百翔

あした天気になぁれ!

時々のバイト・時空のサーファー

2020-08-07 | Weblog
ホゼ・アグエイアス著 『時空のサーファー』
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください



『時空のサーファー』
第6章 なぜ人々にとって水晶が問題なのか
続き


「ほーら、見てみろよ、ボーズ」

僕は視線をジョーおじさんの後頭部から移動させて、
あたりの光景をとらえてみた。

あらゆるものが圧縮されて濃密な世界。

それでもすべてが透き通っていた。

幻想的な水晶の結晶が硬く磨かれた槍のようにまっすぐに、
ありとあらゆる方向に広がってうごめきながら伸び、
もの凄い速さで、でもとてもはっきり形を変えている。

すべての運動の源は中心のどこかにあるはずなのに、
もう何もかもがダイナミックすぎて、
それがどこかを言い当てるのは難しかった。

ここじゃ、重力の向きも変化しっぱなしみたいなんだな。

エネルギー源らしき場所を探りだすように少しずつ視線を動かしていたら、
今度はジョーおじさんを見失ってしまった。

どこへいったんだろう?
「ヒュッウィィィィーン!聖なる《スユア》がドカーンと一発、
クシャン・スウウウウウウウウウウウウウウウーッ!」いったい何なんだ、
ジョーおじさんってば。

彼はまるで酔っ払った水夫みたいにマストのような支柱に抱きついて、
螺旋を描きながら落っこちてきた。
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著



      <時々のバイト>
      温泉付き食堂の厨房でのバイト、
      今の週2くらいの割合でのバイトは、
      生活に変化をもたらせてくれるもである。

      家のことや家族のことを忘れさせてくれる。
      普段使わない、脳細胞の活性化!!!
      刺激をくれる。

      家に帰り、日常を新鮮な気持ちで眺めることができる
      ありがたいものであるのだ。
      

コメント
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