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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

流れてくるものは… 7 「瞳をとじて」 4  <気になる・気になる>

2008-04-14 | _きく__

 ♪ 朝 目覚める度に 君の抜け殻が 横にいる
    ぬくもりを感じた いつもの背中が 冷たい

男声パートが 滑らかに発進する。
この電車なら大丈夫、途中で心地よく居眠りしても大丈夫。
私なりの こんな変わった置き換えで この歌を聴くことができた。
平井堅・ご本人版では 超特急過ぎて(←もはや、意味不明になりつつある表現ですが)、
私の降りる駅はどこですか、もしかしたら行き先を間違えているのでは、と
不安が 先に立ってしまうのだった。
↑なんでこんな風に 思っちゃうんですかね、私。

番組進行のアナウンサーが 途中に
「さあいよいよ、切ないラブソングに挑戦です。」と
ナレーションをはさんでいた。

切ないラブソング、そこなんです。
堅さんの 切なさを 私が見聞きしちゃっていいんですか、
なんだか「ダメです。」と 真顔で拒絶されそうな、
あるいは それは実は裏返されたもので
私という者が さえぎっているのかもしれません。

高校生の合唱は 切ないラブソングを 
「青春と言う名の 苦い思い出(おー、それなら私も参加できる♪)」
あたりに アレンジしてくれたような気になりました。(ありがとネ。)

というわけで
一旦安心!?してしまえば とことん曲を聴くことができた。
(アァ、メンドクサイネ 私。)

 ♪ あの日見せた泣き顔 涙照らす夕日 肩のぬくもり
    消し去ろうと願う度に 心が体が君を覚えている

女声も男声も 佳境に入ってきた。
合唱指導者が
「一番いい声で!びっくりするくらい いい声で(歌ってごらん)!」と
はっぱをかけている。
指導者は こうも言っていた。
「(この作品の)原作を小説で読んだという人もいるかもしれないし、
 映画で見たという人もいるかもしれない。
 (歌うにあたって それらとは)全然違うことを心の中で思っていても
 それは全くかまわない。・・・」
一人の人間にも 気持ちの中にたくさんのものがある。
音や声をそろえる合唱も 複雑な心が各人にあってこそ 
かえっていい音になることがある、指導者は そう言葉を続けていた。
いい事言うねえ、この指導者に 座布団三枚っ!!

中学生と同様、15分そこそこの練習で すぐ発表となったようだ。
全国からやってきた その中でも運よく壇上に立った高校生が
一番いい声で びっくりするくらい いい声で 歌っていた。

 

[2012/10/18 編集]

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