天気:快晴、気温:19度C(昼)
期待通りの素晴らしい天気。遠くの北アや中アの山並みが一望できる。
ヘソを曲げていたNo.24も、ついに囲い罠の鹿の誘引ゲートから中に入り、これで全頭が揃う。しばらく牛については安心していられる。
それにしても、あの強風や雨によく耐えた。さすがに疲れたのか、今日はどの牛も反芻の時間が長い。
この2頭は入牧の時以来いつも一緒
前回ボイジャー1号に関して、故意に記事の内容に触れることを避けた個所があり、気になっていたら今日その疑問が解けることに。
それは、「われわれが遠く去ってからの、もうひとつの里程標」として、今から「4万年後」初めて、探査機ボイジャー1号はある星と最接近するというのだ。
太陽に最も近い恒星は、前回のブログでは星の名前までは出さなかったが、ケンタウルス座のα星プロキシマで、太陽からは4.3光年の距離にある。ボイジャーの速度から計算すれば7万年以上が必要のはずだ。この探査機がこの星を目指しているとは思わないまでも、これより近い星は存在しない。だから、ボイジャーが4万年後に接近する星とは一体何なんだろう、という疑問が湧いて来る。
もちろん、素人の雑駁・断片的な知識に過ぎないから、専門の科学者の言を疑う訳では決してない。それにしてもどういうことなのだろう、と・・・。
そしたら、宇宙はすごい、すごすぎる!確かに4万年後なら、4万年後ならばボイジャーがある星と接近することを、納得することができるのだ。その星の名はAC+79 3888、別名グリーゼ445(GL445)という赤色矮星のことで、われわれの太陽から現在17.6光年の距離にあるという。
ところがナントこの星は、ボイジャーなどとは比べようもないほどのスピードでわれわれの太陽系に接近中で、問題の4万年後には、太陽から3.45光年の距離まで近づくのだそうだ。そのころには、われらがボイジャーもかなりの距離を飛行しているわけだから、「4万年後」というとんでもない未来の話ではあるが、とりあえず納得したい。
で、こういうニュースには、多少なりといはいえ宇宙に関心があれば当然疑問として出てくるはずで、そしたらさすが、「ETがボイジャーを見付けたら、地球に電話してくるだろうか?」というタイトルの後追いの説明記事が続いた。
そのお蔭で以上のことが理解できたのだが、さてこうしたニュースや解説は、若い人の心を刺激しないだろうか。教育の現場に詳しいTDS君に今度お尋ねしてみよう。