ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

清里 ①清泉寮

2017-06-15 15:15:15 | 自然
みなさま、こんにちは(*^_^*)

雨があまり降らない梅雨ですが、
いかがお過ごしですか。

お休みなのでのんびり起きて、
思いがけずいいお天気だったので、
ドライブに出かけることにしました。

今年は残念なことに薔薇を見そこないましたが、
ラベンダーにはまだ早そうだし・・。
そうだ、「美し森」に何か咲いていそう(´・ω・`)
・・ということで、清里に行くことになりました。

 
ね。いいお天気でしょう。


双葉PAのハーブガーデン。

 
アカンサスの花盛り。

 
いい匂いと思ったら、ラベンダー。

 
幸せにゃ~。
もう咲いているんですね。

  
ラムズイヤー

 
以前より手入れがされていない感じです。
雑草が多い。


それでも逞しく咲いています。

 


そろそ八ヶ岳が見えてきたので高速おります。


北上。


清里の清泉寮に着きました。


道すがらずっと咲いていたサラサドウダン。
ツツジには見えないけれど、ツツジらしいです。
大きな木になります。

  
清泉寮本館。
現在の建物は1955年焼失したものを1957年に再建したものです。


清泉寮創設者のポール・ラッシュ博士。
沿革をお読みいただくとここの成り立ちが分かると思います。
談露館の御主人の案内でこの場所が気に入り、
昭和13年に清泉寮を建てたのでした。

以来、太平洋戦争中の中断はあるもの、
大自然の中での青年指導者の養成のための修養会、
自然学級の使命を果たしてきました。

聖公会との関係で、
毎年、大学では希望者を募って夏のキャンプをしていたので、
ノイバラも参加したことがあります。

あまりに大昔で記憶はほとんどありませんが、
大勢でいろいろな遊びをして、楽しかったように思います。

その一つのプログラムで私が作ったコラージュを見て、
チャプレンのお一人が「この人は美術のセンスがありますね」と言ってくださり、
急いで適当に作ったのに、初対面なのにと
驚いた覚えがあります。

その時にはまだ新館はありませんでした。

1956年、清泉寮を母体としたキープ協会
日本の農山村における新しい農村コミュニティの建設を通して、
キリスト教に基づく民主主義を社会に普及、定着させることを目的に設立されました

レストランで供されるお料理やお菓子、
もちろん名物ソフトクリームも
協会の活動の成果ですね。

 
二階がレストラン。


ランチメニュー。
パン、サラダとデザート、飲み物がつきます。


カレー。
ホテルのお味です。おいしい~。


トマトパスタ。
ボリュームがあります。
地元の野菜、チーズもたっぷり入っていて満足。


パンにつけるオリーブオイル。


デザートとコーヒー。

 
オリジナルのカップ、かわいい❤


プリンおいしい~。
量がたっぷり。

いずれのメニューも
丁寧につくられている感じがしました。
カレーはレトルトパックが新発売❤
お家での楽しみに買いました。

  
大きなケシが咲いていました。蕾も巨大。


あ、マツムシソウ。

 
ブルーサルビア?


清泉寮のハーブガーデンです。


このアーチに仕立てられたお花が
甘い匂いでごきげんです。
クレマチス[モンタナ・ルーベンスローザ]というらしい。

 
ジャーマンアイリス。

  
本館の宿泊棟の窓から見おろすように
ガーデンを作ってあります。

  
宿泊室からはこんなふうな遠景が見えるはず。

  
ハープガーデンの花々。

       
いろいろな種類があって楽しかったです~

       


奥の方に行ってみます。

 
右手に新館宿泊棟。

 
突き当りは新館レストラン。


内部。

 
かわいいディスプレイ❤



 
結婚式の準備? 何かの撮影の準備?


こんなところで結婚式があげられたらステキですにゃ❤

 
子供が草地を走っていたので、
ノイバラも歩いてみる。
ふかふか。

  
のんびり探検できて楽しかったです。

→「清里 ②美し森のツツジ、クリンソウ」に続く


清里 ②美し森のツツジ、クリンソウ

2017-06-15 15:07:08 | 自然

美し森はすぐ近く。

 
美し森山にのぼります。
山頂からそのまま牛首山の登山道に続いています。

 
ツツジが満開です。

 
実はノイバラ、ここは4回目。

1度目は10数年前。
清泉寮か萌木の村のあとだったと思います。
山全体が真赤になるくらい咲いていて、
たくさんの人が上っていました。

病後の絶不調の時期で、
リハビリのためお花を見て回っていたのですが、
駐車場の売店で偶然手にした「梅にんにく」。
これがものすごく効いて、しばらくあちこちで購入しては
食べ続けているうちに元気になりましたとさ(´・ω・`)

今では気を付けてみているのですが、
売店にっているものは見なくなりました。
ネットでお取り寄せするしかないようです。

2度目は5月末だったと思います。
清里からの道にはヤマナシの真白い花が一杯咲いていて、
見とれて走っているうちに「美し森」。
上る途中の展望、山頂での展望が素晴らしかったです。

3度目は2012年、6月末。
この時はK谷さんと甲府歌会の方々につれられて先生とオオムラサキを見に行きましたが、
その時のホテルが美し森すぐの「清里高原ホテル」
ツツジも「色の濃いのと薄いのがある」程度の認識でしたが、
今回、「レンゲツツジ」と「ヤマツツジ」の区別がつくようになりました。

  
これはレンゲツツジにゃ。

 
こっちがヤマツツジ。

レンゲツツジの方が花が大きく、葉っぱが尖っています。
ヤマツツジはそれに比べると花が小さくて、葉っぱが丸っこいのです。

 
えへっ(´・ω・`)←自慢げ


上を見たり。

 
下を見たりして、じくざぐに上ります。
すぐ足元に清里高原ホテルの
天体観測観測のためのドームが見えます。

            
山頂が近い。

        
あれが牛首山。

 
山頂。もう少し歩いてみようかな。

   

     

   
白いお花の木があります。


何だろう?


かっこう、ほととぎすなど野鳥の囀りしきり。


たかね荘。

 
羽衣池まで行けるかな?


しかし、上りが辛くて断念。


たかね荘でお手洗いを借ります。

  
こんなところまで循環バスが来ています。


引き返したところで「クリンソウ」とは?
しばらく山道を下ると・・。


湿地にでます。


水芭蕉がしげっています。

 
二輪草も楚々としていますにゃ。

   
クリンソウ。
小尾家のお庭咲いていたお花です。
こんな湿地に咲くものなのですね。

    
種を播いているそうですが、見事に群生しています。

         
ぐるっと一回りできます。

    

 
水芭蕉は白いのでは?
時期が遅くなると白い萼はなくなって
葉っぱがしげるのですね。

  
思わぬお花を見ることができました。


またもとの道に戻りアカマツ。


まつぼっくり。


あっ、さっきの白い花の木は「ズミ」というのです。
名札か下げてあります。


「ヤマツツジ」の名札。


こちらには「レンゲツツジ」の名札。

実はここで初めてレンゲツツジとヤマツツジの
違いに気づいたのでした(・ω・;A

 
再び美し森山山頂に戻ってきました。
看板に美し森(うつくしのもり)、天女山、羽衣池の
由来が書いてあります。

昔々、諸国の神々が瑞穂の国の中程にあたる齋(いつき)の杜
(今はことばがなまって「美し森」と呼ばれている)を
盤座の山と定めて、八百万の神々が天下り、年に一度集まり、
その歳の国を治める掟を話し合うならわしがあった。
この杜が齋庭として使われていた。」

なるほどっ。
うつくしのもり=いつくしのもり
だったのですね。


サラサドウダンを下から見上げてみました。
ツツジの仲間とは知りませんでした。
だって花の形が全然違うんですもの。
スズランみたいに下を向いて咲いているの。

  
ありがとう、すごく楽しかった。

       
かわいいお花を見ながら下ります。


満開のツツジさん、ありがとう。

 
帰り道のニセアカシア。
河原の花は先月、釜無川で見ましたが、
平地では今満開なのでした。

 
清泉寮のロールケーキ。


クランベリーケーキ。


新発売のレトルトカレー。

いただくのが楽しみです❤