中央アルプス空木岳
快晴、まさに今日は五月晴れ。登ってくる途中の里は、田植えが始まったようだ。
背後に見える山は南ア・仙丈ケ岳。この山は雄々しさにおいて日本一の山に負けていない。しかしこの山も眺めるにはよいが、山頂は大千丈岳に譲る。天気のよい日は毎日眺めながら来るが、見飽きることはない。
昨日、帰りの道すがら考えたことは、やはり性悪(小梨の木)のジャングルから逃げて張った電牧(電気牧柵)のことで、今日やはり鹿対策にもなる通常牧柵から1メートル、高さ50センチでやり直すことに決める。太い性悪はチェーンソーを使ったが、当然ノコギリも必要になり、ギーコギーコやってるうちに手までギーコしてしまう。
昨日は洗ったばかりのズボンを鹿の血で汚され、今日はきょうとて自分の血で汚す。鹿の血は水で洗えばすぐ落ちるが、塩分が強いのかステンレス製のナイフでないとすぐ錆びる。人間の血は・・・知らない。
休みになるとオフロードバイカーが騒音を立てて来るが、森林管理署が南ゲートに施錠してしまったから、今年の秋まで戸台方面へは行くことはできない。これで少しは平穏が戻るとよいが。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては4月28日のブログをご覧ください。これだけ毎日宣伝しているのに、早くお出でなさい。そう、あなたのことです、君のことです。