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以前にもブログで書いたことがある「タバタ」・・・
結構、気にはなっている運動なのですが・・・
海外ではかなりの人気を博しているようですね。
ただ、私にはハードすぎるようで、年齢的にも無理なようです・・・
実際、発案者の田畑教授自身も注意を促しています。
ということで、
私は現在のやり方を継続して行きまぁ~すヾ(@⌒ー⌒@)ノ
しかし、年齢的にも若く且つ体力に自信のある方は実践すべきやと思いますよ。
今朝は、再び「タバタ」に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、5月29日読売新聞朝刊より抜粋~
心肺強化 海外で人気
有+無酸素「タバタトレーニング」
負荷の高い20秒の運動と、10秒の休憩を6~7回繰り返す「タバタトレーニング」が、海外で人気だ。わずか3分ほどの運動で心肺機能を強化できるとして、英国ではDVDが発売され、動画サイトでも
投稿が相次ぐ。映画でスーパーマン役を演じた俳優ヘンリー・カビルも実践するという。「タバタ」を世に送り出した立命館大スポーツ健康科学部長の田畑泉教授=写真=に、その効果を聞いた。
有酸素系は、ジョギングやウォーキングなどの比較的低い負荷の運動をする際に、酸素を使て主に脂肪をエネルギーに変える。一方、無酸素系は100㍍走などの比較的高い負荷の運動をする際、酸素を使わず、主にグリコーゲン(糖質)をエネルギーにする。「脂肪燃焼には、有酸素運動(エアロビクス)が向く」とされるのはこのためだ。
「タバタ」の誕生は、田畑教授が1980年代、当時のスピードスケート日本代表が取り入れていたトレーニングの科学的効果を調べたのがきっかけだ。
自転車型の器具で最大心拍数(220-年齢=1分当たり)の90%に達するほどの高い負荷でペダル踏み運動を20秒行い10秒休む。これを6~7回繰り返す。終了後選手たちは疲労困ぱいで動けないほどだった。
一見すると、このトレーニングは無酸素運動。しかし、有酸素運動の負荷の目安である「酸素摂取量」も海を追うごとに上昇し、6~7回目には最大値に達していた。6週間後のデータを分析すると、無酸素系で30%、有酸素系で10%の機能改善が見られた。
田畑教授は1996~97年、米国のスポーツ医学誌にこの研究成果を論文発表。近年になって、有酸素系、無酸素系の両方を短時間で鍛える究極のトレーニング法と注目されるようになり、五輪選手も練習に取り入れた。
田畑教授は、「タバタ」が血糖値に与える効果についてもラットの実験で調べてみた。
血糖値を下げる働きを持つたんぱく質「GLUT4」は、有酸素運動で最も増えるとされてきた。そこで、一方のグループには体重の16%の重りをつけて「20秒泳ぐ、10秒休む」を繰り返す「タバタ」をさせた。もう一方のグループには体重の2%の重りを付けて6時間続けて泳ぐ有酸素運動をさせた。結果、GLUT4の濃度は、ほぼ同じだったという。
GLUT4の増量を促す「PGC1α」というたんぱく質は、運動を終えたあと24時間以上、高い状態を保っていることもわかった。このため、田畑教授は「糖尿病予防という目的で、タバタをするなら週2~3回でいい」という。
激しい運動のため十分な準備運動が欠かせず、体の弱い人は注意が必要だ。田畑教授は「50歳以上の男性、60歳以上の女性、高血圧の人は、医師と相談してから実践してほしい」と話す。