「ふたご」を読んだ。
これって、ほぼ自叙伝?
名前を変えただけの事実?
だとしたら、
なかじんは「神」で、フカセはひど過ぎる。(笑)
直木賞候補だったのに、残念だったが、
バンド始めた後半は面白くて、どんどん読めた。
初めてのライブで、
月島が、後ろ向きで歌ったって、ウケる。
(彩織らしき)なっちゃんが、
「明るく歌わなくてもいいけど、前は向いた方がいいよ。」って、
気を遣いながら、真顔で言ってるのが、目に浮かぶ。(笑)
「何で?」って、怒ったように聞き返す月島、面倒くさい。
「どこからが病気で、どこからが性格なのか、分からない。」
っていうのは、よく分かる。
でも、「神様の贈り物」みたいな声で歌う、月島の全てを、
許してしまう彼女は、やはり芸術家なのだろうね。
彩織さんて、もっとクールな人かと思っていたが、
そうでもないみたい。
クラッシックがベースにあって、はりつめた感性豊かな音。
彼女のピアノ、好きだな。
特に、「幻の命」の、“星のきらめき”の音は、すごい。
あ、これって、彩織の作曲じゃん!! (今、気づいた。)
ちなみに、セカオワの歌では、
「Hey Ho」が、一番好きなんだが。
何でかって?
「この嵐の中、船を出す勇気なんて僕にあるのかい。」って、
あえて、自分に向かって言う事で、聴いてる方は、
「おまえは、見て見ぬ振りをするのかい。」って、
言われてる気がするでしょ。
「誰かを助けることは義務じゃない…、
笑顔を見れる権利なんだ。自分のためなんだ。」
そう、あらゆる事は、自己満足だからね。
あ~、ラストアイドル二期生、篠原さん、落ちちゃった…。
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