される事ではない。
まして、遺体がみつからないなんて最悪だ。
私がスージーなら、
いつまでも犯人を恨んで、成仏できないよ。
犯人の結末が、あれだとしても、
素直に、天国になんて行けるか!
大きな穴に、ゴミを不法投棄しているシーンは、
見ていて気分悪かったが、後に意味は分かる。
主演のシアーシャは、広末涼子的な透明感で、
可憐な少女を、演じてたと思う。
でも何で、母親の編んだニット帽、嫌がるの?
可愛いと思うけど…。
「名前が魚」って、いちいち言うのが、
ちょっと面白かった。
派手な祖母が、サーモン家の家事を手伝う、
コミカルな演出は、いらなかったかな。
どっちにしろ、笑えない話だから、
かえって、不自然な気がした。
リンジーは、犯人のノートみつけたら、早く言えよ~。
両親の再会に、浸ってる場合じゃないだろっ!(笑)
霊感の強いルースが、最後にスージーを見た時、
なぜか私の脚が、ガクガクと震え出した。
霊感など無いのに、スージーの気持ちを感じちゃったのかも。
不思議な感覚だったけど、恐っ!
でも、あれでルースが止めてたら、本当に映画的だけど、
霊媒師や、超能力者みたいな事をせず、
スージーの精神だけを投影させたのが、良かったのかもね。
いきなり死んだりしたら、好きな人に未練残るよね~。
殺されたくない~!
知らない人にも、知ってる人でも、
怪しい場所には、ついて行くなよ~。
全てにおいて、観る者の期待とか予想から、
ハズしてある映画だった。
CMのイメージとは違ってた。
孤独な気持ちが、よけい寂しくなった。
ついてない一日
せめて腹でも満たそうと、「O戸屋」に入った。
期間限定の、『鶏の竜田揚げ 和風マリネ定食』を食べ終わり、
何か、喉にひっかかると思っていたら、
パリパリに揚がった固い衣の破片が、ささったらしく、
巨大な血袋が、いきなり破裂した。
なかなか血が止まらず、店内から救急車を呼んだ。
大袈裟なのは承知だが、
貧血になるかもと、恐怖感を感じたから。
隠しながら、吐き出していたが、周りに客もいるし、
店員も気が利かないので、自分で指示した。
結局、搬送には至らなかったが、恐かった~。
マリネというほど、漬け込んでいないし、
揚げた鶏肉が、とがってるし、
何だか切り身が大きいなぁと、思ってたんだよね。
いつも通りに咀嚼したんだけど、
恐いから、もっと噛まなきゃ。
「O戸屋」は美味しいと思うし、
『鶏と野菜の黒酢あん定食』は、
味も濃くて、気に入ってるんだけど、
『鶏の竜田揚げ~』は、ちょっと油っぽくて固いな。
食べる人は注意。
ラブリーボーンになるかと思ったよ。(笑)
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