安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

福島県大玉村役場を訪問する。

2019年07月07日 | 議会報告
令和元年7月7日

7月5日
大玉村役場を訪問する。
 役場で押山村長、遠藤議長に面談、総務部政策推進課舘下課長さん、鈴木課長補佐、稲葉主査さんから、大玉村の取組を聴取する。

元官僚の稲葉さんの経験は、村行政での企画面で、大きな力になっているとの印象を受ける
・人口減少が進む中、大玉村の人口は増加している。
 未来を見据えた行政運営が行われている。
 郡山市、二本松市に近接しているため、ベッドタウンとしての村である。







 稲葉洋貴・福島県大玉村政策推進課主査

 人口約9000人ながら、40年にわたり人口が増加している福島県大玉村。



充実した福祉政策がその背景にある。
総務省出身の稲葉洋貴・政策推進課主査(いなば・ひろたか=34)は、第1子誕生を機にここに移住した。
「地方創生の波に乗りたい」と一念発起し、公共交通や定住促進といった地域課題に取り組みながら、仕事と家庭とを両立させつつ充実した日々を過ごしている。

 総務省では自治財政局などに所属し、水道事業の民営化や海外展開に携わった。
福島県との関わりは、2009年から11年3月まで県の市町村財政課に出向したことがきっかけ。
在任中は豊かな自然、穏やかな県民性に魅力を感じたという。
しかし、東日本大震災の直後に異動となり、「後ろ髪引かれる思い」で総務省に戻った。

 福島県で出会った女性と13年に結婚し、2年後に第1子が誕生。
当時は埼玉県内で暮らしていたが、国会対応に追われ、終電後まで残業することもあった。
「息子は待機児童になってしまい、妻は働きたくても働けなかった」。こうしたこともあって、17年4月、医療費の無料化など子育て支援が手厚い大玉村に家族で移住し、村職員として働き始めた。

 この2年、村職員として稲葉主査が力を注いできた施策の一つがデマンドタクシーの整備だ。
病院や郵便局、村外の最寄り駅などを結ぶ予約制の公共交通で、高齢者らの外出を支援するため、昨年度、本格導入した。
試験期間中には、地域住民が集まるサロンで約20回説明会を開き、直接要望を聞いた。
「小さい組織なので、すぐに(施策を)修正できた。仕事の結果が目に見えるので、やりがいを感じる」と手応えを語る。

 私生活にも大きな変化があった。
自宅は役場まで徒歩5分で、長時間の残業はない。



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