百翔

あした天気になぁれ!

自分が好き・時空のサーファー

2020-08-30 | Weblog
ホゼ・アグエイアス著 『時空のサーファー』
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください。



『時空のサーファー』
第6章 なぜ人々にとって水晶が問題なのか?


「ホントに僕ってラッキーなのかな、ジョーおじさん?
あんたがそう言ったとき、
これは何か好意で言ってくれているか、
それじゃなけりゃ僕をからかっているに違いないって感じがしたんだけどな」

「どっちも当たりさ、ホゼ。
覚えているか?
お前さんの専属守護天使である俺様は、
少なくとも一度はお前の命を救っているんだ。

お前がベロンベロンに酔っ払って
地下鉄の線路に転落するのを守ったときなんか、
『ひょっとして・・・』
くらいには俺の存在に気づいてたはずじゃないか。

でも、ただ好意をかけてやるだけじゃ、
お前さんをうぬぼれさせるだけだよな。

だもんで、俺はお前の人生の中にちょっとばかりジョークみたいな
仕掛けを組み込んだりもするのさ。

いやあ、これまで2回も失業させちまって、
ホントにご苦労さんだったな。ワリィワリィ!」


ちょっと不愉快な話だったので、僕はとりあえず、
あたりのものすごい光景を眺めながら気を紛らわせていた。

いや、
それが「景色」と呼べるような代物かどうかは疑問だったけれど、
とにかく大声で話しをしなければならないほど、
僕たちの回りの風景はビュンビュンと音をたてながら流れていた。

大きな炎の円盤が粉雪のように舞いながら、
きらめく皮膜でできたトンネルを出たり入ったりしていた。

僕たちは何度か、めまぐるしく駆け回る光線を一帯に放射している
クラゲ型の発光体の一団の上を通過した。

見事な円環状につくられた光りの港をを取り囲むようにして、
巨大なドーナツ型の物体が浮かんでいるのがぼんやりと見える場所もあった。

それは実に何十もの、
いや、何百ものクラゲ型の物体のための埠頭だった。
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著

        <自分が好き>
        毎日のブログとの関わり、
        マスク作りで、表布と裏地の色や柄を合わせているときなど
        喜びだ。
        そんな自分を眺めている、もう一人の自分が「好きだよ」
        と言っている。

        自分の好きな所を見ることができることに感謝!


        まだまだ、自分の「好き」が見つけられるような気がする。


      
コメント
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