■8月3日(日)早朝5時52分ごろ、首都高5号線下り車線で発生したタンクローリー横転炎上事故から2週間が経過しました。いまだに、事故の真相ははっきりしません。事故を起こしたのが多胡運輸であることは、4日に国交省がマスコミに発表しましたが、その後、謝罪の記者会見も行われる気配もなく、事故の詳しい経緯も闇のなかです。これは、安中市土地開発公社51億円巨額横領事件のときとよく似た状況です。
限られた情報下にもかかわらず、ネット上には、これまでにいろいろな書き込みがなされております。それによると、多胡運輸のタンクローリーは、8月3日未明に、東京都江東区にある出光興産株式会社の東日本物流センター東京油槽所(住所:〒136-0083 東京都江東区若洲13)でガソリン16キロリットルと軽油4キロリットルを積み、埼玉県内のガソリンスタンドに向かっていたようです。
8月4日、出光興産広報担当に問い合わせたら、①事故を起こしたのは弊社のカンバンローリーに間違いない、②事故を起こしたのは二次下請け運送会社(所謂、孫受け会社)、③出光としては今の所、対策を協議中なるも現時点では関連するコメントは謝罪を含め、一切発表していない、④謝罪コメント等は、昨今の親企業としての姿勢を厳しく問われる世論風潮等を考慮しつつ、断言は出来ないがこれから今後の弊社の対応姿勢を検討する、という内容だったというネット情報もあります。
また、8月4日に、出光の一次下請け(所謂、元請)のホクブトランスポート㈱が、報告書を出光興産に提出した、という情報もあります。従って、下請けの構図は、出光→ホクブトランスポート→多胡運輸だとする情報も飛び交っています。
■そこで、ホクブトランスポートを調査してみました。まず、ホームページを検索したところ、http://www.hokubu-unsou.co.jp/ をヒットしましたが、既に閉鎖されていました。それでも、粘り強く検索したところ、いくつかの関連データをダウンロードできました。(後述参照)
このほか、ネット上には、いろいろな情報が入り乱れています。主なものの要旨を挙げると、「北部は某政治家一族経営」「社長の愛人が事務員にいる!」「これは間違いなくリミ切り・手抜き整備・タコメーターなんかを組織ぐるみでいじっているな」「群馬県の政界が絡んでいると思われる。業者の責任追及がないのは、このためか?」「この運送会社、地方政治的にはいろいろ起こしているそうな。運送会社が、マスコミに取り上げられないのは、群馬の有力な政治家と関係があるからじゃないのか?」「ホクブもここに名前が挙がったとたんにサイト閉鎖してダンマリ決め込む気なんだな」「ホクブ社長の実弟は某政治家事務所で秘書しています。間違いなく政治の力が介入しているでしょうな」「某政治家が電話一本で報道規制から捜査まで一切をコントロールしちゃってるのかな」「デカイ事故は先生頼みですから。今も昔も先生の力は絶対です」「恐るべし・・・総理出身地!」「有力政治家とコネがあるからって、謝罪もなにもないのは許されるのか!?」「許されちゃうんです。それが政治力ってやつです。そのおかげで事故もなくなりません」などなど、仰天のコメントも並んでいます。
無論、これらの情報の真偽を確認する術はありませんが、ネット上を検索してみると、問題点はやはり「事故に関する謝罪会見が開かれないために、真相が分からない」という庶民のもどかしさだと思われます。事故がなぜ、どのように発生したのかわからないと、再発防止の対策も、責任の所在も分からないからです。
■というわけで、多胡運輸との関係については全く分かりませんが、ホクブトランスポート㈱について、調査しました。その結果、いろいろな事実が判明しました。ホクブトランスポートのHPは現在アクセスできない状態ですが、当会が苦心してダウンロードした情報は次のとおりです。
**********
【同社社長の挨拶】
弊社は昭和32年「高崎市北部運送有限会社」として誕生し、昭和44年「北部運送株式会社」と改め、現在に至っております。
今日まで、社訓「信念こそ総ての完遂につながる」を旨とし、お客様から「信頼・信用」を得られるよう、経営理念である「安全・安心・安定」したサービスの提供に取り組んでまいりました。
現在、経済のグーロバル化が進み物流統合やより一層の効率化が求められる中、弊社と致しましても新しい流れに対応すべく北部グループとして協力会社35社と共に総拠点数50を超える広域ネットワークを構築致しました。
またお客様からの「信頼・信用」を得るのに不可欠な安全に対する取り組みについても、お客様からの多様なニーズに応えられる安全レベルを達成・維持すべく日々様々な活動に取り組んでおります。
2004年2月にはISO9001:2000を本社並びに群馬支店にて認証取得し、サービス提供の品質向上を図るとともに、企業ブランドとしての「北部ブランド」の構築を目標として掲げ、今年度からは「北部ブランド」構築に向けての新プロジェクトもスタートさせており、お客様からの「北部ブランド」としての「信頼・信用」が得られる活動が出来ればと思っております。
平成19年2月には創立50年の節目となりました。
9月に社名も「ホクブトランスポート株式会社」に改称、今後も今までと変わらず「ホクブ」の愛称で危険物輸送の社会的使命に徹し、自らが先頭に立ちお客様からの要望に応えられる総合物流会社として更なる品質向上を目指し、全社員が一丸となり進んで参る所存であります。
今後とも皆様の変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
【ホクブトランスポートのデータ】
社名:ホクブトランスポート株式会社
本社所在地:〒370-0803 群馬県高崎市大橋町51番地
TEL:027-361-3977(代)
FAX:027-361-7697
MAIL:info@hkb-trp.com
創立:昭和32年2月
代表取締役社長:梅山立之(うめやま・たつゆき)
資本金:6千万円
従業員数:グループ総員数 1,100人超
車両台数:グループ総台数 1,000台超
営業所:
関東事業本部:北関東エリア:群馬支店、栃木支店、長野営業所※
南関東エリア:埼玉支店、北東京支店、千葉営業所※
東北事業本部:仙台支店、小名浜営業所、青森営業所、八戸営業所
協力会社:47社(関東32社、東北10社、中部5社)
営業品目:一般貨物事業者運送事業
事業者運送取扱事業
役員:代表取締役会長 梅山立夫
代表取締役副会長 友野 亘
代表取締役社長 梅山立之
常務取締役 大森定七
常務取締役 塩野入純也
常務取締役 山本 哲
常務取締役 正木一光
取締役 後藤清久
取締役 阿部義行
主要顧客先:アストモスエネルギー株式会社・出光興産株式会社
伊藤忠エネクス株式会社・岩谷物流株式会社
兼松ペトロ株式会社・三愛石油株式会社
シナネン株式会社・大陽日酸株式会社
橋本産業株式会社・マルハ産業株式会社
丸紅ガスエナジー株式会社・丸紅エネルギー株式会社
三井液化ガス株式会社 他 燃料油・液化石油ガス販売各社
取引銀行:群馬銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・東和銀行・商工中金
八十二銀行・足利銀行・りそな銀行
沿革:昭和32年 2月 高崎北部運送有限会社を創立
昭和40年 2月 石油類及び液化ガスの輸送を開始
昭和44年 7月 組織変更し、社名をホクブ運送株式会社に改称
昭和45年 5月 仙台支店を宮城県多賀城市に開設
昭和48年 4月 液化石油ガスバルク輸送を開始。(東北地区)
昭和50年10月 青森営業所を青森県八戸市に開設。
昭和56年 8月 群馬支店を群馬県佐波郡玉村町に開設
昭和57年 4月 高圧ガス貯蔵所設置許可
昭和58年 3月 青森営業所を三戸郡五戸町に移転
昭和58年 4月 埼玉支店を埼玉県北葛飾郡杉戸町に開設
昭和58年11月 小名浜営業所を福島県いわき市泉町に開設
昭和60年 6月 青森出張所を青森県青森市に開設
昭和61年 4月 千葉支店を千葉県市原市に開設
昭和61年12月 埼玉支店を埼玉県春日部市に移転
平成元年6月 仙台支店を宮城県黒川郡大衡村奥田に移転
平成元年11月 長野支店を長野県小県郡東部町に開設
平成2年12月 栃木支店を栃木県佐野市に開設
平成4年11月 南信営業所を長野市塩尻市に開設
平成5年1月 横浜営業所を神奈川県横浜市に開設
平成6年3月 横浜営業所を厚木に移転、名称を神奈川営業所に変更
平成6年7月 鹿島営業所を茨城県鹿島郡神栖町に開設
平成6年9月 保有車両500台を突破
平成8年7月 名古屋営業所を愛知県安城市に開設
平成9年7月 関連会社サンヨーコーポレーションを設立
平成10年8月 南信営業所を廃止
平成12年4月 鹿島営業所を業務提携により譲渡
平成12年5月 名古屋営業所を業務提携により譲渡
平成12年8月 埼玉支店を埼玉県杉戸町へ移転
平成12年10月 神奈川営業所を業務提携により譲渡
平成14年4月 青森営業所を八戸営業所へ、青森出張所を青森営業所へ名称変更
平成16年9月 北東京支店を埼玉県所沢市に開設
平成17年10月 資本金を3千万円から6千万円に増資
平成19年2月 創立50年
平成19年9月 社名を「ホクブトランスポート株式会社」に改称
平成20年3月 関東地区を南北エリアに分け、エリアマネジャーをおく
平成20年3月 千葉支店を千葉営業所、長野支店を長野営業所へ名称変更
**********
■当会の緊急調査によると、ホクブトランスポート社は、かつて、K木材という群馬県のみならず関東でも有数の材木問屋の木材を輸送していたことで知られています。この材木問屋は、大物政治家の生家として著名ですが、現在は、同社会長宅から程近い大八木工業団地の一角に位置しています。
■さて、梅山会長宅から、高崎方面に向かい、第一病院のところで、渋川街道に出て、信越線の北高崎駅の手前の交差点を過ぎて直ぐに右側(西側)に、梅山会長が経営するホクブトランスポート株式会社の本社があります。2階建ての建物の1階がホクブトランスポート㈱で、2階が関連会社の三愛物産㈱とサンアイサービス㈱となっています。ここは本社事務管理機能のみで、車両ターミナルではありません。自宅から本社まで2キロ余りなので、車だと5分程度です。
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というわけで、ホクブトランスポートは、過去に、北部運送と名乗っていた頃、大物政治家の生家の事業と接点がありましたが、現在もその関係が続いているのかどうか、また、同社と多胡運輸との元請、下請の関係が事実かどうかは、依然として確認できていません。
しかし、ホクブトランスポート㈱の主要顧客先に出光興産がリストアップされているのは事実ですし、多胡運輸の駐車場には、昨日もアポロマークを付けたタンクローリーが多数並んでいました。
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それにしても、梅山会長宅も多胡運輸本社も、長野新幹線の高架の直ぐ脇に立地しているのは面白い共通点です。
■今回、事故を起こした多胡運輸のタンクローリーは、アポロマークを付けていたのは間違いないようです。また8月3日未明に発生した首都高の事故現場からみても、東京都江東区にある出光興産株式会社の東日本物流センター東京油槽所でガソリンと軽油を満載した可能性は高いと思われます。いずれにしても、多胡運輸の多胡茂美社長は事故の後処理で奔走して多忙なため、謝罪会見を開く暇がなさそうです。関係を噂されているホクトトランスポート社としても、ぜひ記者会見、あるいはホームページの再開などで、きちんとした形での事実関係を公表していただきたいものです。
当会では、引続き、多胡運輸に関わるいろいろな情報を収集し調査してゆきたいと考えております。今回の首都高炎上事故に関する情報、多胡運輸に関する情報など、どしどしお寄せ下さい。
【ひらく会・多胡運輸首都高炎上事故特別調査班】
※8月30日01:14 文中一部表現を変更しました。
限られた情報下にもかかわらず、ネット上には、これまでにいろいろな書き込みがなされております。それによると、多胡運輸のタンクローリーは、8月3日未明に、東京都江東区にある出光興産株式会社の東日本物流センター東京油槽所(住所:〒136-0083 東京都江東区若洲13)でガソリン16キロリットルと軽油4キロリットルを積み、埼玉県内のガソリンスタンドに向かっていたようです。
8月4日、出光興産広報担当に問い合わせたら、①事故を起こしたのは弊社のカンバンローリーに間違いない、②事故を起こしたのは二次下請け運送会社(所謂、孫受け会社)、③出光としては今の所、対策を協議中なるも現時点では関連するコメントは謝罪を含め、一切発表していない、④謝罪コメント等は、昨今の親企業としての姿勢を厳しく問われる世論風潮等を考慮しつつ、断言は出来ないがこれから今後の弊社の対応姿勢を検討する、という内容だったというネット情報もあります。
また、8月4日に、出光の一次下請け(所謂、元請)のホクブトランスポート㈱が、報告書を出光興産に提出した、という情報もあります。従って、下請けの構図は、出光→ホクブトランスポート→多胡運輸だとする情報も飛び交っています。
■そこで、ホクブトランスポートを調査してみました。まず、ホームページを検索したところ、http://www.hokubu-unsou.co.jp/ をヒットしましたが、既に閉鎖されていました。それでも、粘り強く検索したところ、いくつかの関連データをダウンロードできました。(後述参照)
このほか、ネット上には、いろいろな情報が入り乱れています。主なものの要旨を挙げると、「北部は某政治家一族経営」「社長の愛人が事務員にいる!」「これは間違いなくリミ切り・手抜き整備・タコメーターなんかを組織ぐるみでいじっているな」「群馬県の政界が絡んでいると思われる。業者の責任追及がないのは、このためか?」「この運送会社、地方政治的にはいろいろ起こしているそうな。運送会社が、マスコミに取り上げられないのは、群馬の有力な政治家と関係があるからじゃないのか?」「ホクブもここに名前が挙がったとたんにサイト閉鎖してダンマリ決め込む気なんだな」「ホクブ社長の実弟は某政治家事務所で秘書しています。間違いなく政治の力が介入しているでしょうな」「某政治家が電話一本で報道規制から捜査まで一切をコントロールしちゃってるのかな」「デカイ事故は先生頼みですから。今も昔も先生の力は絶対です」「恐るべし・・・総理出身地!」「有力政治家とコネがあるからって、謝罪もなにもないのは許されるのか!?」「許されちゃうんです。それが政治力ってやつです。そのおかげで事故もなくなりません」などなど、仰天のコメントも並んでいます。
無論、これらの情報の真偽を確認する術はありませんが、ネット上を検索してみると、問題点はやはり「事故に関する謝罪会見が開かれないために、真相が分からない」という庶民のもどかしさだと思われます。事故がなぜ、どのように発生したのかわからないと、再発防止の対策も、責任の所在も分からないからです。
■というわけで、多胡運輸との関係については全く分かりませんが、ホクブトランスポート㈱について、調査しました。その結果、いろいろな事実が判明しました。ホクブトランスポートのHPは現在アクセスできない状態ですが、当会が苦心してダウンロードした情報は次のとおりです。
**********
【同社社長の挨拶】
弊社は昭和32年「高崎市北部運送有限会社」として誕生し、昭和44年「北部運送株式会社」と改め、現在に至っております。
今日まで、社訓「信念こそ総ての完遂につながる」を旨とし、お客様から「信頼・信用」を得られるよう、経営理念である「安全・安心・安定」したサービスの提供に取り組んでまいりました。
現在、経済のグーロバル化が進み物流統合やより一層の効率化が求められる中、弊社と致しましても新しい流れに対応すべく北部グループとして協力会社35社と共に総拠点数50を超える広域ネットワークを構築致しました。
またお客様からの「信頼・信用」を得るのに不可欠な安全に対する取り組みについても、お客様からの多様なニーズに応えられる安全レベルを達成・維持すべく日々様々な活動に取り組んでおります。
2004年2月にはISO9001:2000を本社並びに群馬支店にて認証取得し、サービス提供の品質向上を図るとともに、企業ブランドとしての「北部ブランド」の構築を目標として掲げ、今年度からは「北部ブランド」構築に向けての新プロジェクトもスタートさせており、お客様からの「北部ブランド」としての「信頼・信用」が得られる活動が出来ればと思っております。
平成19年2月には創立50年の節目となりました。
9月に社名も「ホクブトランスポート株式会社」に改称、今後も今までと変わらず「ホクブ」の愛称で危険物輸送の社会的使命に徹し、自らが先頭に立ちお客様からの要望に応えられる総合物流会社として更なる品質向上を目指し、全社員が一丸となり進んで参る所存であります。
今後とも皆様の変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
【ホクブトランスポートのデータ】
社名:ホクブトランスポート株式会社
本社所在地:〒370-0803 群馬県高崎市大橋町51番地
TEL:027-361-3977(代)
FAX:027-361-7697
MAIL:info@hkb-trp.com
創立:昭和32年2月
代表取締役社長:梅山立之(うめやま・たつゆき)
資本金:6千万円
従業員数:グループ総員数 1,100人超
車両台数:グループ総台数 1,000台超
営業所:
関東事業本部:北関東エリア:群馬支店、栃木支店、長野営業所※
南関東エリア:埼玉支店、北東京支店、千葉営業所※
東北事業本部:仙台支店、小名浜営業所、青森営業所、八戸営業所
協力会社:47社(関東32社、東北10社、中部5社)
営業品目:一般貨物事業者運送事業
事業者運送取扱事業
役員:代表取締役会長 梅山立夫
代表取締役副会長 友野 亘
代表取締役社長 梅山立之
常務取締役 大森定七
常務取締役 塩野入純也
常務取締役 山本 哲
常務取締役 正木一光
取締役 後藤清久
取締役 阿部義行
主要顧客先:アストモスエネルギー株式会社・出光興産株式会社
伊藤忠エネクス株式会社・岩谷物流株式会社
兼松ペトロ株式会社・三愛石油株式会社
シナネン株式会社・大陽日酸株式会社
橋本産業株式会社・マルハ産業株式会社
丸紅ガスエナジー株式会社・丸紅エネルギー株式会社
三井液化ガス株式会社 他 燃料油・液化石油ガス販売各社
取引銀行:群馬銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・東和銀行・商工中金
八十二銀行・足利銀行・りそな銀行
沿革:昭和32年 2月 高崎北部運送有限会社を創立
昭和40年 2月 石油類及び液化ガスの輸送を開始
昭和44年 7月 組織変更し、社名をホクブ運送株式会社に改称
昭和45年 5月 仙台支店を宮城県多賀城市に開設
昭和48年 4月 液化石油ガスバルク輸送を開始。(東北地区)
昭和50年10月 青森営業所を青森県八戸市に開設。
昭和56年 8月 群馬支店を群馬県佐波郡玉村町に開設
昭和57年 4月 高圧ガス貯蔵所設置許可
昭和58年 3月 青森営業所を三戸郡五戸町に移転
昭和58年 4月 埼玉支店を埼玉県北葛飾郡杉戸町に開設
昭和58年11月 小名浜営業所を福島県いわき市泉町に開設
昭和60年 6月 青森出張所を青森県青森市に開設
昭和61年 4月 千葉支店を千葉県市原市に開設
昭和61年12月 埼玉支店を埼玉県春日部市に移転
平成元年6月 仙台支店を宮城県黒川郡大衡村奥田に移転
平成元年11月 長野支店を長野県小県郡東部町に開設
平成2年12月 栃木支店を栃木県佐野市に開設
平成4年11月 南信営業所を長野市塩尻市に開設
平成5年1月 横浜営業所を神奈川県横浜市に開設
平成6年3月 横浜営業所を厚木に移転、名称を神奈川営業所に変更
平成6年7月 鹿島営業所を茨城県鹿島郡神栖町に開設
平成6年9月 保有車両500台を突破
平成8年7月 名古屋営業所を愛知県安城市に開設
平成9年7月 関連会社サンヨーコーポレーションを設立
平成10年8月 南信営業所を廃止
平成12年4月 鹿島営業所を業務提携により譲渡
平成12年5月 名古屋営業所を業務提携により譲渡
平成12年8月 埼玉支店を埼玉県杉戸町へ移転
平成12年10月 神奈川営業所を業務提携により譲渡
平成14年4月 青森営業所を八戸営業所へ、青森出張所を青森営業所へ名称変更
平成16年9月 北東京支店を埼玉県所沢市に開設
平成17年10月 資本金を3千万円から6千万円に増資
平成19年2月 創立50年
平成19年9月 社名を「ホクブトランスポート株式会社」に改称
平成20年3月 関東地区を南北エリアに分け、エリアマネジャーをおく
平成20年3月 千葉支店を千葉営業所、長野支店を長野営業所へ名称変更
**********
■当会の緊急調査によると、ホクブトランスポート社は、かつて、K木材という群馬県のみならず関東でも有数の材木問屋の木材を輸送していたことで知られています。この材木問屋は、大物政治家の生家として著名ですが、現在は、同社会長宅から程近い大八木工業団地の一角に位置しています。
■さて、梅山会長宅から、高崎方面に向かい、第一病院のところで、渋川街道に出て、信越線の北高崎駅の手前の交差点を過ぎて直ぐに右側(西側)に、梅山会長が経営するホクブトランスポート株式会社の本社があります。2階建ての建物の1階がホクブトランスポート㈱で、2階が関連会社の三愛物産㈱とサンアイサービス㈱となっています。ここは本社事務管理機能のみで、車両ターミナルではありません。自宅から本社まで2キロ余りなので、車だと5分程度です。
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というわけで、ホクブトランスポートは、過去に、北部運送と名乗っていた頃、大物政治家の生家の事業と接点がありましたが、現在もその関係が続いているのかどうか、また、同社と多胡運輸との元請、下請の関係が事実かどうかは、依然として確認できていません。
しかし、ホクブトランスポート㈱の主要顧客先に出光興産がリストアップされているのは事実ですし、多胡運輸の駐車場には、昨日もアポロマークを付けたタンクローリーが多数並んでいました。
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それにしても、梅山会長宅も多胡運輸本社も、長野新幹線の高架の直ぐ脇に立地しているのは面白い共通点です。
■今回、事故を起こした多胡運輸のタンクローリーは、アポロマークを付けていたのは間違いないようです。また8月3日未明に発生した首都高の事故現場からみても、東京都江東区にある出光興産株式会社の東日本物流センター東京油槽所でガソリンと軽油を満載した可能性は高いと思われます。いずれにしても、多胡運輸の多胡茂美社長は事故の後処理で奔走して多忙なため、謝罪会見を開く暇がなさそうです。関係を噂されているホクトトランスポート社としても、ぜひ記者会見、あるいはホームページの再開などで、きちんとした形での事実関係を公表していただきたいものです。
当会では、引続き、多胡運輸に関わるいろいろな情報を収集し調査してゆきたいと考えております。今回の首都高炎上事故に関する情報、多胡運輸に関する情報など、どしどしお寄せ下さい。
【ひらく会・多胡運輸首都高炎上事故特別調査班】
※8月30日01:14 文中一部表現を変更しました。