6月26日(火)の朝刊群馬版をごらんになりましたか?
読んでいない方のために、東京新聞の記事を引用します。
【東京新聞の記事】“診療報酬を不正請求 高崎 2歯科医院指定取り消し”
群馬社会保険事務局は26日、診療報酬を不正に請求したなどとして、高崎市飯塚町の医療法人「石倉歯科医院」=井汲(いくみ)憲治理事長(47)=と、井汲理事長の父の勝行歯科医師(80)が経営する同町の「同医院第二診療所」の保険利用機関の指定を取り消した。井汲理事長の弟で同法人勤務の周治歯科医師(45)を加えた計三人の保険医登録も取り消した。同事務所によると、同医療機関は2002年4月~06年10月までに、少なくとも約320件、約182万円の診療報酬を不正に受給していた。
実際には診療していないのにカルテに記載する架空請求や、保険外治療なのに保険治療をしたように装う二重請求などを繰り返していた。同事務局は両医療機関に過去5年間の不正受給の精査を明示、国などへ返還するように求める。
同事務局は患者からの情報を受け、昨年7、9月に監査を実施。監査による不正判明額はごく一部で、不正受給が「常態化」していたという。井汲理事長らは約10年前から同様の不正をしていたといい、「赤字経営だったので」などと話しているという。
両医療機関は同じビル内にある。
この歯科医師は、タゴにインプラント治療をした歯医者として安中市民の間では知られています。事件発覚直前の平成7年(1995年)3月の時点で、タゴは井汲歯科で800万円をかけてインプラント治療を行っていました。事件発覚時点で治療が完了したのかどうかは定かでありませんが、警察の捜査資料では既に800万円を支払っていたため、インプラント治療は一応終わっていたものと見られます。しかし、インプラント治療は、治療後のメインテナンスが重要で、定期的に治療後の状況をチェックしておかないと、かえって逆効果になるといわれています。
タゴは千葉刑務所で14年の懲役刑に服していますが(当会では既に仮出所したことを確認していますが、安中市役所はタゴの出所について否定)、千葉刑務所内には歯医者が無いため、おそらく井汲歯科で定期的に診てもらっている可能性が高いと思われます。
引き続き、同歯科の付近でタゴが目撃できるかどうか、安中市民の協力を得てモニターしてゆきます。
インプラントは保険が適用になりませんが、井汲歯科では、なぜ安中市役所のヒラ職員が800万円も使って歯の治療をしたのか、疑問を抱いたはずです。この疑問について、警察も当時、井汲憲治理事長にも事情聴取をしました。しかし、その刑事調書が存在するにもかかわらず、当会が提起した損害賠償請求訴訟の証拠資料として再三にわたる当会の要請に対して、裁判所は頑なに開示を拒んでいます。井汲理事長は「10年前から赤字経営だった」と述べていますが、タゴがつかまってまもなく赤字経営になったことになります。井汲歯科では、保険医指定取消期間中の5年間を、タゴに再度通院してもらいたいと念じているに違いありません。
【ひらく会情報班】
読んでいない方のために、東京新聞の記事を引用します。
【東京新聞の記事】“診療報酬を不正請求 高崎 2歯科医院指定取り消し”
群馬社会保険事務局は26日、診療報酬を不正に請求したなどとして、高崎市飯塚町の医療法人「石倉歯科医院」=井汲(いくみ)憲治理事長(47)=と、井汲理事長の父の勝行歯科医師(80)が経営する同町の「同医院第二診療所」の保険利用機関の指定を取り消した。井汲理事長の弟で同法人勤務の周治歯科医師(45)を加えた計三人の保険医登録も取り消した。同事務所によると、同医療機関は2002年4月~06年10月までに、少なくとも約320件、約182万円の診療報酬を不正に受給していた。
実際には診療していないのにカルテに記載する架空請求や、保険外治療なのに保険治療をしたように装う二重請求などを繰り返していた。同事務局は両医療機関に過去5年間の不正受給の精査を明示、国などへ返還するように求める。
同事務局は患者からの情報を受け、昨年7、9月に監査を実施。監査による不正判明額はごく一部で、不正受給が「常態化」していたという。井汲理事長らは約10年前から同様の不正をしていたといい、「赤字経営だったので」などと話しているという。
両医療機関は同じビル内にある。
この歯科医師は、タゴにインプラント治療をした歯医者として安中市民の間では知られています。事件発覚直前の平成7年(1995年)3月の時点で、タゴは井汲歯科で800万円をかけてインプラント治療を行っていました。事件発覚時点で治療が完了したのかどうかは定かでありませんが、警察の捜査資料では既に800万円を支払っていたため、インプラント治療は一応終わっていたものと見られます。しかし、インプラント治療は、治療後のメインテナンスが重要で、定期的に治療後の状況をチェックしておかないと、かえって逆効果になるといわれています。
タゴは千葉刑務所で14年の懲役刑に服していますが(当会では既に仮出所したことを確認していますが、安中市役所はタゴの出所について否定)、千葉刑務所内には歯医者が無いため、おそらく井汲歯科で定期的に診てもらっている可能性が高いと思われます。
引き続き、同歯科の付近でタゴが目撃できるかどうか、安中市民の協力を得てモニターしてゆきます。
インプラントは保険が適用になりませんが、井汲歯科では、なぜ安中市役所のヒラ職員が800万円も使って歯の治療をしたのか、疑問を抱いたはずです。この疑問について、警察も当時、井汲憲治理事長にも事情聴取をしました。しかし、その刑事調書が存在するにもかかわらず、当会が提起した損害賠償請求訴訟の証拠資料として再三にわたる当会の要請に対して、裁判所は頑なに開示を拒んでいます。井汲理事長は「10年前から赤字経営だった」と述べていますが、タゴがつかまってまもなく赤字経営になったことになります。井汲歯科では、保険医指定取消期間中の5年間を、タゴに再度通院してもらいたいと念じているに違いありません。
【ひらく会情報班】