ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

竹箆太郎(しっぺいたろう)

2016-03-16 22:09:39 | 文学
「国文学研究資料館」展示室では
「和書のさまざま」という通常展示
をしています。

以前にも見たことがありますが、
少しずつ展示がかわっています。

これは初めて見ました!


ちりめん本『しっぺいたろう』明治21年。
外国人向けのお土産として作られたそうです。

ノイバラは文字だけのものではなく、
絵画が一緒のものに惹きつけられるみたいです。


にゃんこが踊っているところ。
かわいいなぁと思ったのですが、
どうもストーリー上は
いたいけない村の娘を生贄として要求する
「化け猫」らしいです。

「竹箆太郎」という犬と旅の侍が
この化け猫をやっつけるのです。

日本昔話、竹箆太郎のストーリーは
他にもあるらしいですが、
初めて知りました。

化け猫なんて~(´;ω;‘)
踊ってるにゃんこ、かわいいですにゃ。

明治の日本にこんなリアルに描かれた
にゃんこがいたなんて。

リアルなウサギ、ピーターラビットの本が
出版されたのは1902年(明治35年)。

明治21年の竹箆太郎が先ですね❤