ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

ハート見つけた !

2013-02-14 18:55:11 | 自然
こんばんは(*^_^*)

少しずつ春は近づいていますが、
まだ雪の予報が出たりします。

昨日の雪も大したことはなくて
すぐに消えましたが・・。

 
朝はこんな感じでした。
道路はもうないですけれど、
畑には残っているのです。


斑雪ですね。


ホウレンソウと葱がのぞいています。

どこでハートを見つけたかというと・・


国会の裏です。


銀杏の枝打ちが行われたばかりの切り口。


ほらほら。
ハートでしょ? にゃ❤


交差点を渡って。

 
この間、桜のひこばえを伐っていました。
伐ったばかりのところは明るい木肌の色です。


白梅の蕾はまだ固かったです。


この日のお昼は野菜天ざるそば。

思ったより成果が上がらず、
とぼとぼと帰ります・・。

帰りは京王線、人身事故のための遅延で
3時間半かかり、ぐったり・・。

エル・グレコ展@東京都美術館

2013-02-14 18:55:00 | 美術
「猫・花・短歌・美術な日々」のブログで
最近、美術の記事が
少ないじゃないかっっと
思われている方、
お待たせいたしました。


上野の東京都美術館「エル・グレコ展」

あまり絵画に興味ない方でも、
一度見たら忘れられない
独特の絵画ではないでしょうか。

宗教画が有名ですが、
まとめて見られることがなかなかなく、
今回の展覧会では彼の絵画の
変遷をたどることができて
見ごたえがありました。


50代のグレコさん自画像。
トップの画でした。

1541年、ギリシャのクレタ島で生まれた
グレコ(エル・グレコはスペイン語で
「ギリシャ人」という意味)。

イコンの画家としてスタートした20代、
ヴェネチア、ローマでの修行を経て
スペインのトレドで独自の画風を確立、
73歳の生涯を閉じました。

出生や家族のことなど、
個人的なことは
よくわかっていないようです。

時代はちょうど大航海時代。
スペインの黄金時代でした。
ギリシャ人のグレコが
わさわざトレドまでやってきたのは
そのためだったのでしょうね。


「修道士オルテンシオ・フェリス・パラビシーノの肖像」
2枚目は晩年の円熟期のこの画でした。

グレコと親交のあった才能あふれる人物の
生き生きとしたこの肖像画は魅力的ですが、
肌の陰にはビリジャン、唇には
クリムソン・レ―キが使われていて驚きました。
(絵具の色は違っているかもです・・(・ω・;A )

展示では晩年の絵画が先に展示されていたり
40年の時間差の絵画を
比べて見られるように並べてあって、
最初見たときには何だかよくわからなかったですが、
2度目に理解することができました。

「フェリペ2世の栄光」という画もありました。
このフェリペ2世に日本の遣欧使節団の
伊藤マンショらが謁見しているらしいです。

「聖ヨハネ」のヨハネはどう見ても
聖人にはみえなくて、
デーモンがかっているかも・・(・ω・;A

イコンから始まり、イタリア絵画で
基礎を学んだグレコですが、
晩年に近づくにつれて
すべて人物は青白く、引きのばされ、
画面全体にダイナミックな動きが
加えられます。

教会や大きな建物に飾るために頼まれた画は
下から見上げて効果的なディフォルメを
加えたといわれています。

日曜にテレビでやっていたので
戦々兢々としていきましたが、
思ったよりも空いていて、
ゆっくりと鑑賞できました。

 
さきほど上野駅を出たところで
パンダバスに遭遇したのです。

 
上野→浅草を循環しているらしいです。
1時間くらい・・今度乗ってみたいですにゃ❤


ずっと工事をしていた上野公園、
きれいになっていました。


こんなおしゃれなカフェができていたりして。


噴水は小さくなりました。


どうも地下に災害時用の貯水をしているらしいです。


なるほど・・この下は貯水池なのですね。


ずいぶん木も伐られて
風通しがよくなっていました。


鳩さんのお食事ですにゃ❤


グレコ展を観終わって外をながめてみました。

遠足や修学旅行の生徒さんもたくさん。
上野はにぎわっていましたが、
「円空」「王義之」もやっていたので、
分散したのでしょうか。
堪能できました。