何で、この映画見て、こんなに泣いてんだろ、私。
仕事で帰るのが早くなって、午後に見るものが無いから、
録画しといた「ハンサム・スーツ」。
別に、作品として感動したわけじゃないのに、
ただ、「不細工」の気持ちが分かるだけで、泣けた。
「塚地」が、「谷原」を着てるのは分かるけど、
「北川」が、「大島」を着てるとは思わなかった。
同一人物だとは思ってたけど、
「大島」が、「北川」を着てるのかと思ってた。
疑問
でも、最後に感じたのは、「塚地」は本当に、
「谷原」として生きるのが、幸せかどうか。
私も、自分の容姿に不満はあるが、
もし、「どんな美しい女にでもなれる。」と言われても、
なりたい容姿が、あるかどうか。
たまに変わるなら、ただの変身願望で済むかもしれないが、
完全に別人になって、良い思いをしたとしても、複雑な気分。
別な嫌な事も、起こるんじゃないか。
それに、モデルの「佐田」は綺麗だけれど、
ずっと一緒にいたいと、思うかどうか。
驚き
自分でも驚いたのは、「大島」が、“ブ・スーツ”だったと知って、
『こころ屋』に、「大島」が、いなくなってしまう違和感。
「塚地」は、「大島」の容姿にホッとして、好きになったんじゃないか、
「北川」でいいのかって、かえって思ってしまったんだよね。
つまり、この作品を見ている、わずかな時間にさえ、
「不細工」に慣れ、
愛着まで感じてしまっている事に、気づいたってわけ。
それにしても、女優「北川景子」は、
ドラマ「筆談ホステス」での、不細工な泣き顔といい、
なかなか真摯な演技で、美貌だけでも無さそうだね。
それでも私は、「あの人」の見た目が好き!
要するに、良いか悪いかって言うより、
好みかどうか、だと思うのよね。
綺麗なだけでも、飽きるしね。
でも、「塚地」のセリフであった、
「不細工だと、そこで終わり。
中身を知ろうとも、してくれない。」みたいな。
そうなんだよ。
ある程度のラインは超えないと、
やっぱり、ダメなんだよ。(笑)
鈴木おさむは、そこんとこ色々感じてて、
書いてるんだろうけどね。
ちなみに、私が幼少の頃は、
「ハンサム」と言えば、
アラン・ドロン (笑)
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