市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

【安中市庁舎建替え問題】旧安中高校跡地に建替え場所を誘導したい思惑ミエミエの官製アンケートに要注意!

2021-04-11 12:45:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題
■築60年以上経過したとして安中市が現在の庁舎の建て替えを計画しています。安中市では、市民懇談会の提言だとして、「耐震性や利便性等の観点から、少なくとも旧庁舎・中庁舎は取り壊すことが相応しい」との提言)を受けて、「現在地」、「旧安中高校跡地」、「その他の場所」の3つの市庁舎の整備候補地を比較検討している、としていますが、初めから旧安中高校跡地に狙いを絞って、手続きを誘導していることは見え見えです。
 この思惑は、市議会における一般質問への答弁や、保守系会派の市議が安高跡地移転に賛意を示していることからもうかがえますが、市の広報紙「広報あんなか」を読むとさらに安中市の思惑を強く感じることができます。そして、はやくも4月5日に安中市の思惑を色濃くにじませた“官製”アンケートが市民4000人対象に郵送されました。既に回答した市民もいることから、緊急に本日、市内の市民団体「まちづくりワンワンチーム」のチラシが旧安中市内主体に新聞朝刊折込みされて、市民に、官製アンケートに惑わされないように警鐘を鳴らしました。

今朝新聞折込された緊急チラシ。

※こちらもご覧ください↓
「安中市庁舎建設に関する特別サイト」
https://usuipc.wixsite.com/annaka

 当会にも、4月7日に安中市が官製アンケートを送り付けてきたとする情報が入ったため、さっそく4月8日に事実関係を確かめるため電話をかけてみました。

 前年度までは、市庁舎建替えについては、企画課が主体で業務を進めていたので、4月の組織変更後も企画財政課が市庁舎建替え業務に携わっているのかと思いきや、「市庁舎建替え担当部署につないでほしい」と市役所受付に訊いたところ「財政課資産活用係」に繋がれました。

 担当者のカネタ(金田?兼田?)職員に電話聴取した結果は次のとおりです。

(1) 4月5日(月)に無作為に抽出した4000名に対して安中郵便局と松井田郵便局から発送した。

(2) 4000人の抽出方法は、住基ネットをつかい、その中に住基台帳の「アンケート」機能をクリックすると自動的に選び出した。なお、住基台帳は3月25日時点の情報を使用した。このうち「満16歳以上」という条件のみ付けて自動選出した。したがって、理論的には同世帯で複数人がアンケート対象として選ばれることもありうる。

(3) 前回の景観アンケートのときは、郵送アンケートとともにインターネットアンケートを実施したため、アンケート内容はネット上で公表したが、今回は、用紙を複製される恐れがあるため、アンケート内容はHPに掲載していない。(←※当会の感想:配布用紙の様式をそのまま掲載しなければ、問題ないはずなのに、なにやら姑息なやり方をしていることがわかる)

(4) ただし口頭ではアンケートの設問内容の概要は説明できる。(というので口述してもらったのが以下のとおり。聞き取りをメモしたものなので、あくまで目安です)

(5) 設問1:回答者の属性に係る項目。■年代、■職業、■居住地区(安中、磯部、原市など)、■市での在住年数

(6) 設問2:市役所の本庁舎ライチョウ時に印象など5項目。■過去1年間の来庁回数、■来庁時の交通手段(徒歩、バスなど)、■来庁時の用件、■来庁時に困ったこと(どこになりがあるのか、など)、よかったこと

(7) 設問3:庁舎整備の考え方。■求める機能・役割、■庁舎についている機能及び施設、■建設場所として重視すること(スペースの確保、費用の抑制など)、■庁舎整備の方法は、■場所は3カ所のどこか?(現在地、旧安中高校跡地、その他(自由記載))、■旧庁舎、中庁舎の耐震化は、■その他(自由記載)

(8) 設問4:建替え場所の選択式質問として、■現在地、■旧安中高校跡、■その他場所(自由記載)、■旧庁舎、中庁舎の耐震化、■その他活用法(自由記載)

(9) 設問5:上記設問4の回答で、本庁舎の場所がよいと答えた人、その他の場所がよい、旧庁舎・中庁舎の耐震補強でよいと答えた人について、現在の安中高校の跡地はどのような利活用をすべきか? 7項目のうち2つまで選択として■文化・芸術施設、■イベント・防災施設・多目的施設、■道の駅・ショッピングモール、■スーパー・コンビニ・生活利便施設、■事務所・会社・業務関連施設、■国・県・公共施設、■その他(自由記載)

(10) 設問6:上記設問4の回答で、旧安中高校への移転がよいと答えた人について、現在の庁舎の跡地はどのような利活用をすべきか?7項目のうち2つまで選択として■文化・芸術施設、■イベント・防災施設・多目的施設、■道の駅・ショッピングモール、■スーパー・コンビニ・生活利便施設、■事務所・会社・業務関連施設、■国・県・公共施設、■その他(自由記載)

(11) 設問7:建替えに係る資金面、建設時期などについて、意見を6行ほどの枠内に自由記載

(12) 以上のアンケートは「AI OCR」という機械読み取りソフトに書けて、自動読み取りにて集計する。AI OCRはDeep Learning機能までは備えておらず、自由記載欄の文字も自動読み取りできるが、字体によっては不正確な読み取りの場合もあるので、職員によるチェックも併用して実施する予定。

(13) 結果はHPで発表する。

■以上の市側の説明に対して、当会から、「あとでアンケート原本の閲覧について情報開示請求をする場合、応じてもらえるのか?との質問に、「個人情報として筆跡等の問題があるが、個人が特定できなければ可能かもしれない。可否の即答は控えたい」というので、「今から十分に開示請求に備えて内部で検討をしておくことをお勧めする」とコメントしておきました。

 当会の感想として、HPにアンケート内容を掲載せず、インターネットアンケートもやらないというのは、あきらかに結果を操作する思惑があります。今後の状況を厳しく注視し、アンケート結果の検証を厳重にチェックする必要があると感じました。

■すると、アンケートが送られてきた4000人のなかの一人の市民から、アンケート用紙と同封資料が当会に4月9日に情報提供されてきました。さっそく実物を見てみましょう。


アンケート用紙の表紙
●アンケート用紙(表紙含み全8ページ) ZIP ⇒ ss1ssapgp14.zip
ss2ssapgp58.zip


同封資料1および資料3


同封資料2

 この資料を見ると、広報と同様の「市庁舎建替え場所は旧安中高校跡地」ありきの誘導記事を引用していることがわかります。

 更に大きな問題点は無記名アンケートであることと、管理する通し番号もないことです。電話で財政課資産活用係のカネタ担当の話しでは、住基ネットで無作為に抽出した市民4000人にコード番号を振って管理しているとの説明でしたが、アンケート用紙にコード番号は見当たりません。返信用封筒に振ってあるのかもしれませんが、それでは正確な管理が徹底できません。

 これでは、偽造アンケートを紛れ込ませたり、すり替えたりしても、追跡し検証する手段はありません。偽アンケートを大量に作って送りつけても見破る手段はありません。怪しいアンケート結果が出ることがあっても調査する手段はありません。

■もっとよく見ると、アンケート用紙に同封された資料②は、広報の資料を加工して使っていることがわかります。並べて眺めてみると、そのことがわかります。


アンケート用紙に同封された資料2右半分の「安中市庁舎に関わる提言書」にある整備候補地の比較


広報あんなか4月号に掲載された「提言書にある整備候補地の比較」

 ご覧いただくとお分かりのとおり、資料2では、「使いやすさの面」を筆頭に持って来て、「お金の面」をその下に掲載していますが、もともと広報あんなか4月号では「お金の面」が最初で、「使いやすさの面」はその下に置いていました。

 安中市の財政は苦しいはずなので、広報あんなか4月号に示した提言書のとおり、「お金の面」が最優先するはずです。50億円ちかい予算を、庁舎の建て替えに投入する余裕はありません。しかし、安中市は苦しい財政でも、「節約」という意識は希薄のようです。しかも、51億円事件の原因者の親族が保有する市役所隣接の土地について、取得しようとする意志も見られません。



安中市役所の目の前にあるタゴの親族所有の土地建物。安中市は「これがあるから、駐車場が狭いので、旧安高跡地での市庁舎建て替えがお勧め」などと、市民に喧伝する始末。

■以上のとおり、4月5日に市民4000人を対象に発送されたアンケートは上記のように姑息な加工が施してあります。これでは、市民のためのアンケートではなく、安中市のための「官製アンケート」であることは明らかです。

 当会では、4月30日のアンケート締切りを待って、安中市に対して連休明け早々にでも行政文書開示請求を行うことを検討中です。

 それにしても、この問題に関心を寄せる市民の皆さんの提言を無視し、自らの都合の良い方向に市民の意見を誘導しようとする安中市行政の体質と実態は、史上空前の51億円巨額詐欺横領事件を起こした26年前と大差ない状況に陥っていると言っても過言ではありません。

【4月12日追記】
この問題に取り組んでいる庁舎建設の方向性を考える会が「安中市庁舎建設に関する特別サイト」を立ち上げました。市庁舎建替えについて、的確な視点から分かり易く解説していますので、ぜひご覧ください。
*****安中市庁舎建設に関する特別サイト*****
https://usuipc.wixsite.com/annaka

安中市役所新庁舎H13竣工
●わかりやすい市庁舎建設の話
●広報あんなかの比較記事
●正しい情報に基づいた比較
●市民アンケート注意事項

【市民オンブズマン群馬事務局・市政をひらく安中市民の会事務局からの報告】

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【安中市庁舎建替え問題】広報あんなか4月号「市庁舎の整備について検討しています」記事に異議あり!

2021-03-28 23:11:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題
■築60年以上経過したとして安中市が現在の庁舎の建て替えを計画しています。安中市では、市民懇談会の提言だとして、「耐震性や利便性等の観点から、少なくとも旧庁舎・中庁舎は取り壊すことが相応しい」との提言)を受けて、「現在地」、「旧安中高校跡地」、「その他の場所」の3つの市庁舎の整備候補地を比較検討している、としていますが、初めから旧安中高校跡地に狙いを絞って、手続きを誘導していることは見え見えです。
 この思惑は、市議会における一般質問への答弁や、保守系会派の市議が安高跡地移転に賛意を示していることからもうかがえますが、市の広報紙「広報あんなか」を読むとさらに安中市の思惑を強く感じることができます。
 その典型が、市民に配布され始めた広報あんなか4月1日号にも顕著にみられます。

広報あんなか2021年4月1日号の表紙。

 なお、安中市庁舎建替えに関して当会が市議会議員を対象に実施した最初のアンケートについては次のブログ記事を参照ください。
○2020年10月21日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議会議員全員に市庁舎建替えについてアンケート依頼中!10月23日の締切迫る
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3223.html
○2020年10月24日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議22名全員への市庁舎建替アンケート結果、会派毎の回答率は実質90~95%
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3226.html

 また、第2次アンケートについては次のブログ記事もご覧ください。
〇2021年2月10日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議20名及び地元選出県議らへの市庁舎建替第2次アンケート実施中!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3276.html
〇2021年㋁25日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議20名及び地元選出県議らへの市庁舎建替第2次アンケート結果の公表
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3280.html

 なお、当会がこれまでに2回実施した公開質問状(アンケート)の集計結果は次のとおりです。
●第1次アンケート結果 ZIP ⇒ sjno1_.zip
●第2次アンケート結果 ZIP ⇒ sjno2_.zip

■広報あんなか3月1日号にも庁舎の記事が載っていますが、「現在地」と比較して、「旧安中高校跡地」に関する記載で、「費用」について、現在地での建て替えも可能なのに、わざわざ「仮設庁舎の整備費用が不要。引越し費用が少なく」と書き加えています。また、「市民サービス機能」についても、「間仕切りのないオープンフロアが実現する」とか、「行政部門が一つの建物にまとまることで、業務の効率化や市民サービスの向上につながる」などとして、現在地での建て替えでも、レイアウト計画を工夫すれば問題なく可能なことを、ことさらに強調しています。さらに「防災機能」や「建物外部」でも、現在地より面積が増えることだけに注目して、防災スペースや駐車スペースが、現在地では劣っているかのように脚色しています。これは、「市民参加」や「将来性」についても、スペースが広くなり、複合施設としても使えるなどとする漠然としたイメージで、市民に先入観を受け付けようとする魂胆がアリアリとうかがえます。

●広報あんなか3月1日号の庁舎建替え記事 ZIP ⇒ 20210303_l_s.zip

 こうしたフェイク情報、情報操作と思われる記事が、性懲りもなく、広報あんなか4月1日号にも引き継がれています。




 ご覧のように、高額で床面積の大きい他の自治体の例をわざと挙げて、市民を洗脳しようとする意図が強く感じられます。また、安高跡地への立地を誘導する目的で、現在地に建てる場合は、「仮設施設が3億円だ」などと、既存施設を使って建て替えが可能なのに、「1億円以上」などとウソが書かれています。

 その一方で、安高跡地に建てる場合は、「校舎解体費用は県から土地購入した際の費用から減額済み」などと、あたかも、県から校舎解体費用分が減額されていて購入できたから、紅茶解体費用が要らないかのような、詐欺的な文章に仕立て上げています。これを読んだ市民は、間違いなく誤解してしまうことでしょう。

 極めつけなのは、最も理想と思われる現在地の敷地内での建設案のうちの「②現南側駐車場・ロータリー部分に建設」で、「駐車場」として「駐車場が北側と南側に分かれ、通路が狭く、車の行き来は困難・南側にはバス停留所が必要なため、駐車台数は限られる」などとネガティブなコメントが記されています。この対策として、現在保健センターの南側にあるタゴの配偶者の親族が所有する地所を、市に提供してもらえば、直ちに解決するのに、安中市にはタゴやその一族から債権を回収するという意思があるのでしょうか。

■実際には、もしも安中高校跡地に庁舎建替え先が決まった場合、校舎解体費用(あくまで見積ですが、3億円とも言われる)に加えて、アスベスト撤去費用(あくまで見積ですが、1.2億円とも言われる)を引いた価格約2.8億円で県から売りつけられた(もともと安中市民が県に寄贈した土地)わけですから、当然、今後、安中市の予算を使って、校舎解体や、アスベスト撤去、さらに耐震不適合のブロック塀の撤去が行われることになり、それらのコストについても、比較表に明記されなければなりません。

 そもそも、岡田義弘・前市長が、松井田町との合併で、合併特例債を念頭に、美術館や市民ギャラリー構想を思いつき、必要も無いのに、安高跡地を「買う」と県と約束してしまったのが発端です。その後、岡田前市長が関心を他に移したため、10年間も宙ぶらりんになっていたところ、県から「購入すると約束したのだから、いつまで待たせるつもりなのか」と押しまくられ、必要もないのに買わざるを得なくなり、跡地の買い取り理由をでっち上げる用途、市庁舎建替え先としての利用を思いついたのが、背景にあります。

■したがって、安中高校跡地に市庁舎を移設新築するとなると、現校舎等建物の解体費用に加えてアスベスト撤去費用と耐震不適合ブロック塀撤去等が安中市に支出となってのしかかってくるのは明らかであり、なぜ安中市は広報誌にこのことを明記しないのでしょうか。

 なぜなら、初めから安中高校跡地に新庁舎を立てたいからにほかなりません。

 そうであれば、群馬県で更地にしたうえで安中市が買い取るべきであったのに、解体、アスベスト撤去、ブロック塀撤去等費用がどの程度になるのか、十分精査しないまま瑕疵担保責任なしの条件で県から買収したことで、スマイルパークの二の舞になるリスクがあります。

 買取契約書の内容や、県との交渉の経緯は、次のブログ記事を参照ください。
〇2020年10月25日:【安中市庁舎建替え問題】庁舎移転先ありきの安高跡地買取過程から見えてくる市民懇談会の猿芝居(2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3229.html
〇2020年10月26日:【安中市庁舎建替え問題】庁舎移転先ありきの安高跡地買取過程から見えてくる市民懇談会の猿芝居(3)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3230.html

 ところで、広報あんなか4月号の記事によれば、「今後の方向性を決めるうえで、次の段階として、無作為に抽出された4000人の皆さんを対象にアンケートを実施します」としています。

 今から15年前の2006年(平成18年)3月18日に行われた旧安中市と旧松井田町との対等合併の際にも、旧安中市では、市民に対してアンケートをとったことがありました。ところが、合併反対や慎重論が多かったにも関わらず、合併が強行されてしまいました。

 この市庁舎建替え問題についても、市が「次の段階」として予定している市民アンケートすら、安高跡地での建設案の採用に向けて、意見を誘導するための便法手段として、名目的に実施されるのではないか、と懸念するのは当会だけではないはずです。

■安中市はいつも「カネがない」と市民に吹聴していますが、51億円事件を起こした原因者のタゴに対して、法廷で確定した24億円以上+遅延損害金年6分の債権を行使しようとしません。

 当会の試算ではタゴに対して50億円以上の債権を保有する安中市ですが、タゴからの返済は、一昨年12月から毎月1万円ずつに留まっており、きちんとした返済スケジュールはなく、このままだと遅延損害金を除いても、完済までにあと1万8000年以上を要します。

 そうした自らの怠慢を棚に上げて、安高跡地に移転するためには多額の出費になることが目に見えている校舎撤去費用等について、広報誌でこういう詐欺商法のような悪知恵を働かせた書き方をすれば、一般市民は校舎解体費用は県が出してくれるものがと間違いなく思い込んでしまうでしょう。

 タゴが安中市土地開発公社を舞台に、安中市や群馬銀行を騙して51億円余りの公金を騙し取り横領した事件発覚から間もなく26周年目が巡ってきます。すでに、安中市役所の体質は、当時に戻ったことが、今回の広報誌の記事からうかがえます。

【市民オンブズマン群馬事務局・市政をひらく安中市民の会事務局からの報告】

※参考資料「安中市が昨年2020年10月26日に当会に開示した市庁舎建替えに関する情報」
**********
0.情報開示通知書
  ZIP ⇒ 2020102600jmy.zip
1.旧県立安中高等学校跡地の買取希望について(平成26年11月11日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102601h26.11.11.zip
2.旧県立安中高等学校跡地の買取希望(取得スケジュール変更)及び利活用に関わる群馬県教育委員会教育長宛文書の提出について(平成27年11月30日決裁)
  ZIP ⇒ 202010260227.11.30.zip
3.旧県立安中高等学校跡地の所得に係る価格の同意について(令和元年6月14日決裁) 
  ZIP ⇒ 2020102603ir01.6.14.zip
4.旧県立安中高等学校跡地の取得に係る同意書及び県有財産譲渡申請書の提出について(令和元年12月18日決裁)
  ZIP ⇒ or01.12.18.zip
5.旧県立安中高等学校跡地の取得及ぴ令和2年第1回安中市議会定例会への提案について(伺い)( 令和2年1月27日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102605nscr02.1.27.zip
6.県立安中高等学校跡地取得に係る経過について
  ZIP ⇒ 2020102606no.zip
7.安中高校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成20年9月5日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102607c20.9.5.zip
8.安中高校跡地の買取希望について(平成20年11月26日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102608h20.11.26.zip
9.安中高校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成20年11月28日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102609ch20.11.28.zip
10.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成21年12月1日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102610ch21.12.1.zip
11.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成22年9月17日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102611ch22.9.17.zip
12.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成23年3月31日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102612ch23.3.31.zip
13.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成24年10月11日)
  ZIP ⇒ 2020102613ch24.10.11.zip
14.旧県立安中高等学校跡地の買取希望について(平成26年11月11日)
  ZIP ⇒ 2020102614h26.11.11.zip
15.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成25年4月10日)
  ZIP ⇒ 2020102615ch25.4.10.zip
16.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成27年4月28日)
  ZIP ⇒ 2020102616ch27.4.28.zip
17.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成27年10月29日)
  ZIP ⇒ 2020102617ch27.10.29.zip
18.県立安中高等学校跡地の売却手続に関わる県教育委員会からの通知について(平成29年3月31日決裁)
  ZIP ⇒ 2020102618mh29.3.31.zip
19.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成29年8月29日)
  ZIP ⇒ 2020102619ch29.8.29.zip
20.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成29年11月27日)
  ZIP ⇒ 2020102620ch29.11.27.zip
21.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成30年10月3日)
  ZIP ⇒ 2020102621ch30.10.3.zip
22.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成30年11月8日)
  ZIP ⇒ 2020102622ch30.11.8.zip
23.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成30年11月19日)
  ZIP ⇒ 2020102623ch30.11.19.zip
24.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成31年2月14日)
  ZIP ⇒ 2020102624ch31.2.14.zip
25.旧県立安中高等学校跡地取得に係る群馬県との協議について(平成31年3月27日)
  ZIP ⇒ 2020102625ch31.3.27.zip
26.業務報告書(令和元年6月10日)
  ZIP ⇒ 2020102626r01.6.10.zip
27.業務報告書(令和元年9月25日)
  ZIP ⇒ 2020102627r01.9.25.zip
28.業務報告書(令和元年11月7日)
  ZIP ⇒ 2020102628r01.11.7.zip
n style="color:blue">29.業務報告書(令和元年11月26日)
  ZIP ⇒ 2020102629r01.11.26.zip
30.R·C·Cシート(令和元年12月11日報告)
  ZIP ⇒ 2020102630rccvg01.12.11.zip
**********

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【安中市庁舎建替え問題】安中市議20名及び地元選出県議らへの市庁舎建替第2次アンケート結果の公表

2021-02-25 23:53:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題
■築60年以上経過したとして安中市が現在の庁舎の建て替えを計画しており、市が選んだメンバー主体に16名による市民懇談会が7月から毎月下旬に開催され、10月26日(月)午後6時30分から第5回目となる最後の会議が開催される予定で、その後、どのように進められるのか市側からの説明はなく、あとは市側の思惑で計画が進められるのではないかと、市民の間で懸念の声が上がっています。こうした中で、市民から選ばれた議員で構成される安中市議会でも、「庁舎建設等特別委員会」が一昨年12月に立ち上げられ、これまで少なくとも10回にわたり、市庁舎建替えの件で話し合いをしてきました。この問題について当会は、市民代表の市議の皆さんが、市庁舎建替えについてどのような意見をお持ちか、昨年10月12日に20名の市議全員にアンケート用紙を郵送し、10月23日を期限にアンケートをお願いしました。その後、3か月が経過したため、あらためて今回第2次アンケートを安中市議全員にお願いすることにしました。そして1月31日に返信用封筒を同封してアンケート用紙を郵送しました。なお、今回は、地元安中市区選出の県議会議員、および来年4月に迫った次期市長選を睨み有力と目される立候補者にも同様にアンケートをお願いしました。この度、その結果を公表いたします。

 なお、最初のアンケートについては次のブログ記事を参照ください。
○2020年10月21日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議会議員全員に市庁舎建替えについてアンケート依頼中!10月23日の締切迫る
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3223.html
○2020年10月24日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議22名全員への市庁舎建替アンケート結果、会派毎の回答率は実質90~95%
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3226.html

 また、今回の第2次アンケートについては次のブログ記事もご覧ください。
〇2021年2月10日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議20名及び地元選出県議らへの市庁舎建替第2次アンケート実施中!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3276.html

 第2次アンケートの質問項目は次のとおりです。

*****第2次アンケート*****
市庁舎建替えに関するアンケート 令和3年1月31日
          市政をひらく安中市民の会事務局長 小川 賢
                   TEL 090-5302-8312
                   FAX 027-381-0364
平素より市民に分かりやすい開かれた議会づくりにご尽力賜り厚く御礼申し上げます。さて、現在、安中市議会では市庁舎の老朽化による建替えについて市庁舎建設等特別委員会を設置して、縷々ご議論いただいております。つきましては、市議会議員の皆さまの市庁舎建替えに対する考えや意見を把握することで、より開かれた議会を市民にアピールする機会として、次のとおり「市庁舎建替えに関するアンケート」を実施することにしました。本アンケートの趣旨をご理解いただき、公務多忙の折、誠に恐縮ですが、令和3年2月11日(木)までに同封の返信用封筒にて投函して下さいますようご回答を賜りたくお願い申し上げます。
             記
○質問1:建替える庁舎の規模       (該当する番号に○をつけてください。)
➀一極集中の大型庁舎(市の公式案9500㎡)
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
➂現在の新庁舎も含めて全体を建て替える。(約6500㎡)
④わからない。

○質問2:建替え場所について、
➀現在の場所  ②安高跡地  ➂それ以外の場所  ➃わからない。

○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で➀現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(                       )

○質問2B:市役所跡地利用について、質問2で➁安高跡地➂それ以外と答えた人にお聞きします。
現市役所跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(                      )

○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
➀20億円未満  ②20億円台  ➂30億円台  ➃40億円台  ⑤50億円以上

○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成  ②反対  ③わからない。
(反対の場合、理由を教えてください:            )
**********

■では、市議の皆さんからの回答順に紹介します。

◆2021年2月9日送達◆
=====06=====

氏名     武者 葉子
議席番号   6
所属会派   公明党
所属委員会  総務文教常任委員会
住所     〒379-0225 安中市松井田町八城甲188番地
回答内容 ZIP ⇒ 20210209c06tq.zip
小川様
市議会議員 武者葉子です。

 市庁舎建替えに関するアンケートをお送りいただきましたが、
只今、ご存知の通り、市議会にて庁舎建設等特別委員会にて検討中の案件ですので、誠に申し訳ありませんが個人的な見解は控えさせて頂きたいと思います。
 引き続き協議を重ねて参りますので、宜しくお願い申し上げます。

=====13=====

氏名     高橋 由信
議席番号   13
所属会派   無所属
所属委員会  総務文教常任委員会
住所     〒379-0112 安中市岩井970番地4
回答内容 ZIP ⇒ 20210209c13rm.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
➀一極集中の大型庁舎(市の公式案9500㎡)?
○質問2:建替え場所について、
②安高跡地
○質問2B:市役所跡地利用について、質問2で➁安高跡地➂それ以外と答えた人にお聞きします。現市役所跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(現在の市庁舎を図書館として利用)
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
➃40億円台
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成

=====03=====

氏名     松本 次男
議席番号   3
所属会派   無所属
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0302 安中市松井田町五料319番地2
回答内容 ZIP ⇒ 2021020903j.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
○質問2:建替え場所について、
➀現在の場所
○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で➀現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(多目的広場(芝))
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
無回答
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
③わからない。

=====08=====

氏名     佐藤 貴雄 (副議長)
議席番号   8
所属会派   民声クラブ
所属委員会  経済建設常任委員会
住所     安中二丁目15番30号
連絡先    〒379-0116 安中市安中三丁目18番34号
回答内容 ZIP ⇒ 20210209c08my.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
別紙参照
○質問2:建替え場所について、
②安高跡地
○質問2B:市役所跡地利用について、質問2で➁安高跡地➂それ以外と答えた人にお聞きします。現市役所跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(西毛広域道沿いの利点をいかした誘客施設8(道の駅ではない)を、新庁舎を子育て支援センター化した複合施設)                      )
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
庁舎機能を備えた建設が可能な必要最低限の費用
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成
<別紙>
庁舎建設等特別委員会  2020/9/8 第9回委員会資料 民声クラブ
◎本庁舎のあり方について
1.建設場所 旧群馬県立安中高校跡地及びその周辺

2.規  模 市庁舎として必要な機能とその他に必要な機能及び十分な来客用駐車場が確保できる面積

3.機  能
・上下水道部、松井田支所、公立碓氷病院以外の部署が入る
・大規模災害時における市民の生命·身体 財産を守る防災拠点施設、災害対策本部等としての機能
・ワンストップサービス等、総合窓口の設置と市民サービスが十分おこなえる
・ハード面 ソフト面ともにバリアフリー化されたユニバーサルデザイン
・十分な執務スペースや相談室等
・防犯カメラ等のセキュリティー機器の配置
・省エネルギー 環境負荷低減対策
・市民や各種団体へ提供できるスペース
・倉庫等のスペースの確保
・福利厚生施設(食堂 売店等)や福祉販売スペース、市民ロビー等の配置
・火災や地震等の災害時に職員や市民が危険なく避難できる通路や空間の確保
・トイレはウオシュレットや男女ともにおむつ替え場所を確保し、だれでもトイレやオストメイト等の多目的なトイレも各階に配置
・議場等の謙会機能は多目的に活用可能な機能を有し、フラットな傍聴席や母子室の配置等、 文字通り市民に開かれた議会とする
・複合施設(商業施設 庁舎機能以外の公共施設 公共に準じた施設 ホテル等)を併設する場合は市民ニーズを的確に把握し、P F I 等を活用しコスト削減を目指す

4.そ の 他
・松井田庁舎は松井田支所機能(現状では総務管理課と住民福祉課)と、松井田地域とその周辺 において特に市民ニーズが高い機能が入る
・谷津庁舎は現状のまま上下水道部を置く
・各公民館 住民センターにおいては住民票の写しや印鑑登録証等の取得など、市民サービスをおこなう
・現庁舎は新庁舎のみ残し、西毛広幹道沿いにある利点を生かした利活用をおこなう
・現庁舎周辺から新庁舎(安中高校跡地)周辺、さらに武家長屋から文化センターヘ連なる地域は、まちなかの賑わいを創出するエリアとして、あるいは公共ゾーンとして一体的な整備をおこなう

◆2021年2月10日送達◆
=====07=====

氏名     小林 克行
議席番号   7
所属会派   民声クラブ
所属委員会  総務文教常任委員会
住所     高別当376番地1
連絡先    〒379-0127 安中市磯部一丁目11番41号
回答内容 ZIP ⇒ 20210210c07s.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
○質問2:建替え場所について、
➀現在の場所
○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で➀現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(箱物はなるべく建てず、広園等の整備)
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
➂30億円台
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
②反対
(反対の場合、理由を教えてください:庁舎とは別の問題だから。)

=====05=====

氏名     長嶋 陽子
議席番号   5
所属会派   公明党
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0116 安中市安中三丁目12番21号
回答内容 ZIP ⇒ 20210210c05zq.zip
結論に至っていないので、考え、意見等は差し控えさせていただきます。長嶋陽子

◆2021年2月12日送達◆
=====15=====

氏名     小川 剛
議席番号   15
所属会派   清風クラブ
所属委員会  経済建設常任委員会
住所     〒379-0116 安中市安中3533番地3
回答内容 ZIP ⇒ 20210212c15.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
○質問2:建替え場所について、
➀現在の場所 ➂それ以外の場所
○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で➀現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(庁舎建設以降しばらくは開発できないので、安中体育館は一部(雨漏り箇所)補修し現状の使い方で使用する。グラウンドは少年野球やサッカー、グラウンドゴルフ等のスポーツ団体に貸し出し、草むしり等の維持管理は各団体で実施してもらう。
 将来的には街中再生のため、観光拠点として民間会社を活用し整備を進める。旧安中市の中心地にあるため、将来は街づくりの核として整備をする。武家長屋や安中教会、旧碓氷郡役所等歴史的な建造物が近くにあるため一体的な観光スポットとして整備をする。
 例えば公園を作り災害時には避難所にもなる施設。具体的には多目的で使えるスペース を確保し、美術や書画などの展示ができる建屋。1階には民間と協同し、飲食店や地場野菜の直売所等で人を呼び込む。(道の駅のイメージ)財源は民間と協同しPPPやPFIを活用。駐車スペースも広く取る。また、あんなか祭りの時はお祭り広場として開放する。)
○質問2B:市役所跡地利用について、質問2で➁安高跡地➂それ以外と答えた人にお聞きします。現市役所跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(新しい庁舎部分はまだ使えるので、多目的に使える施設(市民ギャラリー)とする。美術や書画などが展示できる場所として改装する。また、市民のコミュニティーが図れる場所 とする。旧庁舎は保健センターを除き取り壊し、市民が憩える公園とし、あんなか祭り時にはお祭り広場として関放する。また、地場産を直売するマルシェを関催する。災害時には避難場所としても活用。)
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
➂30億円台
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成
(賛成ですが、回収できるのであればこれまで進めていると思います。土地が回収できれば現在の場所で建替えた場合、非常に魅力的な土地です。)

=====02=====

氏名     櫻井 ひろ江
議席番号   2
所属会派   日本共産党安中市議団
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0116 安中市安中954番地1
回答内容 ZIP ⇒ 20210212c02n.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
○質問2:建替え場所について、
➀現在の場所
○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で➀現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(無回答)
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
➀20億円未満
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成

■当会が指定した2月11日の発送期限までにアンケートの回答を寄せた安中市議は以上8名に留まりました。そのため、2月15日付で督促状を未提出の市議の皆さんに送ったところ、2月18日に1通届きました。

◆2021年2月18日送達◆
=====11=====

氏名     罍 次雄
議席番号   11
所属会派   新政会
所属委員会  総務文教常任委員会
住所     〒379-0133 安中市原市1464番地3
回答内容 ZIP ⇒ 20210218c11j.zip
個人的に考えはありますが、特別委員会で協議中ですので控えさせていただきます

*****督促してもなお回答いただけなかった市議11名の皆さん*****
=====01=====

氏名     金井 久男
議席番号   1
所属会派   日本共産党安中市議団
所属委員会  総務文教常任委員会
住所    〒379-0215 安中市松井田町高梨子1313番地1

=====04=====

氏名     金井 登美雄
議席番号   4
所属会派   新政会
所属委員会  経済建設常任委員会
住所     〒379-0211松井田町上増田259番地

=====09=====

氏名     小林 訂史
議席番号   9
所属会派   新政会
所属委員会  総務文教常任委員会
住所     〒379-0115 安中市中宿一丁目6番34号

=====10=====

氏名     遠間 大和
議席番号   10
所属会派   新政会
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0125 安中市中野谷2873番地1

=====12=====

氏名     巽 久男
議席番号   12
所属会派   新政会
所属委員会  経済建設常任委員会
住所     〒379-0116 安中市安中二丁目17番45号

=====14=====

氏名     柳沢 吉保
議席番号   14
所属会派   無所属
所属委員会  経済建設常任委員会
住所     〒379-0107 安中市中後閑2658番地

=====16=====

氏名     柳沢 浩之
議席番号   16
所属会派   清風クラブ
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0127 安中市磯部三丁目5番31号

=====17=====

氏名     今井 敏博 (議長)
議席番号   17
所属会派   新政会
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0111 安中市板鼻二丁目5番3号

=====18=====

氏名     吉岡 完司
議席番号   18
所属会派   新政会
所属委員会  総務文教常任委員会
住所     〒379-0135 安中市郷原2110番地

=====19=====

氏名     奥原 賢一
議席番号   19
所属会派   新政会
所属委員会  福祉民生常任委員会
住所     〒379-0103 安中市中秋間703番地

=====20=====

氏名     田中 伸一
議席番号   20
所属会派   新政会
所属委員会  経済建設常任委員会
住所     〒379-0106 安中市下後閑1012番地
**********

■市議のほか、地元安中市区選出の県議会議員にもアンケートを送り、伊藤清に回答していただきました。なお、岩井均県議には次期市長選出馬か?との地元からの声もあり、次期市長選有力候補者としてアンケートを送らせていただきました。

*****回答していただいた県議*****

氏名   伊藤 清(いとう きよし)
生年月日 昭和29年1月6日
選挙区  安中市 当選2回
所属会派 自由民主党
郵便番号 379-0133
現住所  群馬県安中市原市4-4-28 アヴェニュー南 1F西号室
電話番号 027-388-0607
FAX  027-388-0712
【現所属委員会】文教警察常任委員会、総合計画に関する特別委員会、議会運営委員会副委員長、議会基本条例推進委員会
回答内容 ZIP ⇒ 20210210c.zip
○質問1:建替える庁舎の規模
④わからない。
○質問2:建替え場所について、
➃わからない。
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
無回答
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
③わからない。

■さらに、来年4月に迫った安中市長選に向けた有力候補者のかたがたにもアンケートをお配りしましたが、茂木英子氏のみから回答が寄せられ、提出期限日を過ぎてから現職県議の岩井均氏からも回答が寄せられました。しかし、タゴ51億円事件の真相にも造詣の深い元市長で次回市長選においても出馬が囁かれている有力候補者の岡田義弘氏からは残念ながら回答していただけませんでした。

*****回答いただけた次期市長選有力候補*****

氏名   茂木 英子(もてき ひでこ)
生年月日 1960年3月4日
所属政党 無所属
当選回数 2回
在任期間 2014年4月23日 - 現職
郵便番号 379-0114
現住所  群馬県安中市野殿919
【議員履歴】
群馬県議会議員(安中市区)当選回数2回 在任期間2007年4月30日 - 2014年3月31日
安中市議会議員 当選回数4回(補選を含む) 在任期間1995年 - 2007年
回答内容 ZIP ⇒ 20210212spq.zip
市政をひらく安中市民の会
事務局長 小川 賢様

平素より大変お世話になります。
過日いただきました「市庁舎建替えに関するアンケート」について、次のとおり 回答いたします。

■質問1、2(A・B)、3について
○質問1:建替える庁舎の規模
➀一極集中の大型庁舎(市の公式案9500㎡)
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
➂現在の新庁舎も含めて全体を建て替える。(約6500㎡)
④わからない。
○質問2:建替え場所について、
➀現在の場所  ②安高跡地  ➂それ以外の場所  ➃わからない。
○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で➀現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
○質問2B:市役所跡地利用について、質問2で➁安高跡地➂それ以外と答えた人にお聞きします。現市役所跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
➀20億円未満  ②20億円台  ➂30億円台  ➃40億円台  ⑤50億円以上
 安中市役所の庁舎につきましては、本庁舎のうち特に、旧庁舎と中庁舎の耐震 性が極めて低く、大規模な地震の際には倒壊の恐れがあると診断されています。 私は、これまでに庁舎の整備についで情報収集を行うとともに、近隣市の庁舎建て替え事例などの調査を行いました。
 そして、昨年は建築の専門家や各種団体の代表、公蒻市民らによる庁舎に関わる市民懇談会を計5回開催し、活発なご議論をいただいたうえで「安中市庁舎に関わる提言書」を受け取りました。その提言書をもとに、現在、市の広報やホームページなどで提言書の内容や複数示された整備案を分かりやすく比較し、周知を行っています。
 庁舎の整備には多額の資金が必要です。また、将来のまちづくりにもかかわる 大きな問題です。今後より多くの市民の皆様のご意見を様々な方法によりお聞きし、また、お知らせをしながら検討してまいります。

■質問4について
○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成  ②反対  ③わからない。
 安中市土地開発公社が保有する債権につきましては、現在も同公社において回収が進められています。現金や絵画の売却によるもののほか、不動産についても対応を進める努力中であると報告を受けています。

 以上を回答とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
                 3年2月10日  安中市長 茂木 英子

*****遅れて回答を頂いた次期市長選有力候補*****

氏名   岩井 均(いわい ひとし)
生年月日 昭和39年1月25日
選挙区  安中市 当選6回
所属会派 自由民主党
郵便番号 379-0215
現住所  群馬県安中市松井田町高梨子864-1
電話番号 027-393-5447
FAX  027-393-5447
【現所属委員会】厚生文化常任委員会、行財政改革特別委員会委員長、図書広報委員会委員長
回答内容 ZIP ⇒ 20210219s.zip
市長選に出馬表明している訳ではありません。市庁舎建替えについては、現段階では安中市の結論や方向性を見極めたいと存じます。  岩井均

*****回答いただけなかった次期市長選有力候補*****

氏名   岡田義弘(おかだ よしひろ)
生年月日 1938年10月5日
所属政党 無所属
郵便番号 379-0114
現住所  群馬県安中市野殿969
【議員・首長履歴】
安中市長 2006年4月23日 - 2014年4月22日(2期)
群馬県議会議員(安中市区)当選回数3回 在任期間1995年4月 - 2006年4月
安中市議会議員 当選回数5回 在任期間1975年12月 - 1995年4月
**********

■以上のとおり、今回の第2次アンケートの結果についても、安中市議20名のうち、曲がりなりにも回答を送ってきたのが督促しても僅か9名という、惨憺たるありさまです。

 また、回答を寄せてきた市議の中には、議会で決まっていないから、回答できないという議員も目立ちます。自ら判断できない市議会議員とは、果たして選挙で選ばれた選良という自覚をお持ちなのでしょうか。

 なお、来年4月に迫った市長選に出馬が有力視される3名のかたがたにもアンケートを配布させていただきました。

 このうち、さすがに現職の市長でもある茂木英子氏は、個々の質問項目でなく、総花的に回答を寄せてきました。

 また岩井県議については、周辺の後援者からの情報によれば、「次回の市長選に出る腹を決めたらしい」というので市長選の有力候補者として、アンケートを出しましたが、岩井県議と茂木市長は仲が良いため、岩井県議としても、この時点で「市長選に出る」と表明するのは、やはり、はばかられるようです。回答しづらい状況にあると推測されます。

 ところで、前回の市長選にも出馬を果たしたものの、前々回よりも大差をつけられてリベンジが果たせなかった前市長の岡田義弘氏は、回答してきませんでした。住民としては、安中市内のあちこちの交差点付近に依然として同氏の選挙用立て看板が目に入ることから、ダークホースの次期市長選候補としてマークさせていただき、アンケート用紙を送りました。

 また、タゴ51億円事件にもタゴの後ろ盾として、昭和55年ごろ土地開発公社監事として、タゴがつくった決算結果のうち、前年度の繰越額500万円がなくなっているのに気付かず、監事として押印するなど、タゴ事件の早期発見の機会を失った当事者のひとりとしても岡田義弘氏の責任は重大です。

 そのため、安中市役所前にあるタゴ一族の土地を、51億円の穴埋めに対しては極僅かな足しにしかならないものの、少しでも返済を促すためにも、タゴと極めて近い存在であり、来る市長選には、マレーシアのマハティールに負けじと出馬の熱意をたぎらせているはずの岡田義弘前市長にもアンケートを送りました。

 しかし、上記のとおり、岡田氏からは結局回答は未だにいただけず、当会としても期待していただけに誠に残念です。ということは、次回市長選には、岡田前市長は出馬をついに諦めたということになるのでしょうか。ご本人に聞かないと、ハッキリしたことは申し上げられません。

■以上、安中市庁舎建て替えに関して、安中市議の皆さんや地元選出の県議や来年4月の市長選に出馬が有力視されている候補者の皆さんを対象に行った第2次アンケートの回答結果の公表でした。市民の皆様の本件に関する理解を少しでも深めていただければ、当会としても幸甚です。

【市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

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【安中市庁舎建替え問題】安中市議20名及び地元選出県議らへの市庁舎建替第2次アンケート実施中!

2021-02-10 23:48:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題
■築60年以上経過したとして安中市が現在の庁舎の建て替えを計画しており、市が選んだメンバー主体に16名による市民懇談会が7月から毎月下旬に開催され、10月26日(月)午後6時30分から第5回目となる最後の会議が開催される予定で、その後、どのように進められるのか市側からの説明はなく、あとは市側の思惑で計画が進められるのではないかと、市民の間で懸念の声が上がっています。こうした中で、市民から選ばれた議員で構成される安中市議会でも、「庁舎建設等特別委員会」が一昨年12月に立ち上げられ、これまで少なくとも10回にわたり、市庁舎建替えの件で話し合いをしてきました。この問題について当会は、市民代表の市議の皆さんが、市庁舎建替えについてどのような意見をお持ちか、昨年10月12日に20名の市議全員にアンケート用紙を郵送し、10月23日を期限にアンケートをお願いしました。その後、3か月が経過したため、あらためて今回第2次アンケートを安中市議全員にお願いすることにしました。そして1月31日に返信用封筒を同封してアンケート用紙を郵送しました。なお、今回は、地元安中市区選出の県議会議員、および来年4月に迫った次期市長選を睨み有力と目される立候補者にも同様にアンケートをお願いしました。

1月31日に郵送したアンケート用紙を同封した封筒一式。




 なお、最初のアンケートについては次のブログ記事を参照ください。
○2020年10月21日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議会議員全員に市庁舎建替えについてアンケート依頼中!10月23日の締切迫る
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3223.html
○2020年10月24日:【安中市庁舎建替え問題】安中市議22名全員への市庁舎建替アンケート結果、会派毎の回答率は実質90~95%
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3226.html

※最初のアンケートの結果集計表 ZIP ⇒ result_of_first_questionnaire_to_city_council_members.zip

■今回、第2次アンケートとして発送したのは次の内容です。

*****第2次アンケート(市議宛)*****ZIP ⇒ sjsapg_scc.zip
市庁舎建替えに関するアンケート        令和3年1月31日
                             市政をひらく安中市民の会
                             事務局長 小川 賢
                             TEL 090-5302-8312
                             FAX 027-381-0364

 平素より市民に分かりやすい開かれた議会づくりにご尽力賜り厚く御礼申し上げます。さて、現在、安中市議会では市庁舎の老朽化による建替えについて市庁舎建設等特別委員会を設置して、縷々ご議論いただいております。つきましては、市議会議員の皆さまの市庁舎建替えに対する考えや意見を把握することで、より開かれた議会を市民にアピールする機会として、昨年10月12日に引き続き、次のとおり「市庁舎建替えに関するアンケート」を実施することにしました。前回は7名の市議の皆様にご回答いただきましたが、その後、11月24日には市が設置した市民懇談会の提言書が市長に提出されたほか、今年1月の広報あんなかでも関連記事が掲載されました。市議会特別委員会でもさらに協議が重ねられたこの機会に、あらためて市議の皆様の今のご意見をうかがいたく存じます。本アンケートの趣旨をご理解いただき、公務多忙の折、誠に恐縮ですが、令和3年2月11日(木)までに同封の返信用封筒にて投函して下さいますようご回答を賜りたくお願い申し上げます。なお、会派の統一見解を優先する場合でも、各位必ず全項目をご記入の上、ご返信ください。

              記
                    (該当する番号に○をつけてください。)
○質問1:建替える庁舎の規模
①一極集中の大型庁舎(市の公式案9500㎡)
②老朽化した庁舎のみを建て替える。(旧庁舎、中庁舎約3600㎡+α)
③現在の新庁舎も含めて全体を建て替える。(約6500㎡)
④わからない。

○質問2:建替え場所について、
①現在の場所  ②安高跡地  ③それ以外の場所  ④わからない。

○質問2A:安高跡地利活用について、質問2で①現在地と答えた人にお聞きします。
安高跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(                                    )

○質問2B:市役所跡地利用について、質問2で②安高跡地③それ以外と答えた人にお聞きします。
現市役所跡地は将来何に使うのが適当だと考えますか?
(                                    )

○質問3:市庁舎建設費用についてどこまで許容しますか?
①20億円未満  ②20億円台  ③30億円台  ④40億円台  ⑤50億円以上

○質問4:安中市は連帯保証をしている安中市土地開発公社には簿外債権として元職員Tに対する 22億円+遅延損害金の債権があります。また、現在の安中市役所前には元職員Tの親族が所有する土地があります。これらの債権や資産をTおよびその親族から回収し、市庁舎建替え費用に充当すべきと考えておりますが、貴職の見解をお聞かせください。
①賛成       ②反対      ③わからない。
           (反対の場合、理由を教えてください:          )
------------------ご協力ありがとうございました。----------------
■なるべく市議の皆さんの記入のための労力の負担を軽くするために、選択方式と、必要な項目のみ記入方式を組み合わせ、事前にアンケート用紙の左上にそれぞれの議席番号を大書し、わざわざ自分の氏名を記入しなくても済むように配慮しましたのでご回答下さいますようお願いいたします。
アンケート用紙は、同封した返信用封筒に入れて投函して下さい。ご負担無きように切手は貼ってあります。尚、返信いただけない場合、及び無記入で返送していただいた場合は、その旨を公開させていただきます。
**********

※地元選出の県議宛アンケート ZIP ⇒ sjsapg_cc.zip

※次期市長選有力立候補者宛アンケート ZIP ⇒ sjsapg_s.zip

■すでに数名のかたがたから返送を頂いております。結果が判明しましたら、皆様にご報告いたします。

【2月15日追記】
 一部の議員らから、未だに回答が来ないため、本日督促状を発送しました。その結果を踏まえて、皆様にアンケート結果を報告します。


【市政をひらく安中市民の会事務局】

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【安中市庁舎建替え問題】当局主導の市民懇談会提言書に不足する市民目線を補った提言書を12.25市に提出!

2020-12-27 13:19:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題
■安中市は、全国自治体の追従を許さない、51億円という途方もない巨額詐欺事件を25年前に起こした自治体です。安中市役所の現在の敷地の目の前の駐車場の脇に、51億円横領犯とされた元・安中市土地開発公社職員の配偶者側の実家が所有する土地があります。市役所から今場所から移転することは、あと82年間、毎年クリスマスに2000万円ずつ群馬銀行にタゴ事件の尻拭いの和解金として支払い継続を余儀なくされる子々孫々の世代に対して、事件の現場から立ち去ることを意味します。事件から25年、これ以上の風化を防ぐためにも、市役所の庁舎を建て替える場合は現在の場所でなければなりません。
 また、財政面で苦しい状態にあるはずの安中市では、まだまだ使える庁舎迄取り壊して、別の場所に移転して50億円もの血税を投入することなど、許されるわけはありません。そうした思いを有する皆様の声をひろく市民のかたがたにひろめるべく、当会では11月1日の朝刊に意見広告を折込み、安中市全域の新聞購読世帯に配布をしました。
 その後、安中市主導の「安中市庁舎に関わる市民懇談会」は11月24日に、提言書を安中市長に提出しました。

**********安中市HP2020年11月24日
「安中市庁舎に関わる提言書」を受け取りました

(右から久米委員、石井委員、半田委員、高橋委員、小竹会長、小川副会長、茂木市長、こうめちゃん。ヒ

概要
 令和2年11月24日(火)、市は、「安中市庁舎に関わる市民懇談会」委員の出席者と茂木市長とで意見交換を行ったのち、茂木市長が「安中市庁舎に関わる提言書」を受け取りました。
 市では、6月から全5回にわたり安中市庁舎に関わる市民懇談会を開催してきました。懇談会においては、市内団体や公募市民、学識経験者などが参加し、庁舎整備のあり方や庁舎の機能、役割、立地などが話し合われ、提言書としてまとめられました。
提言書の内容
 提言書の内容は次のとおりです。
〇安中市庁舎に関わる提言書(ZIP ⇒ annakasi_choushasiminteigen.zip)
〇安中市庁舎に関わる提言書全体像(ZIP ⇒ annakasi_choushateigenzentaizou.zip)
〇第1回~第5回会議録及び提出意見一覧(意見番号付き)(ZIP ⇒ 1annakasi_choushakaigorokuall.zip
2annakasi_choushakaigorokuall.zip
3annakasi_choushakaigorokuall.zip
4annakasi_choushakaigorokuall.zip
5annakasi_choushakaigorokuall.zip
6annakasi_choushakaigorokuall.zip)
今後の市の取り組み
 提言書の内容を十分に尊重しながら、市において庁舎整備の方針について具体的な協議や検討に入っていきます。その過程は、ホームページ又は広報などを用いて市民の皆様にお伝えしていきます。
 今後、市民の皆様のご意見を様々な方法で伺っていきますので、その際はお気軽にご意見をお寄せください。
<お問い合わせ>
総務部 企画課
電話:027-382-1111 ファクス:027-381-0503
**********

■しかし、安中市が主導した市民懇談会による提言書は、安中市の幹部職員らの意向がその設置から、会議を通知で、提案書の作成に至るあらゆる段階で、影響を与えていることは否めず、したがって、その提言書の内容がかなりバイアスがかかっているのも事実です。

 そこで、当会は、11月1日の市内全区を対象としてチラシの新聞折込み後も、市庁舎建替え問題に関する市側の意向を注視してきましたが、11月24日に提言書が具体的に市長に提出された後、上記の通りHP上に公表されたことから、この問題に関心を持つ一般市民の皆さんの真の声を反映した提言書を作成することにしました。

 その結果、12月22日に完成したので、12月25日に、安中市を訪れた際に、本件担当部局の企画課に提出しました。生憎、田中課長は当日有休取得で休みだったため、同じ課の猿谷課長に、概略内容の説明をした後、直接手渡し、田中課長にもよろしくお伝えするように伝えました。


2020年12月25日16時40分、安中市役所総務部企画課にて猿谷係長に、市民目線の提言書を手交。

■それでは、当会から12月25日に安中市総務部企画課に提出した「市民目線による提言」を盛り込んだ「安中市庁舎に関わる提言書(庁舎の位置と規模の提言)」をご覧になってください。

**********ZIP ⇒ 202012221s_uk.zip
202012222s_uk.zip
<表紙>
            安中市庁舎に関わる提言書
            (庁舎の位置と規模の提言)


            令和2(2020)年12月22日

           安中市庁舎に関わる市民懇談会
           を見守る市民の会からの提言書

《雲形の吹き出し「市民目線の提言⇒」》は私たち「見守る市民の会」 からの提言個所を表すものです。

<はじめに>
              はじめに

 安中市庁舎に関わる市民懇談会は、学識経験者・市内各団体の被推薦者・公募市民からな る18名の委員の構成のもと、現在の市庁舎の現状・課題を踏まえそのあり方を検討するために、市長から委嘱を受けて令和2(2020)年6月に発足して、毎月1回のペースで10月までに5回の会議を行い終了いたしました。
 安中市も他市の例にもれず、少子高齢化が進行し人口減少社会に突入していて、財政的に も厳しい状況にあるとしながらも、土地開発公社には内部留保が12.6億円あり、さらに元職員への債権は元金で22.2億円、遅延損害金で39 .5億円、合計61.7億円に上っておリ、この回収が急務です。
 このような状況の中で、群馬大学社会情報学部准教授小竹裕人先生を会長とする市民懇談会の成果は提言書の形にまとめられて11月24日に安中市の茂木英子市長に提出されました。
 18名の懇談会委員の生の 意見がそのまま掲載された素晴らしい提言書です。但し残念なことに市民の目線に立ちながらも「どのような機能が庁舎には必要か」に偏りすぎてしまい、 あったらよいおまけの機能に重点を置いた懇談会の進め方でしたので、市民懇談会設置要綱に規定された所掌事務【※注1】についての議論が疎かになり、市民目線での方向性を提言するための議論が欠けておリます。
 そこで、私たちが纏めた本提言書では、市民懇談会の提言書では方向性が提言されていな い「庁舎の位置に関すること」、 「庁舎の規模に関すること」等について方向性を考えるために有益と思われる比較資料等を用意いたしました。
 この提言書は、市民懇談会の討議資料として提供されてこなかった補完情報を重点的に記述してあり、市庁含逹設の方向性を正しく判断するための一助となる情報を提供するためにまとめました。
 今後、市によって策定されていく基本構想・基本計画等に活かしていただければ幸いです。本提言書の情報を十分にお汲み取りいただきますよう関係者一同願っておリます。

令和2(2020)年12月 安中市庁舎に関わる市民懇談会を見守る市民の会 会員一同

【※注1】安中市庁舎に関する市民懇談会の役割は、市民懇談会設置要綱に謳われておリます。
*****安中市庁舎に関わる市民懇談会設置要綱*****
 (所掌事務)
第2条 懇談会は、次に掲げる事項について調査・検討し、市長に提案するものとする。
(1)庁舎に関わる甚本的事項に関すること。
(2)庁舎の位置に関すること。
(3)庁舎の規模及び施設計画に関すること。
(4)庁舎の機能に関すること。
(5)その他 庁舎のあり方に関わる必要な事項に関すること。
**********

<目次>
              もくじ
1.安中市庁舎に関わるこれまでの経緯・・・・・・・・・・P1
2.庁舎整備の方向性・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
3.庁舎の規模・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4
4.庁舎の立地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6
資料1 旧庁舎、中庁舎の仮設庁舎見積資料
資料2 現在地で建て替えた場合のイメージ図

<P1>
1.安中市庁舎に関わるこれまでの経緯
 年月/主な経緯---安中市庁舎に関わる市民懇談会「資料5」に歴代市長名を追記(追記箇所を●で示す)---
●平成18年3月/松井田町と合併
●平成18年4月/中島博範氏市長落選
○平成19年2月23日/平成18年度~平成19年度にかけて、建築物の耐震改修の促進に関する法律(耐震改修促進法)に基づき、昭和56年以前の耐震基準で建設された行政施設7か所及び学校施設18校の耐震診断が実施され、本庁旧庁舎と中庁舎について(財)群馬県建設技術センターより判定結果通知が出る。
 ※判定結果(資料12)
  旧庁舎:「耐震診断報告書の内容は妥当であり、本建築物の耐震性能は非常に低く、大規模な改修が必要です」
  中庁舎:「耐震診断報告晋の内容は妥当であり、本建築物の耐震性能は低く、補強が必要です。」
●岡田義弘市長:市庁舎については、7年間指示無しの不作為が続き進展無し。
○平成20年9月/安中市耐震改修基本計画を策定し、学校、保育園、病院の建て替え及び耐震補強に順次着手
○平成21年3月/旧庁舎の建て替え及び中庁舎の耐震補強事業を総合計画実施計画に搭載
●平成26年4月/岡田義弘市長に代わり茂木英子市長就任
●平成27年/事前準備組織を立ち上げ、庁舎建替の検討を指示
○平成27年5月22日/第1回庁内事前準備組織による検討会議、以後平成29年6月28日まで8回の会議を開催
○平成28年8月10日/庁内事前準備組織により埼玉県北本市視察
○平成28年11月8日/庁内事前準備組織により茨城県稲敷市視察
○平成29年6月28日/庁内事前準備組織により長野県小諸市視察
●平成29年9月/「事前準備組織を立ち上げ、庁舎建設に関する報告書」
○平成29年9月26日/庁内事前準備組織より「庁舎建替に関する報告書」を市長に提出(資料6)
○平成30年10月1日/広報10月号に「災害に備える」掲載(資料7)
○平成31年3月1日/広報3月号に「災害に備える-その2-」掲載(資料7)
○令和元年9月1日/広報9月号に「災害に備える-その3-」掲載(登料7)
○令和元年12月1日/広報12月号に「庁舎に関わる市民懇談会の委員を募集します」掲載
○令和2年3月30日/安中市庁舎に関わる市民懇談会委員委噸
○令和2年6月23日/第1回安中市庁舎に市民懇談会開催
●令和2年6月/市庁舎建設に関わる市民懇談会スタート

《市民目線の提言⇒》※平成19年に耐震診断の判定結果が出てから危険な状態を13年間も放置されてきた。新たな庁舎が建設されて引っ越しが済むまで危険な状態は続く。資料1に示すように旧庁舎と中庁舎に配属されている部門は仮庁舎を用意して早急に移転すべきである。

<P2>
1.安中市庁舎に関わるこれまでの経緯
 これまであがっている候補地と望まれる都市計画の変更、用途地域の見直し。
            【整備候補地の条件】

《市民目線の提言⇒》※西毛広域幹線道路が通るのを機会に、都市計画を見直し、市役所付近の用途地域に変更を行うチャンスです。第1種住居地域から近隣商業地域へ変更して延床面積の制限を外しましょう。
            【西毛広域幹線道路図】


<P3>
2.庁舎整備の方向性
2-1. 市庁舎建設に投入可能な金額
 基金が約11億7,000万円(庁舎建設基金約4億2,800万円と地域振興基金7億4,000万円)、合併特例情の使用可能残額が約36億(上記は第4回懇談会の会議録に書かれている金額)。
 《市民目線の提言⇒》合併特例偵の残額すべてを投入した場合、47億7000万円になるが、残額すぺてを使ってしまうと他の事業が出来なくなる。残額の半分くらいを投入と考えたほうが良いだろう。その場合の金額は、11億7000万円+18億円=29億7000万円。約30億円が市庁舎建設に使用可能な金額となる。
 なお、「はじめに」で述べたように土地開発公社の元職員に対する債権の元利合計61.7億円に上るのて、早急にこの債権を回収して、庁舎整備に充当されたし。

2-2. 市庁舎建設の方向性の優劣比較

※(注1)平成13年竣工の現在の新庁舎は、間仕切りの無いワンフロアー方式です。

《市民目線の提言⇒》2-3. 結論
 建設費用が抑えられて、且つ合併特例債の期限に間に合い、もったいない精神を生かした方向性は、現在地で老朽庁舎だけを建て替える方式です。用途地域は変更できるので延べ床面積3000㎡以上の庁舎が現在地でも建設可能。


<P4>
3.庁舎の規模
 市庁舎建設に関する市民懇談会に事務局から提供された資料の中の『庁舎建替に関する報告書』(市役所内の事前準備組織が作成し平成29年9月26日に市長に答申)には、庁舎規模は下記のように記載されている。
 尚、この資料の位置づけについては、懇談会の会議資料に【現時点において市の公式な考えとして「参考としますが、この内容に拘束されることはない」と位置づけている。】と記載されている。市で検討した市庁舎建設に関する唯一の公式な見解です。
**********【市の公式な考え】**********
・規模について
 行政機能の効率化の観点から全ての部署を新たな庁舎に集中させるのが理想である。
 今後の議論で必要面積が出さ れるものと考えるが、当面現在の旧庁舎・中庁舎 ・新庁舎・保健センター・松井田支所内に所属する部署が入ることを前提とし、9,500㎡規模の庁舎を建設する。
・庁舎建設にかかる総事業費の積算(仮定)
 49億3530万円(平成29年9月時点)
********************
一極集中型9500 mの巨大庁舎建設を掲げる市の公式な考えに対して、市民懇談会委員の意見では賛同者は皆無であった。
 市庁舎に関する市民想談会から第2回及び第3回会議の意見より庁舎の規模に関係する意見を抜粋
・市の人口ビジョンの目標値では2030年は50,372人、2060年は35,408人である。(事務局)
・松井田庁舎が立派な建物なので、なるべく有効活用してほしいと思う。
・市民サービスの関係でいうと、電子化などにより分散型庁舎がよいと思う。
・防災機能は谷津庁舎などの強固な建物を活用する。
・庁舎の機能もなるべく分散化し、松井田庁舎など分散施設を使う。華美なものは不要。
・人口増減に対応できるように庁舎の内部のつくりをフレキシブルに。
・一極集中すると災害時にその建物の機能が壊れたら終わりとなるので分散化をしていかないと災害時に対応できない。
・松井田支所や公民館など今までにあるものを利用する。
・子どもたちに負の遺産を残さないように借金ばかりすると30年後どうするのかという話になる。
・松井田庁舎を充分に活用し、本庁と同じくらいの機能を持たせる。

《市民目線の提言⇒》一極集中型か分散型かは、地域全体の持続性のある発展のためには、分散型のほうが優れているという結論は世の中で既に出ている。
 都市部に一極集中する社会構造では多くの問題があり持続性のある発展は困難になってきている。人口減少、貧困・格差の拡大、財政赤字、環境破壊などで持続可能性に黄信号が灯っている。これらを解決するのが地方分散型の社会である。分散により地域全体の持続 性ある発展が可能になる。京都大学こころの 未来研究センターと日立製作所で共同研究して導出した結論である。東京一極集中型を分析した国レベルの話であるが安中市のような地方自治体の在り方にもあてはまるので一極集中型でない多極(二極)型を目指すのが望ま しい。
《市民目線の提言⇒》庁舎の規模についての結論
 今後の人口減やICT化の進化、多極化(分散化)を考慮すれば、現状と同等レベルかそれ以下の延床面積の規模でも間に合うと考えられる。


<P5>
3.庁舎の規模
 市民懇談会で出させた「庁舎に求める機能・役割」(市民懇談会の提言書から抜粋)
(1)災害対応拠点として「市民の命を守る庁舎」
・あらゆる災害・緊急事態に対応できる庁舎が必要不可欠である。
 被災時は段階的に必要な機能が変わっていくことを踏まえ、一次的には避難所機能(屋上ヘリポート、災害時トイレ、備蓄倉庫等も含め)、二次的にはボランティアセンター機能、 三次的には仮設住宅等の中長期の災害支援機能(仮設住宅の土地確保土地確保)というように対応できるよう整備するべきである。
 なお、後述する交流広場(イベントスペース)が緊急時には仮設テントや相当数の仮設住宅を建てられる場所とする。
(2)間仕切りのないオープンフロアオフィスによる職員数変動・組織改編等への柔軟な対応
・職員数変動や組織改編、市内のあらゆる公共施設の再編等、今後の社会状況によって本庁 舎に求められるスペースは変動していくと思われるので、新庁舎の多くは間仕切りで区切る部屋で構成されるのではなく、遠くまで見渡せる「オープンフロアオフィス」が望ましい。 (現在の新庁舎もオープンフロアオフィスで構成されている。)
(3)多世代交流が生まれる交流広場・スペースづくり
・交流広場(イベントスペース)・屋根付きのステージ・遊具施設・フリースペース
・交流広場(イベントスペース)等においては、子ども・学生・市民の部活動やサークルの発表会としての使用、フリーマーケット・ビアガーデン・ライブ等のイベント使用、多様な交流イベント(移住者の受け入れ促進策としても)等が実施できるような場所としたい。
(4)「広い駐車場」から「利便性の高い窓口」までわかりやすい動線と配置(行政サービスの電子化・利便性向上の同時実施)
・案内の充実化(外国語対応)」のもとに、スムーズに手続きができる窓口としてほしい。カウンター以外の個別相談スペースを検討してほしい。
 なお、庁舎整備の際には、①各種証明書の発行などの電子化(スマートフォンで 必要書類の事前予約等)や②窓口の利便性向上(休日・夜間対応、対応箇所の拡大(ただし、コ ンビニ交付は市負担コストが発生するためニーズとのバランスを考慮)を実施してほしい。
・駐車場は、災害時に緊急車両で多くのスペースが埋まることもあり得るので、緊急時を見据えた広さを求めたい。

《市民目線の提言⇒》【実現するための方法】
(1)と(3)については、市役所に組み込むのではなく、安高跡地の校舎と校庭を市民のための共有スペースとして整備すれば、効果的に実現が可能である。市庁舎の規模は変わらず。
(2)については、現在の新庁舎が既にオープンフロアオフィスになっていて先進的である。
(4)については、案内の充実はソフト面で対応可能。駐車場は現在地でも西庁舎の取り込みや多胡住宅の接収等により40台分くらいは拡張の余地あり。


<P6>
4.庁舎整備の立地
(1)立地を考える上での前提
〈立地について〉
・庁舎建設地は、①市民が利用するのにスムーズに出入りが出来て利便性が良く、②災害のリスクが低い、③合併特例債が利用できる期限に間に合う立地であること、④市で市庁舎建設に投入できる金額で建設可能な宣地であること。
・市庁舎建設に投入可能な金額
 基金が約11億7,000万円(庁舎建設基金約4億2,800万円と地域振興基金7億4,000万円)、合併特例債の使用可能 残額が約36億
 合併特例債の残額すべてを投入した場合、47億7000万円になるが、残額すべてを使ってしまうと他の事業が出来なくなる。
 残額の半分くらいを投入と考えるのが理想的だろう。その場合の金額は、
 《市民目線の提言⇒》11億7000万円+18億円=29億7000万円 → 約30億円
 約30億円が市役所建設に使用可能な金額となるので自ずと立地は絞られてくる。

〈旧庁舎・中庁舎について〉
・耐震性や利便性等の観点から、少なくとも旧庁舎・中庁舎は取リ壊すことが相応しい。

〈新庁舎部分について〉
・新しい庁舎が「現在地」になった場合、既存の新庁舎部分をそのまま市役所として機能させる。一方、新庁舎部分も取り壊して、現在地に建設するという選択肢もあるが、結局は新庁舎部分に相当する面積を含んだ庁舎を建設しなければならないため、建設コスト面で「現在地」にメリットがあるということにはならないと言える。
《市民目線の提言⇒》と小竹氏の提言では述べられているが、それは違う。なぜならば、安高跡地に建設の場合は、校舎撤去費用と駐車場整備費用が必要になる。校舎撤去費用はアスベストが含有されている条件にもよるが1億5千万円から約2億円の費用がかかる。駐車場整備費用も面積にもよるが1000~2000万円くらいかかる。費用面において現在地の優位は変わらない。
。新しい庁舎が「旧安中高校跡地」または「その他の場所」になった場合、既存の新庁舎部分をそのまま市役所として機能させると、機能が分散してしまうため、新庁舎部分にある機能は新しい庁舎に全面移転させる。
 すなわち、現在地以外では、その分の費用約13億円が余分に必要になる。

<P7>
4.庁舎整備の立地
(2)整備候補地:現在地について
〈現在地のメリット〉
・既存の新庁舎部分を市役所としてそのまま活用することで、その部分の建設コストが削減できるため、旧安中高校 跡地に比べてコンパクトな工事となる。なお、駐車場部分等に庁舎を建てることができれば、仮設庁舎建設費用は削減できる。
〈現在地のデメリット〉
・工事実施時期には駐車スペースがほぼ無くなることになり、利用者の多くに対しては、別の場所に設ける駐車場から庁舎まで歩いていただくことになる。また、現在地では駐車場の広大化や広場の確保は難しい。
・新庁舎部分をそのまま活用し、旧庁舎・中庁舎相当分を新たに建設する場合、本提言書で示した「誰もが使いやすい・わかリやすい庁舎」は十分には実現できないと思われる。
・西毛広域幹線道路が整備されると交通量が増えると思われ、市役所の出入口と幹線道路が接するため、あらゆる来訪者のことを考え、市役所への動線の安全面を考慮する必要がある。

《市民目線の提言⇒》安高跡地の体育館駐車場は市役所まで約300mなので駐車場に利用できる。現在地でも西庁舎を撤去すれば約22台の駐車スペースが増やせる。タゴの土地を賠償で接収すればさらに20台分くらい増やせる。庁舎の案内所や行先表示を工夫すれば誰人も分かりやすい庁舎は現在地で実現可能。広域幹線道路が整備されても出入り口の工夫で安全面は対応可能。

(3)整備候補地:旧安中高校跡地について
〈旧安中高校跡地のメリット〉
・「市民の命を守る庁舎」としての災害対応可能な交流広場整備、間仕切リのないオープンフロアオフィス等は「旧安中高校跡地」であれば実現しやすい。
・基本的にあらゆる部署が一つの建物に完結していることが、市民にとって分かリやすい市 役所のイメージとして望ましい。
・仮設庁舎の 建設費用と引越費用の削減を図ることができる。ただし、現在地においても、整備手法の工夫により仮設庁舎の建設が不要となる場合等、費用を削減てきる可能性もある。
〈旧安中高校跡地のデメリット〉
・現在地での建設(新庁舎を活用する場合)に比べて、新庁舎部分に相当する建設コストは発生する。

《市民目線の提言⇒》現在の新庁舎は間仕切りの無いオープンフロアオフィスになっているので利用すべきである。一つの建物に完結していなくても一か所の敷地内で完結していれば市民の使い勝手に問題は無い。安中高校の校舎解体費&アスベスト除去費に約1億5000万円~2億円かかる大きなデメリットを忘れてはならない。

<P8>
4.庁舎整備の立地
(4)整備候補地:その他の場所について
〈その他の場所のメリット〉
・新しい庁舎の周辺地域での住宅整備、企業・商業施設誘致、(立地が信越線沿線であれば)新駅設迅等、中長期的に人口減少対策・移住促進策に寄与するまちづくりが可能となり、市の発展性が期待できる。
〈その他の場所のデメリット〉
・合併特例債の活用はスケジュール上困難であると思われる。
・用地買収費用等の追加コストが発生する。
《市民目線の提言⇒》合併特例債の期限に間に合わない。用地取得から始めなければならないため必要な財源が投入可能な金額をはるかに超える。将来世代へのツケが大きい。

(5)その他
〈庁舎建設地が現在地以外になった時、「現在地」をどう活用するか〉
・現在地は西毛広域幹線道路沿いになるため、道の駅等の集客が見込める施設とする (PFI等の民間活力活用を検討)。旧安中高校跡地は、西毛広域幹線道路に面していないため、商業利用では現在地の方が好環境であると思われる。
・図書館、美術館、市内の各団体の事務所や拠点としての活用や、移住先として選ばれる市になるべく、住みやすい市になる要素の一つとして、商業施設を誘致する(西毛広域幹線道路の整備により交通量が増すため出店がしやすくなると思われる)。
《市民目線の提言⇒》敷地が狭くて道の駅には適さない。交通量の多い道路なので出入りで渋滞する。
〈庁舎建設地が旧安中高校跡地以外になった時、「旧安中高校跡地」をどう活用するか 〉
・イベント広場や災害時に活用できるようなスペース、PFI等の民間活力を活用した多目的施設とする。
《市民目線の提言⇒》市民のための共有スペースとして市民の交流や災害時のスペースとして利用できる。まちづくリの核として文化施設での利用も可能。
〈今後のまちづくリのあり方〉
・人口減少対策・移住促進策は中長期的な課題であり、住みやすい環境を整備するべく、信越線南側や西毛広域幹線道路沿いなどでのまちづくリを推進することを今後視野に入れるべきである。(例.信越線新駅設置請願、新駅周辺住宅整備、企業・商業施設誘致)
・建設される場所に関わらず、新しい庁舎の立地の方向性が決まった際には適切に用途地域の変更を行い、現在地・旧安中高校跡地・西毛広域幹線道路を一体的に考えたまちづくりが必要である。また、市役所周辺の西毛広域幹線道路において渋滞が発生しないような整備が必要である。
《市民目線の提言⇒》用途地域の変更はすぐに実施すべし。渋滞が発生しないよう市街地中心部には道の駅は造らない。
                           以上

<資料1>
◆旧庁舎、中庁舎の仮設庁舎の見積もり資料
《市民目線の提言⇒》仮庁舎は、既存施設を最大限に利用する
①旧庁舎3階の議場および議会閲係、新庁舎3階の委員会室は、松井田庁舎2Fを仮庁舎として移転する。
②新庁舎3Fの委員会室のところに2カ所の財政課と303会議室を移動させる。

③残りの2階の部署は、谷津庁舎の2F、3Fに移動させる。

④そうすれば残りは、1Fのみとなり概略で床面積は800㎡くらいで間に合うことになる。安高校舎等を使用できれば仮庁舎の建物費用は、0円になる。

<資料2>
《市民目線の提言⇒》
現在地で建替えた場合のイメージ図
・用途地域を第1種住居地域から変更する。延床面積3000㎡以上も建設可能。
・西庁舎の機能も新庁舎に取り込む。西庁舎を駐車スペースに約22台分が増える。
・多胡さんの家と土地を賠償金の物納として接収すれは駐車場はさらに広くなる。
 ※懇談会では、駐車場が狭いという意見があったが駐車スペースは増やせる。

【現在位置に新庁舎を建てた場合のイメージ図】

【現在の市庁舎の空撮写真】

**********

■追って、市長、副市長および市庁舎建設に係る議会特別委員会の所属議員のかたがたにも提出することを検討中です。

 一足先に上記のとおり公表しますので、ひとりでも多くの市民はもとより、行政関係者諸氏にも見てもらい、コメントをいただければ幸いです。

【2021年1月4日追記】
■本日午前9時半に安中市役所2階の秘書課を訪れて、市長、副市長宛に市民目線の提言書を提出しました。あいにく、市長、副市長とも新年の訓示の後の公務多忙ということで、直接手渡せなかったため、阿部総務部長に代わりに受領していただきました。同部長は「あとで必ず市長と副市長に手渡す」と約束しました。


 その後、午前10時過ぎに、同市役所3階の議会事務局を訪れて、事務局長に議会関係者全員に市民目線の提言書を配布するように要請しました。すると、仕事始めとあって、今井市議会議長が在室中というので、直接今井議長に手渡すことができました。議長と議会事務局長は「あとで、必ず全議員に配っておきます」と約束しました。


 その日の午後、群馬県庁を訪れた際、隣の議会棟1階の県議会事務局を訪れ、事務局次長に「安中市区選出の岩井均県議に、市民目線の提言書を渡して欲しい」と申し入れたところ、同次長は「陳情の類は、いちいち取り次いでいるとキリがないので、直接県議本人の事務所に郵送するか、手渡すようにしてほしい」と断られました。そのため、県庁地下1階の郵便局から特定記録郵便で岩井県議の安中市内の住所宛に郵送しました。
※岩井県議宛特定記録郵便受領書等 ZIP ⇒ 20210104clxioxpj.zip

■上記関係者に市民目線の提言書を提出するに当たり、いずれも次の内容の送り状を一緒に同封しました。

****1/4提言書送り状******PDF ⇒ 20210104swfl.zip
安中市庁舎建設に関わる関係者の皆様へ

 令和2年11月24日、市は、「安中市庁舎に関わる市民懇談会」から、茂木市長が「安中市庁舎に関わる提言書」を受け取りました。
 市では、6月から全5回にわたり「安中市庁舎に関わる市民懇談会」を開催してきました。懇談会においては、市内団体や公募市民、学識経験者などが参加し、庁舎整備のあり方や庁舎の機能、役割、立地などが話し合われ、提言書としてまとめられました。
https://www.city.annaka.lg.jp/gyousei/soumu/kikaku/files/annakasi_choushasiminteigen.pdf

 しかし、上記懇談会では、提供されるべき情報が提供されなかったり、調査や検証や議論も為されず、委員の発言を羅列しただけで提言書としては内容が不足していると考えられます。
 そのため、市民懇談会設置要綱第2条に掲げられた(2)庁舎の規模、(3)庁舎の立地 について明確な方向性を示す提言が為されておりません。
 そこで、上記懇談会委員の発言を精査し、安中市の置かれた状況を事実に基づき考慮し、市民目線での的確な提言となるようにまとめたのが本提言書です。
 市庁舎建設に関わる関係者の皆様にご一読いただき参考にしていただければ幸いです。

安中市庁舎に関わる市民懇談会を見守る市民の会
                  会員一同

                    令和3年1月4日
**********

【市政をひらく安中市民の会事務局より】

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