みなさま、こんばんは(*^_^*)
日中は暖かいのですが、
夕方から風が強くなり、寒いですね。

花散る立川に行ってまいりました。

立川のキャラ「くるりん」
かわいい❤

バスで市役所前まで。

きらきらと花吹雪なのです。
国文学研究資料館の図書館で
勉強会の調べ物です。
まずはWebで和歌の検索をしました。
「古典ライブラリー」を使うと、
重い『国歌大観』を開かずに
語彙から検索できるのですにゃ❤
しかし古典でははかばかしい成果がなかったので、
最新の短歌総合誌も調べてみました。
総合誌は「短歌」「短歌研究」があり、
いくつかの歌が見つかりました。

近代の短歌の検索については
お隣の
国語研究所にある
『現代短歌分類辞典』が
いいという司書さんのご紹介ですので、
初めて利用してみました。

ここです。図書館。
2時半くらいにいただいた利用者カードが
№1・・ということは、部外者では
ノイバラが本日最初で最後の
利用者ということですかにゃ?

貸切状態で、コピーまでしてきました。
国文学研究資料館と同じで、
セルフだと1枚10円という有り難さ(´;ω;‘)
もちろん、語彙から必要な歌を
調べられたのですが、それよりも、
この『現代短歌分類辞典』全219巻が面白すぎて、
その調査に時間を忘れました。
津端 修さんが編纂していらっしゃるのですが、
実に10数年をかけて
16万首の歌を品詞分解なさって、
(国会図書館によれば60万首、
第1巻の序文によれば16万首)
昭和29年(1954)から平成8年(1996)にかけて
刊行なさっているのです。
その42年の年月の間に
発行所が変わり、住所が変わり、
修さんの息子さん津端 亨さんに引き継がれ
2代に渡った刊行は達成されたのでした。
しかも、文庫版であったものが
ハードカバーの新装版に変化していくのです。
「新装版第一巻」という表記でしたので、
最初は文庫版を新装版にしたのかと思いましたが、
第159巻(か~かげ)から体裁が変わっているのです。
しかし、219巻はすごすぎます。
こんなことがあってもいいのでしょうか。
個人の力でここまでできるものなのでしようか。
見たこともない歌人の名前も出てきますので、
歌人の選定が今日の基準とは違うのかもしれません。
品詞分解の終わった昭和29年当時の
基準なのでしょうね。
佐佐木信綱も第一巻に
序文を寄せていたりするのです。
調べ物が出来たというより、
面白い辞典に出会いました。