私のすべての友だちに、
既知の友も未知の友も、
近くの友も、遠くの友も。
と始まる、
モーリス・ブランショ 「友愛のために」 清水徹訳 ≪リキエスタ≫の会 2001
Maurice Blanchot Pour l'amitié
を読み始めた。
80数ページの本。
本文の後、31ページから 訳注、あとがき、その他が始まる。
(本文は、30ページに納まる。)
訳注の中に
amitié の訳し分けの説明がある。 友愛/友情
始めも始め、ほんの最初のところにある文。
「友愛には、雷の一撃=一目惚れはない。むしろそれはすこしずつのもの、ゆるやかな時の営みだ。思えば、あのころ、友人同士だった、しかしそのことを知らなかった、というような。」