科学者数十人の国際研究チーム
デルタ株蔓延の原因は…
- 免疫抗体に対する抵抗力が強い !!
- 感染して自己複製能力が高い !!
ワクチン接種者が感染すれば、以前の亜種
より高い確率で周囲に感染を拡げてる!?
数十人の科学者からなる国際的な研究チームが、デルタ株は、これまでの新型コロナウイルスに比べ、免疫抗体に対する抵抗力が強いうえ細胞に感染して自己複製する能力も高いとの研究結果を発表したようです。
- 【デルタ株が過去の感染やワクチン接種で生成された免疫抗体をどれほど効果的に回避するのか】
- (実験室内の研究) 新型コロナ感染から回復した人の免疫抗体に対するデルタ株の感受性はオリジナル株に比べて6倍低く、ワクチンで得た抗体では8倍も感受性が低いことがわかった。
- 【デルタ株がどのように宿主となる細胞に感染し、自己複製するのか】
- (ヒトの気道の細胞モデルを作成) デルタ株は他の種類の株に比べてスパイクタンパク質(画像でいう棘の部分)が多くあり、細胞内への侵入能力が高く、いったん宿主細胞に侵入したデルタ株は、以前の株よりも短時間で複製される。
これを踏まえて、ケンブリッジ大学の上席研究員であるRavi Gupta氏は次のように語られてます。
現在のワクチンでもすでに重症化、入院、死亡を防ぐのに非常に有効であることがわかっていますが、研究ではワクチン接種者がデルタ株に感染した際に以前の亜種よりもより高い確率で周囲に感染を拡げてしまっていることもわかった。さらに、デルタ株に特化したワクチン開発の検討をする必要性がありそうだと・・・
こんな研究結果がでてくると、私達は何時まで立っても、感染症対策から開放されることはないのかな・・・
不気味なミュー株なんてものもでてきているし・・・
世界の研究者の方達に望みを託す以外ないんでしょうか・・・
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