今日も昨日のPMT関数でボーナスがある方の場合の計算方法を紹介しますね・・・
昨日は、ボーナス無しの場合の元利均等払いの計算をしましたが・・・
今日はボーナス払いがある場合の計算の仕方を紹介します。
- =PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日)
※ 定期的に発生するローンの支払額を算出する関数です。
- 利率・・・金利や利率
- 期間・・・支払期間(回数)
- 現在価値・・・借入金
- 将来価値・・・支払い終了後の残高 ※省略可能で省略すれば0とみなされます。
- 支払期日・・・支払い日が
- 期末の場合・・・0または省略
- 期首の場合・・・1
※省略可能で省略すれば0すなわち期末とみなされます。
昨日は、ボーナス無しの場合の元利均等払いの計算をしましたが・・・
今日はボーナス払いがある場合の計算の仕方を紹介します。
- 毎月の返済額の計算・・・
- セルB19の年利1.8%を月利息に直します B19÷100÷12・・・
=PMT(B19/100/12,期間,現在価値,将来価値,支払期日) - セルB20の返済年数を月数に直します B20×12ヶ月・・・
=PMT(B19/100/12,B20*12,現在価値,将来価値,支払期日) - 現在価値である借入金はセルB21の総借入金額からセルB22のボーナス時の金額を引きます・・・
=PMT(B19/100/12,B20*12,B21-B22,将来価値,支払期日) - 将来価値は全額返済ですから“ 0 ”と成り省略しても良いのですが、一応“ 0 ”を入れました・・・
=PMT(B19/100/12,B20*12,B21-B22,0,支払期日) - 支払期日はここでは月末にしますので“ 0 ”か省略ですが、一応“ 0 ”を記入しておきました・・・
=PMT(B19/100/12,B20*12,B21-B22,0,0) - マイナス表示が厭な場合には・・・=-PMT( )の様に関数の前にマイナスを入れて下さい。
- セルB19の年利1.8%を月利息に直します B19÷100÷12・・・
- ボーナス時の返済額の計算・・・
- セルB19の年利1.8%を月利息に直します B19÷100÷12・・・
=PMT(B19/100/12,期間,現在価値,将来価値,支払期日) - 期間はセルB20の10年でボーナスは年2回なので B20×2・・・
=PMT(B19/100/12,B20*2,現在価値,将来価値,支払期日) - 現在価値はセルB22のボーナス時の返済金額に成ります・・・
=PMT(B19/100/12,B20*2,B22,将来価値,支払期日) - 将来価値は全額支払いですから“ 0 ”か省略ですが、一応“ 0 ”を記入して置きました・・・
=PMT(B19/100/12,B20*2,B22,0,支払期日) - 支払期日はここでは月末しますので“ 0 ”か省略ですが、一応“ 0 ”を入れました・・・
=PMT(B19/100/12,B20*2,B22,0,0) - マイナス表示が厭な場合には・・・=-PMT( )の様に関数の前にマイナスを入れて下さい。
- セルB19の年利1.8%を月利息に直します B19÷100÷12・・・
- 総返済額の計算・・・
- セルE19で計算した毎月の返済額×セルB20の返済年数×12ヶ月・・・E19*B20*12
- セルE20で計算したボーナス時の返済額×セルB20の返済年数×年2回・・・E20*B20*2
- この二つを足した金額が総返済額と成ります・・・=E19*B20*12+E20*B20*2
今日の小技は如何でしたか?
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