■清涼園の元施設従事者から今年6月に当会に報告のあった高崎市の清涼園における利用者虐待問題に関して、当会は10月22日付で高崎市長あてに行政文書公開請求書を郵送で提出しました。このため、高崎市は受領した日の翌日から数えて2週間以内に開示、不開示等に関する通知をする必要があります。こうした中、11月2日午前9時42分に、高崎市障害福祉課の担当職員から、電話で連絡がありました。
電話連絡の内容によると、「平成26年6月、同27年2月及び3月に通報があったというが、そのことに関してのみでよいか?」という趣旨でした。
■市側担当職員いわく、「3回の通報では、聞き取りメモを作成したが、それだけでよいのかどうか。もし、それ以上のことを開示請求するというのであれば、補正をお願いすることになる」というのです。
最初は何のことが分かりませんでしたが、連絡内容の趣旨について都度確認したところ、どうやら、故意に当会の情報開示請求内容を狭義に解釈して、なるべく開示対象の情報量を絞っておきたい、という意図と、「補正命令」を出すことによって、開示の時期をできるだけ遅らせて、時間を稼ぎたいという意図が透けて見えてきました。
当会の開示請求内容は、「虐待防止法に基づく通報を受けて、貴市の関連部署が清涼園に対して行った調査、指導等に係る一切の情報(調査結果を記した報告書類、施設関係者、利用者からの聞き取り内容情報、虐待にかかる有無、類型、態様等についての判断の過程を結果などが分かる情報を含む)」という趣旨ですので、とくに判断に迷う内容ではない筈です。
おそらく、今週末か、来週早々、「補正命令」が高崎市から送られて来て、情報開示の時期をかなり遅く再設定される公算が大きいと懸念されます。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
電話連絡の内容によると、「平成26年6月、同27年2月及び3月に通報があったというが、そのことに関してのみでよいか?」という趣旨でした。
■市側担当職員いわく、「3回の通報では、聞き取りメモを作成したが、それだけでよいのかどうか。もし、それ以上のことを開示請求するというのであれば、補正をお願いすることになる」というのです。
最初は何のことが分かりませんでしたが、連絡内容の趣旨について都度確認したところ、どうやら、故意に当会の情報開示請求内容を狭義に解釈して、なるべく開示対象の情報量を絞っておきたい、という意図と、「補正命令」を出すことによって、開示の時期をできるだけ遅らせて、時間を稼ぎたいという意図が透けて見えてきました。
当会の開示請求内容は、「虐待防止法に基づく通報を受けて、貴市の関連部署が清涼園に対して行った調査、指導等に係る一切の情報(調査結果を記した報告書類、施設関係者、利用者からの聞き取り内容情報、虐待にかかる有無、類型、態様等についての判断の過程を結果などが分かる情報を含む)」という趣旨ですので、とくに判断に迷う内容ではない筈です。
おそらく、今週末か、来週早々、「補正命令」が高崎市から送られて来て、情報開示の時期をかなり遅く再設定される公算が大きいと懸念されます。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】