入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

 秋のまき場のこと、とりとめもなく(1)

2013年09月28日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
   

            よく見ればお前も可愛い顔してるね
 天気:晴れ、気温:16度C (昼)
 
 此処に上がってくる途中、まだまだキノコ採りの車を見かける。大半は諏訪ナンバーで、だらしない駐車の車が多い。以前に注意したら「バカヤロウ」と返された。年配者が多いのだが、毎年のことで不快。
 
 10月から、千代田湖ー芝平峠の間が道路補修のため通行止めになる。入笠山に来るルートは、これで主要な道路は通行不能になる。残された一般向きな道路は伊那側の芝平からと、青柳から登る金沢林道ぐらいか。戸台からの林道は、オフロードバイクが今日も何台も通ったようだが、通行止めが解除されたのかどうかは不明。
 千代田湖から入笠山の道路は別名「自衛隊道路」と言い、かつて自衛隊の隊員が訓練を名目に土木工事にひっぱり出されて、大変な苦労をして作った道路だと聞く。その道路を冬になると、間伐した木材を山ほど積んだ過積載の大型トラックが、1日何往復となく通るのだ。凍って浮いた地盤は、たまらない。
 こうした仕事はほとんどが国や県が関係したものなのだから、そのあたりの指導がもっとあってもよさそうなもの。
 
 CHIYさんからオリオン座のベテルギウスの爆発が近いとコメントあり。確か600光年以上の距離、起こったとしてもそれは遥か遠い昔しの出来事になる。
 いつもそうだが、宇宙という捉えようもない世界のことを想像するとき、あたかも禁断の媚薬を試すようなときめきと(そんな経験はないが)、畏怖が同時に湧いてくる。
 ボイジャーがおよそ36年をかけてようやく恒星間宇宙に出たらしいと、一応話題にはなった。しかし現在の距離は約190億キロの彼方で、光の速度からしたらわずか20時間にも満たない。その一方太陽に最も近い恒星(グリーゼ445は遠い未来の話で別にして)ケンタウルス座のアルファー星までは4.3光年もある。ボイジャーはようやく銚子の港を後に太平洋に出たばかり、のようなものか。
 誰かも言っていたが、結局はこの小さな探査機を回収するのは宇宙人なぞではなく、ボイジャーよりもはるかに高速度の宇宙船を開発した、いつの時代かのわれわれの遠い子孫になるだろう。なぜなら、この愛すべき探査機の飛行範囲は、万年のスパンで考えてもあまりにも狭すぎるのだ、広大な宇宙と比べ。
 もっとも、人類の未来がそんなにまで長く存続するだろうか、という疑問が新たに湧く。

 今日は東京野歩路会の6名さまがキャンプ。指導者らしき男性が夕食前、ロープの取り扱い方を5名の女性会員に教えていたようだ。

                           
 
コメント
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