ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

YouTube

2021-08-17 11:37:00 | パソコン・インターネット

この十年でマスメディア(新聞、TV)を苦境に追い込んだのがユーチューブであろう。

割と冷淡であった私だが、昨年の新型コロナのせいで自宅にこもることが増えたせいで、ネットでユーチューブの番組を視ることが格段に増えた。

おかげで、これまで容量が余りっぱなしであったWifiが限度一杯まで使う日が増える始末。まぁ、これは私が音楽系の番組を流しっぱなしにすることが多いからだろう。どうしてもクラシックやジャズは長くなるしね。

なので、対策として気に入っている曲はダウンロードして、ネットとは切り離して聴いている。では、どんな番組の視聴が多いかというと、はやり雑学系である。

「ゆっくり」系の番組が多いが、ここは玉石混合。アクセス数を増やすために刺激的なタイトルを付けるが、中身がスカスカのものが少なくないのが難点。

次に多いのが、料理系の番組。三國シェフ以外にもあれこれと視て、自分の料理の向上に役立てている。

ニュース系の番組は、正直レベル差が激しい。やはり、しっかりと裏を取って作られているのは、大手メジャー系、ぶっちゃけTVからの転用である。ただし、政治的に偏向しているものが散見されるのが難点。

ただし、時間を短時間(10分から20分)程度にまとめているものが多く、飽きっぽい私にはありがたい。

これでは増々、TVを視る時間が減るはずである。実際、現在私が見るTVのニュースは国内のものよりBBCやCNNのほうが多い。日本語の同時通訳がある番組をスカパーが流しているので、ありがたく視聴している。

10年前は、ネットがTVを超えるなんてあり得ないと思っていた。しかし、現状をみれば、既にそれは起こっているのだと実感しています。

これは誹謗する訳ではないのですが、YouTube系の報道番組は、分かり易い一方で、取材不足、認識不足、検証不足が多々あります。あきらかに情報操作していると思われるものもあり、信頼度は低いのも事実。

その点、TV局のスタッフによるものは、しっかりと取材、検証したうえで番組が作られている。ただ、長年の悪癖である左派により政治的偏向が番組の信頼性を損ねているのも事実。

現在、TV局は広告収入がネットに抜かれるなど経営的に厳しくなっていると聞きます。ある意味、自業自得だと思いますが、こんな時だからこそ、これまでの政治的偏向から脱却して、質の高い報道が出来れば、まだまだやっていけると思うのですがね。

無理っぽいのは承知ですが、ネットの世界の質の悪い報道系番組を視ていると、老舗のマスコミしっかりせいと思わざるを得ないのです。

コメント (4)
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