入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    お師匠現る

2013年09月10日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 天気:晴れたり曇ったり、気温:20度C

              

 昨日、ついにお師匠登場。あらかじめ考えていた場所があるというので、まずそこに行く。しかしと言うか、やはりと言うか、無い。で、お師匠のご機嫌を損ねないように気を遣いながら、別の場所を提案してみる。師曰く「どうも雑キノコは・・・」などとぼそぼそ。
 提案の場所には1人で行ってもらい、こちらは仕事をする。それに大口を叩いた鹿のマルタの件、朝1頭の捕獲を確認し安堵したものの、その処理には気が滅入るばかり。
 昼には下りてくるように話しておいたが、なかなかお師匠姿を見せない。苦戦しているかと案じていたら、それでも1時くらいになっていたか、ようやく下りてきて一緒に昼飯を食べる。
 が、落ち着かない。いまひとつ、足りなそう。「昼飯なんか立って食べても構わん」などと言って、また出かけたそう。そこで、いくつかあるキノコの畑をオススメしてみる。
 
 後で気が付いたが、お師匠はこと山、就中入笠に関しては、誰にも負けないという強い自負をお持ちの方、昨日今日の新参者としては、ご無礼してしまったかと反省。
 こんなふうに師を語ると、たいそう気難しい人のように感ずかもしれないが、実に気さくでやさしく、親切。そして、一刻で頑固。法華道を単独で復活させたような人とは、まさにこういう人、というようなお方。
 最近師を描いた「信濃故道ほっけみちを復活させた男」という本が世に出ることになった。著者や版元の意図には少々疑問なしとしないが、郷土史に関心のある者には一読の価値ありと思う(著者:北条元那、発行元:有しんこう社)。

              

 今日は平日だというのに、いろいろな人が来る。横須賀から来た小泉元総理をよく知るというご夫婦、テイ沢を褒めちぎってくれ、「屋久島に似ている」とも。同じような感想を聞くのは、実はこれが2度目。若い(と、思う)2人組の女性、「牧場が見てみたくて」と言ってきて、これまた喜ぶ。ゴンドラの関係者とも入笠山の将来について話す。K-cha もよろしくお願いします。
 今夜もまた暗い夜道を下ることになってしまった。
コメント
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