安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

ドローン×AIで狩猟効率化

2023年01月15日 | 農業

令和5年1月15日

ドローン×AIで狩猟効率化

 生息域を特定、設置場所にわな運搬 千葉・企業など実証

ドローンの運航や飛行訓練支援を手がける千葉市のダイヤサービスなど5者は、ドローンと人工知能(AI)を組み合わせた獣害対策に乗り出す。

ドローンでイノシシなどの野生獣を見つけ、別の運搬用のドローンで近くまでわなを搬送。

狩猟者の負担を減らす。

   

   千葉県木更津市の事例

   ドローン×AIで狩猟効率化 生息域を特定、設置場所にわな運搬 千葉・企業など実証 / 日本農業新聞 (agrinews.co.jp)


 千葉県や協力企業の担当者を集め、昨年末に実証実験を行った。

まずは赤外線カメラを付けたドローンが上空を巡回。

撮影した画像は、ロボット開発会社のロックガレッジ(茨城県古河市)がAIで分析し、イノシシや鹿の発生区域を地図上にまとめる。

これを基にわなの設置場所を決め、SkyDrive(愛知県豊田市)が運搬用ドローンでくくりわなと遠隔通報装置を運ぶ。

 運搬用ドローンの積載量は最大30キロ。狩猟者は重いわなを持って山道を歩かなくて済み、捕獲作業の負担を軽減できる。

地元の猟友会も協力する。

 ダイヤサービスは、2024年度に仕組み確立を目指す。

今後はAI検知の精度を高め、捕獲した獣のドローン輸送も検討する。

将来的にはわなにかかった獣をAIで判別し、狩猟者に情報を送る仕組みを構想する。

 県の先進的デジタル技術活用実証プロジェクト補助金を使う。

同社の戸出智祐代表は「パッケージ化し、県外にも千葉モデルとして普及させたい」と意気込む。

県は「高齢化が進む狩猟者の人手不足解消につなげてほしい」(産業振興課)と期待する。

 

 

 

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