あまりマラソンには詳しくないのだが、どうも違和感が禁じ得ない。
3日に開催された東京マラソンにおいて、日本人最上位の学生さんがオリンピック内定に決まったらしい。反面、本命と呼ばれた大迫選手は途中棄権だそうだ。あまりの寒さに、体がもたなかったらしい。
開催まで二年余りの東京オリンピックだけど、夏の開催だよねぇ・・・なんだって、冬場のマラソン大会での成績で、選手を選ぶのか、私には理解できません。
私個人は、暑い時に走るよりも、寒い時に走るほうがタイムは良かったと思うけど、反面身体を壊しやすいのは寒い時期だと思っている。
元々、東京マラソンは、石原都知事(当時)が伝統ある青梅マラソンを蹴飛ばす形で開催されたいわくつきの大会。そのせいで、私はどうも好きになれない。
まァ、都心を走るマラソン大会があっても良いとは思っていますけど、この時期にわざわざ開催したのは、石原の独裁体質が原因だと信じています。都会っ子の石原には、田舎の青梅での大会なんて興味がないのでしょうけどね。
でも、梅の花咲く青梅でのマラソンも、風情があって良かったと思います。まったく石原は、いじわる爺です。私の邪推ですけど、この時期の東京は、観光の目玉になるような行事がないことが一因ではとないでしょうか。
それはともかくも、夏のオリンピックでのマラソン選考に、冬場の東京マラソンを活用するのは、どうなのでしょうねぇ・・・?