「グランチェスター」が とんとこ進んでいく。
ジョーディ・キーティング警部が大切にしていた自分の家庭とは別行動(≒好きな人ができました!)シーンまで現れて(歯切れ悪い文章でしょ。歯切れ悪いことが起こっているんです。ん?意外?意外だから「ジョーディ!本気なのね!?うわっ、どうしよう!!」とテレビの向こうのこちら側でヤキモキしてしまった。)、それでも家庭は妻は子供たちは大事。罪滅ぼしのように読み聞かせしていたのが
The Wind in the Willows。
たのしい川べ、と訳されているようで
そう言えば 読んだことなかったな、と なぜか
「楽しい川辺」(の表記)の方の 西村書店 2017 版 で読み始めた。
(西村書店。奥付〔前の方にあったから前付?〕では、出版地こちら方面ではなかった。)
訳者あとがきに
モグラがウサギをからかう場面の台詞「Onion-sauce! Onion-sauce!」の
「たのしい川べ」石井桃子訳を絶賛している部分があり、
こりゃ、「楽しい川辺」の後には「たのしい川べ」も読まなくちゃね、と
ロバート・イングペンの美しく豊かな挿し絵を眺めつつ思っています。
(西村書店。折り込まれていた新刊案内の一番下に「おかげさまで100周年」と書き添えられていた。Twitterに行ってみると「1916年創業の出版社です。」。なるほど。この本刊行時、100年100年。折り込み広告に紹介されているは、イングペン挿し絵の『アリス』刊行150年記念の本までありました。“ルイス・キャロル を読んだことがない。アリス系読んでいたら もっと楽しめるのかな。”な者といたしましては、気になる150年150年。)