昨日は昼が過ぎても雪は降ってこなかった。風呂には何回か入ったけれど雪見酒はせずに本を読んで過ごした。アフリカのブルンジという小国が舞台の重い話だ。「背高のっぽのパパイヤとオズワルドの月」(水野隆幸著/文芸社)。
本日は市営病院へ行き、10時半受付、11時診療、それから先のことは医師に任せるしかないが、入院の支度をして来いとは言われていないから、まずその心配は無用のようだ。しかし、結果によっては改めて来週にでもそう言われる可能性がゼロではないと、用心もしている。
専門医のIWクリニックで受けたレントゲンと超音波での診断によれば、結石のサイズから見て、過去2回のように尿と一緒に自然に排出させるのは難しく、内視鏡、もしくは衝撃波により石を細かくして取り出すことになるだろうとのお達しであった。
結石のことが無事に済んだら、天気の良い日に近くのスキー場へ3年ぶりに行ってみようかと考えている。少し滑ってみれば、それでどのくらいの体力があるのが分かるからで、落胆するかも知れないし、逆に元気が出るかも知れない。
10年ぐらい前、木曽の御岳山の裾野にあるスキー場で、ひと滑りした後の緩斜面で足がメロメロになってしまった経験を覚えている。その後も、2,3回はどこかで滑っているはずだ。「いい歳をして」と嗤われるのは分かっている。
腹痛は幸い元旦の夜以来小康を保っている。若干の違和感が腎臓のあたりにあり、それが結石のせいなのだろうと自己診断している。もう、自然排出の可能性がないなら、無理してまで尿意を刺激するためにコーヒーやビールは飲まないことにした。
特にビール、あんなものを薬の代用にしたら美味くもなんともなく、日頃信頼していた人に裏切られたような気さえした。いや、幸いと言っていいのか、今は仲直りができて元の関係に戻ってる。クク。
きょうも「最強の寒波」のせいで西山は荒れた雪雲の中。午前7時、外気温零下6度、国交省と気象庁が「不要不急の外出は控えろ」と言っていたが、こんなしゃらっ寒い日に、用もないのに何が嬉しくて外になど出掛けるものか。皆必要に迫られて仕方なく、寒風に晒されても用を済ませねばならないのだ。
先日見てきた人たち、きょうも足元の覚束無い雪道を苦労して病院へ行き、そして長い時間待たされるのだろうか。
本日はこの辺で。