平成２５年３月１９日
本議会に急遽提出された「議案会第4号」－議員報酬等を２％削減する条例改定議案が賛成多数により可決されました。
津山誠心会議（津本辰己、田口慎一郎、中島完一、安東伸昭）は、しっかり議論した上で削減額を決定すべきとの考えから、否決で議会に臨みました。
会派を代表して中島議員が行った、「津山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改定する条例」に関する反対討論の内容は以下の通りです。
今回の削減案２％では、議員一人あたり月額９３００円、年間１５万円の削減額であります。
現在の議員定数２８人の削減総額は年間４２０万円となりますが、政務活動費や出張旅費などの削減にはつながらず、２８人全員併せた削減総額４２０万円は、議員一人あたりの必要経費の半分にも満たない金額であります。
津山市の財政状況を鑑みれば、この程度の削減額では、到底市民理解を得られるとは考えにくく、議員経費全体の削減を考えるならば、議員定数の削減こそが議会改革の根底をなすものではないでしょうか。
今回の議会改革調査特別委員会においても、議員定数の削減という大きなテーマは未だ本格的な議論がなされておらず、今回の議案提出による、議員報酬の２％削減のみでは、津山市職員の「４年間で給与2％削減」案に、安易に追随するだけであり、議会改革につながる議論となっておらず、容認できるものではありません。
よって、我が津山誠心会議としては、議員定数の削減の議論のない議案会第４号に反対し、今後さらに、市民理解の得られる議論がなされることを、強く念願するものであります。
以上、議案会第４号に対する反対討論とします。
本件に関するご意見がありましたら、是非お聞かせください。
