ホゼ・アグエイアス著 『時空のサーファー』
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください。
『時空のサーファー』
第6章 なぜ人々にとって水晶が問題なのか?
続き
コーラスはこだまになって、
そこら中で反響している高い周波数の音の中に
溶け込んで消えていった。
それは心の底からゾッとするほど不気味な出来事だった。
少しずつ騒音が静まっていく中で、
奇妙なダンスをしているような光が、
門と門との間を行ったり来たりしながら飛び跳ねていた。
ここに来てから何度となく自分を確認するために重宝していた照合点、
ジョーおじさんのいた場所を探したけれど、
彼はもう、
この奇妙な変化を続ける世界の中心には座っていなかった。
「こっちだよ、ボーズ」
地軸のずっと上のほうにある門から声がした。
ジョーおじさんは門のへりに腰掛けて、
下ーもし地球の中心にもそんな方向があったらの話しだけど
ーに向けた裸足の脚をブラブラさせていた。
「お前さんはまだ少し《夢のクレジット》が残っているぞ、
ボーズ。俺といっしょにもう少し《電磁波ウインドサーフィン》をして
最後まで無駄なく使い切ることもできるけど、
よお、どーすんだい?」ためらうことなんてあるもんか。
《夢のクレジット》はこれまで頂戴した者の中でも
最高のプレゼントじゃないか。
この素晴らしい冒険はこれから僕が長い長-い時間をかけて
進み続けるだけのエネルギーとインスピレーションを
与えてくれるに違いないんだから。
「頼むよ、ジョーおじさん。で、そりゃそうと、どこへ行くんだい?」
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著
<2日続けてのバイト>
バイトの日は、バイトしかできない。
マスク作りも片付けも、畑も、、、。
今日2日目が終わる。
ようやく、パソコンに向かう手はずになった。
このところ、朝から、又、夕方、
虫の声がひっきりなしに耳に入る。
秋だよ、ということかしら?
裏庭の萩、赤と白も咲き出した。
安倍首相の辞任のニュースも飛び込んできた。
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください。
『時空のサーファー』
第6章 なぜ人々にとって水晶が問題なのか?
続き
コーラスはこだまになって、
そこら中で反響している高い周波数の音の中に
溶け込んで消えていった。
それは心の底からゾッとするほど不気味な出来事だった。
少しずつ騒音が静まっていく中で、
奇妙なダンスをしているような光が、
門と門との間を行ったり来たりしながら飛び跳ねていた。
ここに来てから何度となく自分を確認するために重宝していた照合点、
ジョーおじさんのいた場所を探したけれど、
彼はもう、
この奇妙な変化を続ける世界の中心には座っていなかった。
「こっちだよ、ボーズ」
地軸のずっと上のほうにある門から声がした。
ジョーおじさんは門のへりに腰掛けて、
下ーもし地球の中心にもそんな方向があったらの話しだけど
ーに向けた裸足の脚をブラブラさせていた。
「お前さんはまだ少し《夢のクレジット》が残っているぞ、
ボーズ。俺といっしょにもう少し《電磁波ウインドサーフィン》をして
最後まで無駄なく使い切ることもできるけど、
よお、どーすんだい?」ためらうことなんてあるもんか。
《夢のクレジット》はこれまで頂戴した者の中でも
最高のプレゼントじゃないか。
この素晴らしい冒険はこれから僕が長い長-い時間をかけて
進み続けるだけのエネルギーとインスピレーションを
与えてくれるに違いないんだから。
「頼むよ、ジョーおじさん。で、そりゃそうと、どこへ行くんだい?」
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著
<2日続けてのバイト>
バイトの日は、バイトしかできない。
マスク作りも片付けも、畑も、、、。
今日2日目が終わる。
ようやく、パソコンに向かう手はずになった。
このところ、朝から、又、夕方、
虫の声がひっきりなしに耳に入る。
秋だよ、ということかしら?
裏庭の萩、赤と白も咲き出した。
安倍首相の辞任のニュースも飛び込んできた。