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音に溺れそう2

厳密にはバレエじゃなくてクラコン。

シアターオーケストラトーキョー創立10周年記念演奏会 ~福田一雄(音楽監督)指揮活動60周年記念~。

曲は
イタリア奇想曲
チャイコフスキースウィート 白鳥の湖から序曲、パ・ド・ドゥ(一般的には?黒鳥と王子の)、ナポリ
眠れる森の美女から 序曲、二幕のパ・ダクション(森のシーン)、二幕のフィナーレ(オーロラ姫が目を覚ますところ)
くるみ割り人形から 小序曲、中国の踊り、金平糖の踊り、ワルツフィナーレ
と、最後に白鳥の湖の終局
休憩が入ってから
交響曲第5番

チャイコフスキースウィートには、それぞれの間に福田先生の解説付き。その曲を選んだ理由・・・優れた名手の技を聴かせるためとか、くるみのワルツフィナーレは、ちゃいさんが最後に書いたバレエ曲・ワルツだとか・・・

なにより驚いたのは・・・福田先生はスコアなしだった!
譜面台に置いたのは、ソリストさんの名前が書いてあったメモ(だと思うけどな~)のみ。しえええ・・・
もう、何から何まで身についていらっしゃるんでしょうね。

イタリア奇想曲は最初の方がとても静かで緊張感が漂う曲だと思っていて、他のオケのときは「セキこんだらどうしましょ」とか「お腹が鳴ったらどうしましょ^^;」という、かなりの緊張感があったのだけど、今日のはなぜかあまりそんなことはなく、リラックスモード。
よくよく考えたら、一番多く聞いているオーケストラなのだもの、馴染んでいるんだな~と自分でもびっくり。

バレエ曲はもうすっかりおなじみ。ただテンポはゆっくり目なものが多い?

白鳥の終曲が入っていて、もうそれだけで大満足と言ってもいいくらいだった(もう解説を聞いている段階でうるうるしそうに。全く同感で!)
前からあんなに銅鑼が鳴る終曲はないだろうと思っていて、この間の公演で数えたときは7~8回かな?と思っていたけど、実はその先もまだあって、なんと18回(数え間違いはあるかも)も鳴っていた。あらま~

第5は・・・もしかして生で聴いたのはマラーホフさんの「チャイコフスキー」以来?(何年前だよ!)
ところどころ?になった。主に金管系の旋律ってこうだっけ?とか、他の楽器との合わせ方が裏拍子(まではいかないけど)?とか。
最近聞いてなかったから忘れただけか??
この曲って最後の方はずっとじゃんかじゃんか^^鳴っていて、ラストはやっとこさ目標地点に到着して歩みを止めるような印象があり、いつも「ご苦労様でした」とも思ってしまう(^^;

アンコール曲はエフネギーオネーギンのポロネーズだったので、帰り道がうっかりポロネーズステップになりそうで危なかった笑


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音に溺れそう1

昨日ソワレの「ダンス オブ ヴァンパイア」を観まして。
今期お初。

・・・クロロック伯爵がより麗しくなっていて嬉しい限り。開演前に目にしていたヴィジュアルでは目の下がキラキラで、ん?これは要らないな~と思っていたら、本番にはなく(ないように見えたなあ・・)安心した^^
爪は長い方が良いと思っていたので、どストライク。でもその代り?指輪はしていないのね~。

お歌は・・・ともすると不安定にも感じるけど、それは難しいことにトライされているのだな、とも思った。
前からやまぐちさんは3人はいるんじゃないかと疑っていたけど^^今回の伯爵は1曲の歌の中にもいろいろなやまぐちさんが出てきて、その継ぎ目が滑らか~に繋がっている感じ。
歌の最初と最後で同じ人が歌っているとは思えないような(ワタシは知ってはいるので腰は抜かさないけど)不思議感。

やっぱり墓場歌(なんちゅう表現!)がいいなあ・・・。

好きじゃなかった演出(てか、主に装置関係)も変わっていたので、相対的には好感度UP

こうなってみるとダンスシーンがちょっと弱いかなあ・・・(ぼそっ)

帝国劇場内の細かいところにヴァンパイアが出没していて、面白かった^^


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