最近のシナの報道によると、沖縄はシナの歴史的領土だそうだ。
別に驚くべき主張ではない。シナの地理教科書には朝鮮半島はシナの固有の領土と色塗りされているし、インドシナ半島だってシナの固有の領土だ。未確認だが、その気になれば、遠くモスクワ、キエフあたりまでシナの固有の領土だと主張することだって出来ると思う。
まったくの根拠がない訳でもない。かつてモンゴル帝国はその支配領域にモスクワ、キエフを組み込んでいたことは歴史的事実なのだ。なお、モンゴル帝国にとってシナは極東の占領地に過ぎないが、かの地には元王朝が占領地統治政府として機能していたことも事実だ。
シナ人はモンゴル人やウィグル人たちの下位に置かれて支配されていたはずだが、なぜか現代のシナの歴史認識では、元王朝はシナの帝国となっている。支配されていた屈辱は押し隠し、堂々元王朝は世界を支配したなどと述べているくらいだから、モスクワだってキエフだってシナの固有の領土だと云えなくもない。
云わないのは、さすがにロシアを恐れているからに他ならない。ロシアとはこの数世紀、何度となく戦っているが、シナにとって芳しい結果とは言えない。今でもアムール川(シナ名黒竜江)流域はロシアが占拠している。
昨今、シナの増長は著しくアメリカとの世界決戦なんて勇ましい科白がネット上を飛び交うこともある。ところが不思議なくらい不倶戴天の仇敵であるロシアを挑発する科白は見当たらない。
理由は簡単である。下手にロシアを挑発すれば、意図も容易に戦争は始まる。過去何度となくシナとロシアは局地戦を繰り返してきた。旧ソ連ほどの軍事大国ではないが、それでもロシアの本質は武力をもって統治する強権政治である。そのことが分かっているのでロシアを挑発することは避ける。
だがアメリカは違う。直接攻撃されない限り、滅多やたらに軍事力の直接行使はしない。ましてや同盟国である日本が支配する島のために、アメリカ国民の血を流すことは考えにくい。
ところが困ったことに、この島には巨大なアメリカ軍基地がある。このままでは、いつまでたっても奪えない。シナにとっての世界平和とは、世界がシナの思い通りになることだ。世界で一番人口が多いシナ人の意志こそが世界の意志であるべきなのだ。
当然、陸上ばかりでなく海もシナ人が思うがままに使えなければならない。この巨大な人口を養うためには、海を超えて様々な物資を輸入しなければならない。そのためには、太平洋を自由に使いたい。それなのにアメリカ海軍の存在がそれを許さない。
では何故にアメリカは太平洋を自国の防衛権と見做して、シナ海軍の自由を許さないのか。
これは100年以上前にさかのぼる。アメリカの地政学の泰斗であるマハンの提唱した「シーパワー理論」とその流れを受けたスパイクマンの「リムランド理論」により、アメリカは自国の防衛圏を大西洋と太平洋を含めて考えている。
そして大西洋の端には防衛拠点としてイギリスがあり、太平洋の端には日本がある。イギリスはヨーロッパへの入り口であり、日本はアジアへの入り口である。この戦略思想は100年に渡って順守されているアメリカ国防の大原則と化している。
冷戦時代はイギリスであったが、現在は日本こそがユーラシア大陸を封じ込める一大拠点である。なかでも沖縄列島は、台湾と日本列島をつなぐ中核地点であり、世界最大のアメリカ軍兵站基地となっている。
アメリカが現在の国防戦略を大幅に変えない限り、この状況は変わるべくもない。沖縄はもちろん、高度な軍事技術を提供できる兵站拠点である日本を自国の勢力圏から手放す可能性は限りなく低い。(つまり日本に独自の軍略を許さない)
シナはそのことを十分わかっていると思われる。それでも21世紀を生き抜くためには、太平洋の少なくても半分を自国の勢力圏としたいことに変わりはない。
だからこそ、沖縄に日本から独立してもらいたい。幸い沖縄選出の国会議員である照屋寛徳(当然、社民党)がそのような意見を口にしている。これを支援せずにはいられようか。沖縄が日本から独立し、アメリカ軍基地が撤退すれば後は簡単だ。
沖縄の宗主国として保護を名目に人民解放軍を駐屯させ、続々と漢民族を移民させる一方、沖縄現地人男子は開発の遅れたシナ奥地へ追いやり、沖縄女性と漢民族との婚姻を増やしてシナ化を目指す。既に中央アジアではウィグルやチベットに対して実行している有効な戦略なのだ。
そうして沖縄から日本の痕跡を消し去り、沖縄をシナの属国化させる。ここを一大軍事拠点として活用して、太平洋を勢力下に置いてこそ、21世紀のシナの国防は完成する。沖縄さえものにすれば、尖閣諸島なんざ自動的に手に入る。
そのためにはまず沖縄を日本から独立させよう。現地の反日報道機関を使って反日、反米報道を増やし、独立の機運を高める。そして独立運動を弾圧しようとする日本政府の横暴を妨げる正義の人民解放軍を派遣させて沖縄の独立(形式に過ぎないが)させよう。
今すぐには無理だが、悠久の歴史を誇るシナである。少しづづ、確実に浸透させて、いつかはひっくり返す。
おそらく、こんな風に考えているのだろう。実のところ沖縄在住の人たちの大半は、マスコミ報道とは異なり親米、親日であり、むしろ反シナ感情のほうが強い。でも自らの正義感を信じて疑わない自虐反日マスコミは今も元気に狂想に燃えている。
はっきり言いますが、歴史的経緯とか固有の領土なんて屁理屈は沖縄を守るのには、まるで役に立ちません。これはシナに限りませんが、古来より戦により領土はいくらでも主が替わる。替わってしまえば、屁理屈なんざいくらでもこねられる。これこそが歴史的真実。
大切なものは、自ら身体を張って守らなければ奪われる。この場合、奪われたほうが悪い。守らなかったほうが悪い。話し合いのような平和的手段だけではダメなんですよ。
もっとも、日本が努力しなくてもアメリカ軍が健在な限り大丈夫。ただ、それを永遠に大丈夫と勘違いしちゃいけませんよ。時代は変わる、人も変わる。そして国家も変わるものです。自ら努力しないで安全を満喫してきた戦後の日本人は、この点が非常に甘い。いつか痛い目に遭うと思いますね。
別に驚くべき主張ではない。シナの地理教科書には朝鮮半島はシナの固有の領土と色塗りされているし、インドシナ半島だってシナの固有の領土だ。未確認だが、その気になれば、遠くモスクワ、キエフあたりまでシナの固有の領土だと主張することだって出来ると思う。
まったくの根拠がない訳でもない。かつてモンゴル帝国はその支配領域にモスクワ、キエフを組み込んでいたことは歴史的事実なのだ。なお、モンゴル帝国にとってシナは極東の占領地に過ぎないが、かの地には元王朝が占領地統治政府として機能していたことも事実だ。
シナ人はモンゴル人やウィグル人たちの下位に置かれて支配されていたはずだが、なぜか現代のシナの歴史認識では、元王朝はシナの帝国となっている。支配されていた屈辱は押し隠し、堂々元王朝は世界を支配したなどと述べているくらいだから、モスクワだってキエフだってシナの固有の領土だと云えなくもない。
云わないのは、さすがにロシアを恐れているからに他ならない。ロシアとはこの数世紀、何度となく戦っているが、シナにとって芳しい結果とは言えない。今でもアムール川(シナ名黒竜江)流域はロシアが占拠している。
昨今、シナの増長は著しくアメリカとの世界決戦なんて勇ましい科白がネット上を飛び交うこともある。ところが不思議なくらい不倶戴天の仇敵であるロシアを挑発する科白は見当たらない。
理由は簡単である。下手にロシアを挑発すれば、意図も容易に戦争は始まる。過去何度となくシナとロシアは局地戦を繰り返してきた。旧ソ連ほどの軍事大国ではないが、それでもロシアの本質は武力をもって統治する強権政治である。そのことが分かっているのでロシアを挑発することは避ける。
だがアメリカは違う。直接攻撃されない限り、滅多やたらに軍事力の直接行使はしない。ましてや同盟国である日本が支配する島のために、アメリカ国民の血を流すことは考えにくい。
ところが困ったことに、この島には巨大なアメリカ軍基地がある。このままでは、いつまでたっても奪えない。シナにとっての世界平和とは、世界がシナの思い通りになることだ。世界で一番人口が多いシナ人の意志こそが世界の意志であるべきなのだ。
当然、陸上ばかりでなく海もシナ人が思うがままに使えなければならない。この巨大な人口を養うためには、海を超えて様々な物資を輸入しなければならない。そのためには、太平洋を自由に使いたい。それなのにアメリカ海軍の存在がそれを許さない。
では何故にアメリカは太平洋を自国の防衛権と見做して、シナ海軍の自由を許さないのか。
これは100年以上前にさかのぼる。アメリカの地政学の泰斗であるマハンの提唱した「シーパワー理論」とその流れを受けたスパイクマンの「リムランド理論」により、アメリカは自国の防衛圏を大西洋と太平洋を含めて考えている。
そして大西洋の端には防衛拠点としてイギリスがあり、太平洋の端には日本がある。イギリスはヨーロッパへの入り口であり、日本はアジアへの入り口である。この戦略思想は100年に渡って順守されているアメリカ国防の大原則と化している。
冷戦時代はイギリスであったが、現在は日本こそがユーラシア大陸を封じ込める一大拠点である。なかでも沖縄列島は、台湾と日本列島をつなぐ中核地点であり、世界最大のアメリカ軍兵站基地となっている。
アメリカが現在の国防戦略を大幅に変えない限り、この状況は変わるべくもない。沖縄はもちろん、高度な軍事技術を提供できる兵站拠点である日本を自国の勢力圏から手放す可能性は限りなく低い。(つまり日本に独自の軍略を許さない)
シナはそのことを十分わかっていると思われる。それでも21世紀を生き抜くためには、太平洋の少なくても半分を自国の勢力圏としたいことに変わりはない。
だからこそ、沖縄に日本から独立してもらいたい。幸い沖縄選出の国会議員である照屋寛徳(当然、社民党)がそのような意見を口にしている。これを支援せずにはいられようか。沖縄が日本から独立し、アメリカ軍基地が撤退すれば後は簡単だ。
沖縄の宗主国として保護を名目に人民解放軍を駐屯させ、続々と漢民族を移民させる一方、沖縄現地人男子は開発の遅れたシナ奥地へ追いやり、沖縄女性と漢民族との婚姻を増やしてシナ化を目指す。既に中央アジアではウィグルやチベットに対して実行している有効な戦略なのだ。
そうして沖縄から日本の痕跡を消し去り、沖縄をシナの属国化させる。ここを一大軍事拠点として活用して、太平洋を勢力下に置いてこそ、21世紀のシナの国防は完成する。沖縄さえものにすれば、尖閣諸島なんざ自動的に手に入る。
そのためにはまず沖縄を日本から独立させよう。現地の反日報道機関を使って反日、反米報道を増やし、独立の機運を高める。そして独立運動を弾圧しようとする日本政府の横暴を妨げる正義の人民解放軍を派遣させて沖縄の独立(形式に過ぎないが)させよう。
今すぐには無理だが、悠久の歴史を誇るシナである。少しづづ、確実に浸透させて、いつかはひっくり返す。
おそらく、こんな風に考えているのだろう。実のところ沖縄在住の人たちの大半は、マスコミ報道とは異なり親米、親日であり、むしろ反シナ感情のほうが強い。でも自らの正義感を信じて疑わない自虐反日マスコミは今も元気に狂想に燃えている。
はっきり言いますが、歴史的経緯とか固有の領土なんて屁理屈は沖縄を守るのには、まるで役に立ちません。これはシナに限りませんが、古来より戦により領土はいくらでも主が替わる。替わってしまえば、屁理屈なんざいくらでもこねられる。これこそが歴史的真実。
大切なものは、自ら身体を張って守らなければ奪われる。この場合、奪われたほうが悪い。守らなかったほうが悪い。話し合いのような平和的手段だけではダメなんですよ。
もっとも、日本が努力しなくてもアメリカ軍が健在な限り大丈夫。ただ、それを永遠に大丈夫と勘違いしちゃいけませんよ。時代は変わる、人も変わる。そして国家も変わるものです。自ら努力しないで安全を満喫してきた戦後の日本人は、この点が非常に甘い。いつか痛い目に遭うと思いますね。