「L・M・モンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化した人気シリーズ、待望のシーズン2の放送が決定しました!」とのことで、気になった。(ついでに言えば「花子とアン」も再開の再開〔ややこしや。〕です。)
朝日選書の「世界名作の旅」昭和41年版では
第4巻に「ルウシイ・M・モンゴメリイ」という表記で収められている。Anne with an “E”な作品を書いていたL・M・Montgomeryさんとしては、何かご意見があったかしら、ルウシ「イ」とかモンゴメリ「イ」に。
この回の著者が半世紀前(今から数えればその倍以上前の1908年)のニューヨーク・タイム「ス」に載っていた書評を確認している。
「アンはたいくつだ」
さて、そのタイム「ス」の酷評は例外で、「赤毛のアン」の反響は爆発的となり、出版社からは続編の矢の催促。追われるままにわずか三か月で書きあげた第二巻「アンの青春」のできばえに、作者は懐疑的だったようだ、本人ながら。
おぉ。それならば。
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「アンという名の少女」(原題:Anne with an “E”)というドラマがあるんだって。
「赤毛のアン」のドラマ化ってこと?
そうそう。
「赤毛のアン」シリーズって2,3冊読んだかなあ?
あら私は、自慢じゃないけど1冊目のほんの途中まででザセツしてるわよ。
よく分からない自慢大会が家族内で始まった、「アンという名の少女」。
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なる家庭内与太話の途中に「ご本人登場!」と原作者現るるとも
「あらぁ。1冊目くらいは最後まで読んでいただくとうれしいわ。」
「え。2作目以降はいいんですか?」
「おやおや、踏み込んできますね。まあ、聞いてちょうだい。出版社ったらねえ…」
とか何とか
会話の続きそうなものである(^_^)/。
有名になるというのは 今も昔も大変らしい。