平成25年5月15日 13:00~
ヘルマンハープ・チャリティーコンサートin西宮
日本ヘルマンハープ協会10周年記念のチャリティーコンサートが兵庫県立芸術文化センターで開催された。
高槻市内で練習を重ねている、アルペジオジャパンの皆さんの演奏を聴いて、ドイツのアンサンブル・アルペジオの皆さんの演奏を是非聴きたいと思い、会場に伺う。
簡単そうな楽器と思っていましたが、大間違い!アンサンブルとなると大変な練習が必要とかんじました。
澄みきった音色は、心を癒されます。
ヘルマンハープ開発者のヘルマン・フェー氏が来日されてと聞いていましたが、体調をくずされ、今回の来日はされませんでした。ご子息のアンドレアスさんは、アンサンブル・アルペジオの一員として演奏されました。
10月にアルペジオジャパン(障害者で構成されたヘルマンハープ奏者グループ)を津山にお迎えしようと計画しており、その事前打ち合わせもかねて、伺いました。
演奏日程が決まり次第お知らせいたします。
ヘルマンハープとは(日本ヘルマンハープ協会のページから引用)
1977年からフェー氏はダウン症の息子アンドレアスがメロディーを演奏することのできる楽器の構想を練り始める。1987年に子供のころに見たアコードツィターという古楽器に出会い試験的に購入するが、添付の奏法譜を用いても演奏は不可能であったため、アンドレアスさんに都度試奏をさせながら、演奏方法と奏法譜に改良を重ねる。結果、アコードツィターでの“アンドレアス方式の演奏方法”、および“オリジナルの奏法譜”を確立させる。
人前での演奏活動が始まり、周囲の注目を集めるが、既存の楽器に無理にはめ込んだ演奏形式には限界があり、”アンドレアス方式の演奏システム“に適合する弦楽器の開発に自ら着手。現在のヘルマンハープの原型が完成する。1990年にアンドレアスが作業所への通所を開始し、初のダウン症者のヘルマンハープ演奏グループ、アンサンブル・アルペジオが結成される。2004年のモーツァルト音楽祭には”バリアフリー“をテーマに出演。障がい者のグループが有名音楽祭で成功をおさめる。
会場は撮影禁止でしたので、過去の演奏会の様子を日本ヘルマンハープ協会のホームページから引用させていただきました。