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日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の高炉停止 21/09/28

2021年10月03日 21時41分53秒 | 日常的電脳日記
呉市に60年近く存在した製鉄の溶鉱炉、呉地区からの製鉄所完全閉鎖を前に21/9/28日の
操業をもって火を落としました。高炉は一度火を落とすと再稼働に大変な投資が必要と
なるため、止める=もう使わないという意味合いがあります。
※今回の写真は過去1年以内~最終日までのものです。



三峰山(天保山慰霊塔)の四阿(東屋:あずまや)より工場全体を見下ろす。

 

写真左側の桟橋に係船されているのが、鉄鉱石運搬船。喫水が高い事から荷下ろしが進み
船室は殆ど空っぽだと判断できる。

 

海上及び呉市街側から望む。



この煙突は、まだ少しだけ煙を吐いてるようです。


21/9/25


21/9/26


21/9/28

最終日前後には遠方からカメラマンが遠征して来ていました。通常、現地の人しか知らない
であろう場所にも陣取っており、ネットが普及するとこうなるのな!と痛感しました。

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見てるかどうか分かりませんし、事後なので申し訳ないとしか言いようが無いのですが、
広島市五日市から来たという方に「9/29のシフトが最後なので30日朝4時で停止と聞いた」
と話をしたのですが、報道にあった通り9/28のシフト、9/29午前4時で停止されました。

とある作業者の方から聞いた話をそのまま伝えた結果、実際と異なる情報となってしまい
ました。


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6 コメント

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Unknown (yuki)
2021-10-04 07:43:35
溶鉱炉の火が消えるのは寂しいものですね。
今後が不安になるような気持ちになります。

歴史的に名の残るシーンを見せていただきました。
返信する
今では難しい (大ペケ)
2021-10-04 21:04:03
>yukiさん
そもそも、こんなに民家に近い場所の製鉄所は
珍しかった。ISO14001準拠といっても、
スパイラルアップによる環境への配慮が向上
する筈もなく。。。

地元経済への影響は甚大ですが、呉は造船や
プラント製造も縮小が決定しており、前途
多難なのです。
返信する
Unknown (ポピー)
2021-10-05 09:16:12
閉鎖されるのは寂しいですね
呉を代表する会社だったのでしょうから
街も少し淋しくなるのでしょうか
煙は出ていなくてもこれからの秋の夕暮れ
映像にはなりそうです
返信する
正直な話 (大ペケ)
2021-10-05 19:19:30
>ポピーさん
そうですね。私がガキだった頃からズーっと
あって、同級生も少なからず就職し、今後も
なんだかんだ言いつつも、ズーッとあるん
だろうな程度にしか思っていませんでした。
業績は随分前から厳しかった様ですけど。

空気は綺麗になるかも知れないけど、時代の
区切りで間違いないです。
解体されていくであろう設備の撮影を行う
人が、今後2年程度居ると思います。
そう、23年9月が完全閉鎖予定時期なのです。
返信する
Unknown (カモミール)
2021-10-10 10:36:30
呉のシンボル的存在が 火が消えて やがて解体されるのはなんだかせつない氣もします。
撮影に行く氣力はありませんでしたが
拝見出来て良かったです。
返信する
まだ今から (大ペケ)
2021-10-10 16:26:50
>カモミールさん
確かにワザワザ見に来るのも多変だったと
思いますし、まだしばらくの間、圧延加工は
するそうなので、見た目の変化はありません。
徐々に解体が進んでいくと思われます。

23年9月に向けて、呉は正念場ですね。
岸田首相が次期衆院選で実行力のある政権
与党を確保できていたとしても、なかなか
難しそうです。
返信する

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