LDLとHDLの比率…って?
動脈硬化の進行度の目安
動脈硬化を気にしない日常を…!
なぜ、新しい指標としてLH比が注目されたのかといいますと、近年の研究調査で、LDLコレステロールが140未満の人でも心筋梗塞になるケースや HDLコレステロールが高い人でもまれに動脈硬化を起こすなどの症例があって、これまで推奨されてきた基準値内でも動脈硬化になる可能性があり、新たな診断基準が必要になってきたということらしいですね。
動脈硬化の進行状況が家庭用血圧計で簡単にわかる方法は、2019年12月29日のブログ『家庭用血圧計で動脈硬化の進行状況がわかる!?』でも紹介しました。
健康診断や病院での検査結果で値が高いなどと気になってしまうのがコレステロール値ではありませんか!?
LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率『LH比』と呼ばれる新しい指標がいわれているのですが、これは単純な計算で…
LDL÷HDL=LH比ということなんです。
- 2.0以下が基準値
- 2.0以上は動脈硬化のリスク高くなる。
- 2.5以上は心筋梗塞などのリスクが急増します。
日常の生活では、血液検査を頻繁に行うことが出来ませんので、先程お話した家庭用血圧計で計測し、動脈硬化の進行度を自分なりに判断しておくことは大切やと思います。
因みに、目標としては・・・
- 比が高い人は2.0以下を目標
- 糖尿病や高血圧など動脈硬化の危険因子がある人は1.5以下を目標
- 2.5以上になると投薬治療が必要
ただし、専門家によっては、従来の基準を重視されている方もいらっしゃいますことをお伝えして置きます。私のかかりつけの医師はLH比を重視されておりますことを付け加えさせて頂きます。
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