ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

Excel関数・・・PMT関数(ボーナス月のローンの返済金額を求める)

2011-04-09 | 日々のパソコン
今日も昨日のPMT関数でボーナスがある方の場合の計算方法を紹介しますね・・・

  • =PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日)
    ※ 定期的に発生するローンの支払額を算出する関数です。
    • 利率・・・金利や利率
    • 期間・・・支払期間(回数)
    • 現在価値・・・借入金
    • 将来価値・・・支払い終了後の残高 ※省略可能で省略すれば0とみなされます。
    • 支払期日・・・支払い日が
      • 期末の場合・・・0または省略
      • 期首の場合・・・1
        ※省略可能で省略すれば0すなわち期末とみなされます。


昨日は、ボーナス無しの場合の元利均等払いの計算をしましたが・・・

今日はボーナス払いがある場合の計算の仕方を紹介します。
  • 毎月の返済額の計算・・・
    • セルB19の年利1.8%を月利息に直します B19÷100÷12・・・
          =PMT(B19/100/12,期間,現在価値,将来価値,支払期日)
    • セルB20の返済年数を月数に直します B20×12ヶ月・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*12,現在価値,将来価値,支払期日)
    • 現在価値である借入金はセルB21の総借入金額からセルB22のボーナス時の金額を引きます・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*12,B21-B22,将来価値,支払期日)
    • 将来価値は全額返済ですから“ 0 ”と成り省略しても良いのですが、一応“ 0 ”を入れました・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*12,B21-B22,0,支払期日)
    • 支払期日はここでは月末にしますので“ 0 ”か省略ですが、一応“ 0 ”を記入しておきました・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*12,B21-B22,0,0)
    • マイナス表示が厭な場合には・・・=-PMT( )の様に関数の前にマイナスを入れて下さい。

  • ボーナス時の返済額の計算・・・
    • セルB19の年利1.8%を月利息に直します B19÷100÷12・・・
          =PMT(B19/100/12,期間,現在価値,将来価値,支払期日)
    • 期間はセルB20の10年でボーナスは年2回なので B20×2・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*2,現在価値,将来価値,支払期日)
    • 現在価値はセルB22のボーナス時の返済金額に成ります・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*2,B22,将来価値,支払期日)
    • 将来価値は全額支払いですから“ 0 ”か省略ですが、一応“ 0 ”を記入して置きました・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*2,B22,0,支払期日)
    • 支払期日はここでは月末しますので“ 0 ”か省略ですが、一応“ 0 ”を入れました・・・
          =PMT(B19/100/12,B20*2,B22,0,0)
    • マイナス表示が厭な場合には・・・=-PMT( )の様に関数の前にマイナスを入れて下さい。

  • 総返済額の計算・・・
    • セルE19で計算した毎月の返済額×セルB20の返済年数×12ヶ月・・・E19*B20*12
    • セルE20で計算したボーナス時の返済額×セルB20の返済年数×年2回・・・E20*B20*2
    • この二つを足した金額が総返済額と成ります・・・=E19*B20*12+E20*B20*2


    今日の小技は如何でしたか?

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