ホゼ・アグエイアス著 『時空のサーファー』
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください。
『時空のサーファー』
第6章 なぜ人々にとって水晶が問題なのか?
続き
僕は自分の視覚の焦点を今度はジョーおじさんの頭と肩に集中してみた。
おじさんの耳の穴や鼻の穴から、
カールした虹色の毛が飛び出しているのまで見えて、
何だか妙におかしい気がした。
「そうだな、お前が会いたがっている人ンとこってのはどうだい?」
「誰だい、それは?」
「レイフ・テ・ツンなんつーのはどうーだァ?」
「うわあ、ジョーおじさん!ホントだね?こりゃスゴイことになりそうだ。
だけど、今、僕たちは地球の中心にいるんだろう。
レイフ・テ・ツン爺さんは確か太陽アルシオンにいるがずじゃないのかい」
「そのとーりさ、ボーズ。でも、マヤの携帯システム、
《クシャン・スウム》を忘れてしまっちゃ困るぜ」
「《クシャン・スウム》か。
確かそれって、僕が最初にここにやってきた方法のことだよね、
そうだろう?」
「もちろん、
お前の太陽神経叢から伸びている《クシャン・スウム》の繊維は、
次元間移動の命綱なんだ。
お前の意志が純粋で、
自分がやっていることをちゃーんと把握していれば、
そいつはお前がどこにいようと必ず共振してくれるのさ。
最近じゃ、
これを使いこなせる人間なんてそうざらにはいないんだ。
さっきも言ったけっど、お前は超ラッキーだったのさ。
さあ、俺の髪にしっかりつかまったら、さっそく出発だ
・・・ヒュウィィィーン!」
僕らはあっという間に飛び立つと光りの大波をくぐり抜け、
ものすごいスピードでセーリングを始めた。
水晶の雲を抜け、タイムワープに差し掛かったところで僕は聞いてみた。
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著
<幸せを感じるとき>
午後からの、バレルミストサウナのお客様を迎える用意をしながら、
丸椅子に腰掛け、新聞の折り込み広告でゴミ箱を折る。
何とも言えない、ゆったりできる極小空間と時間。
流れる気持ちは「しあわせ!」。
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください。
『時空のサーファー』
第6章 なぜ人々にとって水晶が問題なのか?
続き
僕は自分の視覚の焦点を今度はジョーおじさんの頭と肩に集中してみた。
おじさんの耳の穴や鼻の穴から、
カールした虹色の毛が飛び出しているのまで見えて、
何だか妙におかしい気がした。
「そうだな、お前が会いたがっている人ンとこってのはどうだい?」
「誰だい、それは?」
「レイフ・テ・ツンなんつーのはどうーだァ?」
「うわあ、ジョーおじさん!ホントだね?こりゃスゴイことになりそうだ。
だけど、今、僕たちは地球の中心にいるんだろう。
レイフ・テ・ツン爺さんは確か太陽アルシオンにいるがずじゃないのかい」
「そのとーりさ、ボーズ。でも、マヤの携帯システム、
《クシャン・スウム》を忘れてしまっちゃ困るぜ」
「《クシャン・スウム》か。
確かそれって、僕が最初にここにやってきた方法のことだよね、
そうだろう?」
「もちろん、
お前の太陽神経叢から伸びている《クシャン・スウム》の繊維は、
次元間移動の命綱なんだ。
お前の意志が純粋で、
自分がやっていることをちゃーんと把握していれば、
そいつはお前がどこにいようと必ず共振してくれるのさ。
最近じゃ、
これを使いこなせる人間なんてそうざらにはいないんだ。
さっきも言ったけっど、お前は超ラッキーだったのさ。
さあ、俺の髪にしっかりつかまったら、さっそく出発だ
・・・ヒュウィィィーン!」
僕らはあっという間に飛び立つと光りの大波をくぐり抜け、
ものすごいスピードでセーリングを始めた。
水晶の雲を抜け、タイムワープに差し掛かったところで僕は聞いてみた。
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著
<幸せを感じるとき>
午後からの、バレルミストサウナのお客様を迎える用意をしながら、
丸椅子に腰掛け、新聞の折り込み広告でゴミ箱を折る。
何とも言えない、ゆったりできる極小空間と時間。
流れる気持ちは「しあわせ!」。