私がSF小説にはまったのは、中学1年の時だと思う。
小学生の頃にも読んでいたはずだが、あまり記憶に残っていない。はまる契機となったのは、エドモンド・ハミルトンの「キャプテン・フィーチャー」ものだったと思う。
以来、スペースオペラから本格(ハード)もの、歴史ものなど、とことんSFにはまっていた。そんな私だからUFO(未確認飛行物体」はSFの題材でしかない。遥か銀河系の中心から来た異星人の乗り物だとか、未来の地球からやってきたタイムマシンだとか、いろいろ諸説あるが、私は面白ければそれで良しだと割り切っている。
ところが世の中にはけっこう本気で、UFOを宇宙人の乗り物だと信じ込んでいる人は多い。信じるのは勝手だが、証明不可能だからこその未確認飛行物体である。それを政府が隠しているとかの陰謀説を振り回すから、余計におかしくなる。
私自身、何度かUFOは視た事がある。世の中には分からないことがけっこうあると思っているので、分からなくても別に構わない。別にUFOに獲って食われる訳じゃあるまいしね。
なお世の中のUFO信者が目の敵としているのがアメリカ政府である。アメリカは異星人の存在を隠していると本気で考えているらしく、アメリカ政府を悩ませている。
つい最近も、アメリカ政府はUFOの存在を調べ、その結果について公表している。その要点を一言で云えば、分からん、である。まぁだからこその未確認日飛行物体なのだろう。
もっとも私は筋金入りのSFファンである。
同時に歴史好きでもある。その私がどうしても納得しがたいのが、20世紀後半の冷戦である。アメリカとソ連が、それぞれに睨み合い、いつ戦争が起きてもおかしくない異様な時代であった。しかも、その戦争は熱核戦争に発展する可能性が高かった。
しかし歴史が実証したように、アメリカもソ連も決して核兵器を使おうとはしなかった。核兵器を使えば、互いに滅びるだけでなく、地球上の生物全般に致命的な破壊をもたらすが故に、戦争には至らなかったとされている。
納得できない訳はないが、歴史は人間が如何に愚かであることを教えてくれる教科書でもある。感情的な暴発から起きた戦争、誰も望まなかったがなし崩しに始まった戦争、いつ始まりいつ終わったのかのも不明な戦争。
人類の歴史は戦争の歴史であり、必ずしも論理的ではなく、偶発的な戦争も少なくなかった。にも関わらず熱核戦争は起きなかった。この事に疑問を持たないなんて、私には出来やしない。
SF好きの私はついつい妄想をしてしまう。天の川銀河の端っこの太陽系の第三惑星において繁栄する未熟な知的生命体が、順調に進化していくことを期待しているより高度化された知的生命体が、アメリカとソ連に警鐘を与えたのではないか。
夜の公園のベンチに寝そべり、星空を眺めながら、私はそんなけったいな夢想をついついしてしまうのです。UFOと称される謎の飛行物体は、地球生命体に対する観測装置であり、また熱核戦争の恐れを喚起する警告ではないかと。
だからこそ、米ソも他の国々も、核兵器を持ちながら通常兵器の開発と配備に余念がないのではないか。そんな妄想に囚われるのは、私だけかもしれませんけどね。
いまや世界は秩序も軍事も経済もグチャグチャで、さすがのエイリアンも、冷戦後にイスラム国とか産まれてくるとは想像しなかったみたいで(笑)
昔、落合信彦の著作「20世紀最後の真実」?で、実はUFOを飛ばしているのは南米へ逃れたナチスの残党っていうトンデモ本を読みましたが、めっちゃ面白かったです。(笑)
UFOって霊能のある人もよく見ますよね。ホントに何なんでしょうね。もしかすると未来人かもしれませんね。
それか別の次元で生きているものか。
と想像してみたりします。(;^ω^)
ただ、冷戦の終結後に民族と宗教が復興することは、既に20世紀初頭には予測されていました。イスラム国もその予測の範囲内だと考えています。
お化けもUFOも、観たいと思っている人には見えちゃうものなのでしょう。私はお化けもUFOも否定してないので、それらしきものを勝手にUFO認定しているだけかもしれません。
なんとなく答えが出たような?
元ネタはヌマンタさんなので、検証願います。
ようするにアニメ「パトレイバー2」ですね。
マルウェアによる幻像か、バグの産物と。
ヌマンタさんのF35記事に、戦闘機としての優秀性ではなく、大事なのは背後にある電子戦能力とありました。パイロットに先行する無人機からのデーターや、衛星や空母からの情報をビジュアル化して、ヘルメット内蔵の液晶バイザーに可視化するとありました。
それなら電子戦で幻像をパイロットに見せる事も可能な訳ですね。ゼロ戦パイロットと違い、ビジュアル化された電子情報を「観て」いるのですから。つまり、あれは電子戦の結果では?と思う。
でも、それを公表する事は自国のサイバー軍事力を明かしてしまう。
それに公表しても疑う奴はどうせ尽きない(笑)
ならば、「人類のテクノロジーを超えた何かが
空を彷徨いている」と発表した方が、軍事予算を獲得するのに有利でありません??
つまりエイリアンクラフトでも何でもなく、
バグやウイルス兵器による幻像で、そこに政治的かつ経済的かつ諜報的な理由で、「含み」を持たせて、ロマンを見せていると。
こういうのは如何でしょう?
押井守の劇場版パトレイバーに、似たような理屈でサイバーテロしてくる話がありましたね。
量子コンピュータてありますよね、あれは0と1だけでなく、切り替えなしに複数の「可能性段階」での計算が可能で「原子は複数をゆあ有する」が原理と聞き及びます。私らが寝台に横たわる時に、寝台を突き抜けて落下しないのは、寝台と私らがほぼ同じ振動数で揺れているからで。
という事は、我々とは異なる振動数の宇宙があるというのが多元宇宙論です。パラレルワールドと言うのですかね。僅かに異なる宇宙からのタイムトラベルならば、実質は平行宇宙移動なので。
こちらの方が妥当かと。
我々の宇宙は秒速何万キロかで膨張しているので、現実にタイムトラベルすると、数秒で地球数個分の3D座標がズレる事になります!
宇宙の彼方に放り出される。
これを修整するには凄まじい計算が必要となるはずで、それならば時間旅行よりパラレルワールドへの移動の方がマシと思うのですが。