■昨日(2月25日)の朝の「みのもんたのサタデーずばッと」の一番最後に、地方議員年金問題で、われらが岡田義弘・安中市長が電話出演して、地方議員年金の負担拒否について語り、全国的な話題となっていますが、岡田義弘市長の本質は、全く違うところにあることを安中市民はよく知っています。
今月、岡田義弘市長による恒例の地区別懇談会が市内各所で開催されましたが、岩野谷地区では2月16日(木)午後7時から岩野谷公民館の2階会議室で行われました。住民約33名(+上毛新聞記者1名)が集いました。2時間あまりにわたるやり取りを見てみましょう。懇談会のテーマは次の通りです。
<1.市長挨拶>
<2.原市の共和化工のサンパイ中間処理施設問題>
<3.大谷地区のサンパイ処分場問題>
<4.岩野谷地区の防災体制と避難場所>
<5.国道18号線沿いの交番設置による防犯体制向上>
<6.日刊スポーツゴルフ場計画の跡地とメガソーラー計画>
<7.市議会だよりの行政情報内容における質疑応答の不一致>
<8.市営墓地計画の現状と今後>
<9.安中市の地元高校教育の向上と充実対策>
<10.野殿地区の耕地整理と高齢者問題>
<11.市内の放射能計測体制整備>
※以下は「その2」の項目
<12.放射能除染と東邦亜鉛サンパイ場問題>
<13.放射能汚染食材の計測体制整備>
<14.安中第一中学校のいじめ問題>
<15.フリマ中止に係る市長による名誉毀損問題>
<16.タゴ51億円事件と群銀との和解金問題>
吉田課長:皆さん、こんばんは。本日はお仕事でお疲れのところ、またお寒い中多数お集まりいただき案してまことにありがとうございます。ただいまより岩野谷地区の地区別懇談会のほうを始めさせていただきたいと思います。はじめに岡田市長よりご挨拶を申し上げたいと思います。
<1.市長挨拶>
岡田市長:皆様今晩は。
参加地区住民ら:今晩は。
市長:夜になりましてたいへん寒気の厳しい中、懇談会を開かして頂きましたところ、このように大勢の皆様にご出席を頂きまして本当に有難うございます。心から感謝と御礼を申し上げます。この地区別懇談会の目的はですね。これまで、ややもすると行政はですね、用があれば行政に来て下さいよ、とまあ、こういうことも無きにしもあらず。それをですね。行政が、地域の皆様の、中に入らして頂いて、そして、直接、お話しをうかがって政策に反映してまいりたいと、ま、こういうことから、懇談会をお世話になっているわけで、ございまして。どうかひとつ、そういう観点から、ご指導、また、お導きを賜われば有り難いと考えております。また反面、たいへん群馬県でも、200万人を割り込むというような、人口減少傾向が、一段と、鮮明になってきたわけでございまして、子どもの笑い声が飛び交う、こだまするような街づくりも、進めていきたいと考えているところでもあります。そして、ご案内のように、3.11の、昨年のあの悪夢から、放射能の除染対策っていうものが、たいへん、政策課題として、重く、安中市にも、懸案となってきているわけで、ございまして、このう、測定は簡単でありますけれども、それでは、除染をどうするんか。言うのは簡単であります。しかし、その除染した、剥いだ土を、どこへ仮保管するのか。こうなりますと、そう簡単には、進まないと、いうのが、現実としてございまして、そういった難しい課題を、乗り越えなければならない、宿命に、あるわけで、ございまして、皆様の、そういった仮置場等々については皆様、どうお考えになっているのか、まあ、そういう観点からも、お話をうかがえれば有り難い、と考えているところでございます。どうぞよろしくお願いもうしあげまして、ご挨拶とさして頂きます。お世話になります。
司会:続きまして、市の出席者をご紹介申し上げます。はじめに、中沢教育長でございます。
中沢教育長:はい。皆様、今晩は。
参加者:今晩は。
教育長:えー、日頃ですね、教育行政全般に渡りまして、ご指導、また、支援して頂いておるということに対しまして感謝申し上げる次第でございます。きょうはあの、せっかくの機会でございますんで、教育問題等々につきましてですね。ご要望なり、ご意見等をおうかがいできれば大変ありがたいな、と思っている次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
司会:次に、佐俣教育部長でございます。
佐俣教育部長:お世話になります。教育部長佐俣と申します。よろしくお願いいたします。
司会:それから、私でございますが、秘書行政課長をしております吉田と申します。あの、本日は司会進行のほうを務めさして頂きたいと思いますが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。それでは、さっそく、本題のほうを始めさせて頂きたいと思いますが、その進め方でございますけれども、本来であれば、お一人お一人からですね、ご意見のほうを賜りたいと思うんですが、人数が沢山お集まり頂いた関係上、挙手という形で進めさせて頂きたいと思うんですが、よろしいでしょうか。
参加者一同:異議なし。
司会:それでは、挙手して頂いて、ご意見ご要望等をおっしゃって頂ければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。そうすれば。どうぞお願いします。
<2.原市の共和化工のサンパイ中間処理施設問題>
住民A:(挙手)
司会:はいどうぞよろしくお願いします。
住民A:私はこちらの岩井のほうに勤めているものです。よろしくお願いします。大谷のほうでも、サンパイの話がいろいろ進んでいますけども、私の友人が原市のほうにおりまして、その友人が、やっぱりサンパイのことにすごく興味を持って、子どももいるものですから、やっぱり、環境に安全にということで、その中間処理施設ですか。原市のほうにできるという話を聞いて、じゃあいろいろその友達もすごく心配して、で、なんか、市長さんがあのう反対だっていうことを表明されていたので、ああ、じゃあできないんだな、というのですごく安心をされていたんですよ。そしたら、なんか、この間友達から電話がきて、で、あのう、なんか、どうもできちゃうような、どうも話し合いが終わっちゃったみたいで、私なんか、市長が反対すれば全然大丈夫ですよといっていたのに、なんでそんなのができちゃうんかね。というんで、私もその話を聞いて、あのう、大谷のほうも、そういうサンパイがあって、なんかね、たぶんそちらのほうも市長は反対されていると思うんですけども、なんか、反対を市長が言っているのに、なんでそういうふうに進んじゃうのかと、ちょっと分からなかったので県のほうに聞いてみたら、難しいことは私も分かんないんですけども、なんか、市のほうが出した書類が、全然。こう無意味な書類なので、きちんと県のほうに決められた、サンパイに決められた書類に則って、ちゃんと業者となにかいろいろ話し合いをして、きちんとこう安全性を、業者と決めて、やっぱり市長さん、すごく反対で、市民を守ってくれる、すごい心強いと思うんですよ。だから、そこをしっかりもっとやってくれれば、県のほうもそういうことはきちんと、市の意見を取り入れてやりますよ、という話を頂いたので、その友達も、もうなにか、子どもも小さいし、飲み水も心配だし、なんで反対反対ってあんなに言っていたのに、なんで出来ちゃうふうな方向に行っちゃっうわけ。意味分かんない、と。なんか市長に騙されたってすごく怒っていたんですよ。だから、私も大谷のほうも、なんか、友達がいるんですよ。で、大谷のほうもなんかすごい、いろいろいくつも、3つも4つもあって、これが進んじゃうのかねえ、と言っている。でも、私は反対しているんですけどというんで、反対しているのになんでそういうふうに進んでしまうのか。やはり市は反対して、そうやって市は市民を守る義務があると思うんですよ。トップなんですから。で、まして反対って言っているのに、それなのに、なんで進まっていってしまうのか、ちゃんと市の、市としての責務を果たしていないと思うんですけども、それに関して、市長さんはどういうお考えをお持ちでしょうか?
市長:そういうことですか。安中市から県議が二人選出していますけど、県議のお話しをうかがったんですか?
住民A:いいえ県議、しらないです。きいていません。
市長:県行政は県行政で独立しているんです。市は市で独立しているです。国は国で、独立しているんです。はい。ですから、まず、あの、初めに、県議の、県の中の、事前協議ってえのはどうなっているんですか、とまずうかがってっから、そのへんについてはお願いを出来たらなあ、とこういうふうに思っています。
参加者一同:はあ?
住民A:それでは義務を全然果たしてないということですよね。じゃあ、市のほうでいろいろなにかさせようと思ったときに、いきなり県に飛び越えて、それで県がなんでもOKしたら、なんでもありということになってしまうじゃないですか?
市長:あ、そ、それは法律ですから。ええ。
住民A:法律は法律なんですか?県が、そういう法律なんですか?
市長:はいはい。
住民A:じゃあ、市は、具体的にその原市に関して、市長さんが反対しているっていっているんだったら、その具体的に市民と意見をきいたとか、具体的に何をしたのか教えてください。
市長:それは・・・。
住民A:どういうことをされたの?
市長:うん、事前協議っていうのには、市町村、の、意見てえのは、反映いたしません。県が、法律に基づいて、その法律に基づいての、事前協議ってのですから。
住民A:おかしいですね。じゃあ、あの・・・。
市長:おかしいと思ったら県議によく聞いて。
住民A:なぜ県議にきくんですか?
市長:だって、県行政は、県議にきくのが一番近いじゃない。
住民A:県議に直接?
住民C:ここで来て、きいているんだから、市長がこたえるべきだ。
市長:いやいや、安中市には、まだそういったことは下りて来ておりません。
住民A:えーっ、全然下りて来ていないんですか?
市長:はいはい。
住民A:じゃあ、県のほうがまったく情報を市のほうに流していないということですよね。
市長:そうです。
住民A:ほんとうにそうですか?
市長:そうです。
住民A:じゃあ、私、県のほうに確認します。
市長:ああ、そうしてください。
住民A:もし、違っていたら、私、どうすればよいのですか?
市長:違ってはおりません。
住民A;ああそうですか?
市長:はいはい。
住民A:確認して違っていたらどうするのですか?
市長:だから、違ってはおりません。
住民A:じゃあ県が一切そういう情報を市長に流さないということなんですね。そうなんですか。
市長:はい、そういうことです。
住民B:だから、あれなんでしょう?県が市長さんのほうに情報を流したら、それなりの対応をまたとっていただけるということなんでしょ?
市長:あの、対応は・・。
住民B:あくまでも県のことだからしりませんじゃなくて、対応を取りますと。どういうふうになるかわかりませんけども。今のところは聞いていないと。
市長:ええ、そういうことです。そういうことです。
住民A:そういった情報は県から情報が全くないということですか?
市長:ああ、現段階ではないです。
住民A:そうですか、大谷のほうもですか?原市もですか?
市長:ええ、そりゃそうです。あの、県からは、安中市と開発業者の、協定ないし、確約書を結びなさいと、こう言っているんです、ね。それは、群馬県が、県民を守る、イコール市民を守る。群馬県が安中市に下ろすんじゃなくて、群馬県が結びゃあ、結んだらいいじゃないですか。
住民A:じゃあ、市長さんの役割というのはなんですか?
市長:いやいや。
住民A:市民を守るって言っているじゃないですか?365日、あのう、汗水たらして不休不眠で、市民のために頑張ると言っていたじゃないですか?それが全然・・・。
市長:まあ、そういうですね、嘘だとか本当だとかってぇのは、それは皆さんにうかがってもらえれば、いいんです。
住民A:ああそうですか?
市長:はい。
住民A:わかりました。
市長:いま少し、おおらかに、街づくりをしないとね。
住民A:今はもうね、まわりから、すごいみんな、嘘つきだって市長は。
市長:まあ、そりゃいいけど。言うのは自由ですから。
住民A:だから私も心配になっちゃったんです。
市長:うん、言うのは自由だから、ご自由に言っていただけば、それでよろしいかなと思います。
司会:今、原市のことでちょっと出たんですけども、共和化工という会社のことかなと思うんですが。私からお話しさせてもらうとですね。廃掃法といって、廃棄物処理の関係の法律があるんですよ。その許可を出すのは、今市長申し上げたとおり、県の許可ですね。県が許可権者なんです。その時に、事前協議ということでですね。市に意見を求められるんですよ。その意見に対しては、市長は反対ということで、きちんと表明してます。はい。それで、あの、その後ですね。その、市が反対の意見を表明したにもかかわらず、県は事前協議をどんどん進めてしまったんです。それであのう、廃掃法の処理がどんどん進んでしまいまして、今、都市計画法のですね、法提出の管理者としての協議が、今始まろうとしているんですが、それちょっとたいへん市長は苦慮しているという、そういう段階でございますので。県庁のほうにお話しを聞いていただければと思うんです。廃掃法に関係しては、私より詳しい方がここにもおられますのであれなんですが、県の許可で、覊束(きそく)裁量(※注:具体的な行政行為をする場合に、適法であるかどうかについての客観的基準により行われる行政庁の裁量。現在は,「覊束裁量」と呼ばずに,「法規裁量」と呼ぶことが多い)という、難しい言葉でいいますと、基準がきちんと定められていまして、処理場の基準が定められて、その基準に対してクリアすれば、いくら住民が反対しようが、市が反対しようが、県が許可せざるを得ないんですね。それであの、裁判になると逆に負けてしまって、あのう、例えば、県が許可権者で、北海道の例があったんですけども、裁判に負けて、その許可を不許可にするは違法だということの結果が出るんです。そういう流れになってきているので、非常にまあ・・・。
住民A:でもその段階で、たとえば市民と業者の話し合いを市がとりもって、じゃあ基準をここまでしようとか。例えば・・。
司会:協定書を結ぶというそういう意味ですよね。ところが、市長の話としては協定書を結ぶ以前の問題として、もう、安中市内にサンパイ処理場は作らせたくないというお気持ちがありますから。そういうお気持ちがあるので、そういう事情があるので、協定書を結ぶこと自体もどうなんだ、という。協定書は結局、設置するということを認めることになってしまうものですから。そういった点で市民の方からご理解を得られるのかという部分で、やっぱり心配されているということもあるんだろうと思うんです。
市長:現在、市町村に協定書ないし確約書を結べなんていう、そんな法律はどこにもないんです。どこにもないんです。法治国家ですから。だとしたら、法律がないんですから、群馬県が市町村に下ろすというのではなく、群馬県自らが結んで、県民、市民の命と健康を守るんは県行政の責務じゃないか、ね。いま少し、こうに、広い心で、ね。
住民A:広い心といってもね。
<3.大谷地区のサンパイ処分場問題>
住民C:大谷出身の者です。ちょっと前までは日大の医学部の准教授で、環境衛生学というところで、環境保健というのを学生に教えていたんですが、今でも非常勤ですけども、ひとつ、大谷というサンパイ銀座になりそうになっているところについて一言申しますと、あまりにも大谷でも500m以内の地域内では多少聞いているから知っていますけれど、それから離れると、そういう情報が全く伝わっていない。要するに、サンパイができるという情報が。そういうのを、教育関係の方々もいますから、そういう教育も、子どもだけでじゃなくて、大人への教育。そういうものをやって頂く、そういうプロパガンダまでやって頂けばいい。要するに安中では大谷に2つ、3つ、も、あるんですけども。計画ですね。あの回りには、高崎の前の吉井ですね。そこにもすごい昭和電工のもありますし、富岡もその横にありますし、もう既にあの辺4つ、5つ、あって、一つ一つは、法律をクリアしてしまうんですが、そこのところでたまって、5つくらいになると複合汚染で、レベルが高くなるんですね。環境汚染に対して。それを大谷のひとたちは、あの辺の人たちは被らなければならない。一つ一つの法律では、クリアできても、そこに5つできたらば、すごい汚染の可能性、というのがあるということで、そういうので、安中市の反対だという、アピールをして頂きたい。だから、基本的には反対だということ。もっと積極的に県のほうに、または業者のほうに届くようなアピールをしないと、あそこはサンパイが出来そうだと。たぶんこれは否定的な、面、及び、まあ、私も住んでいますが言っちゃいますけど、そこの住民のレベルですね。そういうものに、付け込んで、やってきている。もう業者なんて、お金が動きますから、もうすごい力を持っている。それに対して、大谷の市民というのは、お金もありませんし、そういう横の情報のつながりもないような感じですので、そこのへんを、弱いものを守るというような姿勢を持って、市政行政をやってもらいたい。それはわかります。サンパイの事業に対しては県というのはわかるんですが、市としては法令で何とかというのではなくて、市民のバックアップというか、そういう役割をしてほしいんです。これは法律で何とかじゃなくて、これは市民サービスなんですから。
住民D:それが足りないんです。
住民C:ですから、言われていることはわかりますけど、もう少し、絆じゃないですけども、温かい心でやってほしい。ですから、市の基本方針で反対だというほかに、市長、私は個人的には反対なんだという言葉を頂きたい。
住民D:情報発信ですよね。
市長:これはですね。今もお話をいただきましたように、基本的には全くおっしゃるとおり、公人として反対しております。はい。個人を上回った公人ですから。ええ。
住民C:だから、上回ったではなく。そういう意味ではなく、どっちが上とか言うのではなく、市長さんの考えかたというか、ほんとうに行政から反対なのか、それには、いろいろあるんです。反対のソースというか。国だってそうです。
市長:いや、それにしてもまずですね。個人、岡田個人、とやかく、言える立場ではございません。公人ですから。6万3千市民の皆さんに、不安がないように、していぐのが公人の使命だと、そういうふうに思っております。はい。
住民C;ですから、そういうことで、その、市の方針を直接指示するようなアピールを、具体的にやってほしいんです。
市長:ですから、安中市として、県の運び方・・・安中市の意見も聞かずに、事前協議を終了するということで、全く、県行政のですね、強権!強権ですよ。ええ、言い換えると。
住民C:いやまあ、それは強権ということは縦割りですから。
住民E:すいません。私もサンパイの件で何度も行くんですけども、県のサンパイの担当者のかたは、安中市は反対だという意見が来ているという話は確かに聞きます。ですから、まあ、市長が県会議員に話したかという話は、さっき言ったとおりで、私も、まあ、地元は岩井さんと茂木さんがいらっしゃると思うんですけども、そういう人たちに対してあまり話はしたことがない。この会は来てますけども、私も今日4度目くらい出席させてもらったんですけど。その都度、その話しは、市長は反対だという話しはきいていますので、まあ、私も反対し続けているからいいだろうな、ということはあるんですね。その中で、県のサンパイの担当者はさっき言ったように反対だという意見があるので、あとは地元のほうにね、私も、あれについては反対だよねという話はしているんですよね。最近、水利権の権利のハンコが、じゃあ、元の水利権の組合のひとが押しちゃったんだけども、組合員が反対という署名をもらって文書として出した方もいらっしゃったので、そのご苦労も大変だね、という話をしたんですけども、その中で、市は確かに反対なので、今、岩井さんとか茂木さんにも、やっぱりそんな話をどういうふうにしたらよいかな、というのを我々にはちょっと分からないところもあるので、その辺をちょっと教えてほしい。
市長:あのう、二人の県議が出ているんですから、なぜ安中市の意見聴取もしないで事前協議を終了したのか。これは県議が、やっぱり、県の、当局と話し合って報告する、私は責務の一端があるんじゃないかなと思うんです。
住民E:こういうところに来てもらえばいいですよね。そういう話がありそうだということで。
市長:いや、それは、今、お話がでました。そういう方々のね、そのお考えと、共同の判断ですね。ええ。
住民E:今の件で、市長のほうから、我々ちょっとほら、県議を選挙で選んでいるけども、議員さんというのは話しづらいというところもあるので、市長のほうから、こういう意見がでましたよということを伝えていただいているわけですよね。
市長:ええ、それは伝えます。
住民C:もう少し、子どもが魅力的になるような街づくりにして頂きたいと思うんですね。サンパイとは独立して、サンパイにはあまり関与できないというのは分かりますけども、そういうのではなくて、だからこうそれに対抗をするような、なんとういうか、村づくりみたいなものをね
市長:よく分かる。ですから、こういう、こういう運び方。こういう組み方ね。組み方で、反対、あるいは、こういう地域づくりをすべきだという、ひとつの構想、を、示して頂くと、大変ありがたいです。これっからはですね、先ほど申し上げたように、税収だけで、経済を組み立てて、やるっていうことは無理なんです。なぜか。もう、ですから、我慢するところは我慢する。進めるところは進める。こういうふうにしていかないと、ギリシャみたいになってしまう。そのために、地域の懇談会というものを開かせて頂いて、議論して、市と、皆さんの思い、その距離を縮める努力を行政がしなければならないと、こういうことです。はい。
住民F:先ほど住民Eさんの話とも関連するんですけども、えーと、原市の共和化工の反対陳情ですね。今日、岩井県議と茂木県議がですね、一緒に同行して県知事宛に出しております。そういった動き、地道な動きをきちんとやっています。市長さん、いい加減なことをいっちゃだめだよ。
市長:市が要請してなったんですよ。その動きに。もっと早く・・・。
住民F:なんだ、知っているんなら、知っていると言えばいいじゃないか。
参加者ら:そうだ。そうだ。
住民F;何もしていないような表現をしたのに。
住民J:みんな知っているでしょう。最初から全部。共和化工も含めて。
市長:だって事実を言っているんだよ。それで指示して、指示してですね。それで、今まで県に一度行って、もう一度行がないと、これ、まずいですよと。とこういう指示をして、そーれで、行ってもらっているんです。
住民F:聞いているんだったらなぜ、そういうふうに、岩井県議と茂木県議が仕事しないような印象を皆さんに与えるんですか?おかしいですよ。自分だけやっているように見せるのは。あんたおかしいよ。
参加者ら:おかしいんじゃないか。
住民F:みんなおかしいと思いますよ。
市長:うん、おかしいんで、いいんじゃない。おかしいならおかしいでいいんじゃないか。そうとっているんだから。ええ。
住民A:実際には何もやっていないんだという表現をしましたよ。
住民D:やっているとはいえないから、もうちっと何か本当に考える場にしようよ。
住民F:うん。
住民D:分かんないなら、分かんないでそれで、いいけども。
住民A:なんか本当に安中市が思ってやっている気がしないんですよ。さっきだって、県が情報を出さないと言ったけど、そしたらじゃあ自分から聞きに行けばいいじゃないですか。情報がこないんですって。私が一生懸命反対しているのに、なんでそういう情報が来ないんですかと。私は市民のために一生懸命反対して頑張っていますということをやっぱり県に、たとえね、さっき言われましたけれども、あの、それは行政だからちゃんと書類が揃っていれば、出さなければなんないわけですよ。そういうね、さっきの法律があったからってね。でもそこに至るまで、やっぱり市長として、じゃあこの大谷の人たちとかね、じゃあどうやって、健康に安心に暮らせるかということを本当に考えているだったら、もう自分から積極的に県のほうに言ってどうなっているのかと聞くのがトップの役目じゃないですか。それを私は、果たしているとは思えないからで、言ったんです。
市長:あのう、その件につきましては、言った言わないというですね、ことになりますから、あの文書できちんと出してもらいましょう。それが必要でしたら、開示請求してもらえば。
住民A:だって無いって、県のほうから言われたんです。
住民ら:話題を変えましょ。不毛だから。
<4.岩野谷地区の防災体制と避難場所>
住民G:とりあえず1点言います。あのう、国道18号のところですですね。ハザードマップをみますと、あの辺は大水が出た場合全部水浸しになります。その辺の対策というのは何か考えていますか?
市長:大水というよりですね。今、安中市行政が、あのう、しっかり捕らえていかなくちゃならないのは、昨年の3.11によってですね。3つダム持っているわけですね。それが、ハネた時の対応をですね、しなくちゃなんねえ、ですね。こりゃもう、大変、難しいわけです。そーれで、きちっとですね、その、地震によって、ダムがハネた場合、一挙に、放水とは違いますから、一挙に増水してきますから。そういう対応を、内部、協議を、積極的に、やらなければ、ならない。こういう体制を、構築すべく今、内部で協議しています。はい。
住民G:そうすると、ただそれを、例えば碓氷川と、柳瀬川が氾濫した場合については、あの辺一体は全部水浸しになりますよね。それは、そうしたら、ただ我々は避難するだけで。
市長:そーれでですね。地域防災組織を、まあ、昨年からお願いしているんですね。行政だけでは、こりゃあとても防げませんから。このーう、防災っていうのは、他の地区でも、お話しさせて頂いてきたんですが、信頼なんです。一言で言うと。信頼とはどういうことか。子どもがいないから、或いは子どもがうちに帰ってきてないから親が見つけに行く。これは信頼にならない。子どもは子どもで、高いところ、ここが避難場所だよと。常に家庭の中で話し合ってて、子どもは子どもで、そこに行く。大人は、子どもを見つけえ行くんじゃなくて、大人は、もし買い物に出ていたら、その避難場所に直行するという、こういう防災体制っていうものが、なければ、3つのダムが、地震でハネた場合には、人命っていうものは、相当大きな被害が出る。こうに考えています。
住民G:で、あのう、避難場所はですね。この地域については、中宿と、岩野谷の1区2区は、碓東小学校なんですね。その他の区については、公民館になっているんです。ここなんです。とても碓東小学校にはきらんないんですよね。避難としては。大谷のかたたちも、公民館までにはとてもじゃないけど、辿り着けない。その辺の避難場所についてもどう考えるんですか?
市長:それは、そのう、公民館、岩野谷公民館は、これは、岩井の方が中心になると思う。それで、大谷は大谷でですね。野殿は野殿で。地域防災組織っちゅうものを作って頂いて、それで、きちっと、その建物を建てるのは財政的に、難しいと思っていると思っています。それで広い、芝生の、場所だけは、用意しなけりゃあ、皆さんの、市民の皆さんの、安全は確保できない。こうに考えているんです。はい。
住民B:今のあの質問に対してね。市長さんの答えはそういうふうになっていないんじゃないですか。今の質問は、洪水になったときに、我々も市民だから避難しますけどもね、避難場所は学校だと言っているわけです。碓東小学校とね。でも、我々が住んでいる所と碓東小学校ではね、ここの高さというのはほぼ一緒ですよ。ね。そしたらね、市がわざわざ避難しにと言ったって、それは避難にならないしょうが。それがこうして指定されているでしょう。高台だから避難場所としてはね、それなりにいいですよ。高台ならば。だけど場所的に狭いんですね。そういうことを言っているわけですよ。だからそれを見直して、どうかしてくださいという話ではないんですか?
市長:ですから、碓東小学校の避難所、あるいは板鼻公民館の避難所。これは有事を考えた時に避難所にならない。
住民G:ですね。
市長:それで昨年の12号台風の時に、板鼻公民館じゃダメだ。福祉センターに変えなさいと。と、いうことで福祉センターに指示を、出したんですね。今迄の、このう、3.11を境にして、その防災対策について抜本的な見直しをしないとね、ならない。こうに考えている。はい。その、こうした建物をですね、中心の、避難場所、っていうのは、こりゃあ限界があると思う。
住民B:誰がやるんですか。抜本的なね、対策をしなければいけないと言いましたよね?
市長:えっ?
住民B:抜本的なね、見直しだとか対策を考えなければいけないというのは、市長さん、今いいましたよね?
市長:ええ。ええ。
住民B:誰がやるんですか?
市長:そりゃあ行政がやるんです。
住民B:ああなるほどね。そういってもらえればいいんです。早急にね、それをいろいろご検討していただきたいとね、そういうことです。
市長:ですから、この昨年の3.11を境にして、今までの防災計画は、通用しないと。市民の皆さん守れない。と、こういう考え方にたっている。
住民A:で、いつごろまでに見直しは出きるんでしょうか?
市長:なるべく早くやらなければならないと思っている。
住民A:ならないではなくて、もう早急にやるって、言ってもらわないと、あれからもう1年経っているわけです。それに向けて、何時までにそしてこれをやるやると言ってもらわないと。やらなきゃならないならないというのでは、何時まで経ってもできないですよね?
市長:でまあ、そういう受け止め方もあるでしょうけども。
住民A:だって安中市は死んでいますよ。
市長:まあ、そういう受け止め方もあるでしょうけど、最善を尽すっていうのが、これが、行政の趣旨。
住民A:趣旨を果たしていないじゃないですか?
市長:うんまあ、果たしていないと受け止め、られれば、まあ、そりゃあそれで、お聞きして、おきます、
住民A:はい、お願いします。ぜひ。
市長:はい。
<5.国道18号線沿いの交番設置による防犯体制向上>
住民G:もう1点よろしいですか?あの柳瀬の国道18号のところなんですが、いま板鼻地区と岩野谷地区に各駐在所がありますよね。ほとんど交番さんは駐在所にいないんですよね。それであの国道18号のところへ、交番を設置していただきたいということです。これはあそこに住んでいる住民の皆さんの意向なんですね、すると事故が多少減るんじゃないか、ということなんですね。
市長:あのう、古くて新しい、課題なんですけども。中宿地区でですね。これまで安中駅前に、交番を、というのが、もう、10数年、前っから出ているんですね。ですけども、交番だとか駐在所っていうのは、公安委員会、の協議になりますんで、その、例えば高崎を例に取りますと、あれだけ大きい都市でも、警察署は1箇所なんですね。それでまあ、ようやく、10数年、或いは10年から経って、今度、警察を、2つに分割すると。非常に予算の面、それから警察、署員の、増員っていうものは、非常に、このう、群馬県と、国との、協議っていうものもないとですね。その実情としては分かりますけども、そう簡単にはいがないっていうのが、現実だと思うんですね。
住民G:だけど、やはり、どこの駐在に行ってもおまわりさんがいない。なにかというと、非常に不便なんですね。で、交番に行くと必ずいる筈ですから。まあ、範囲は広いですけどもね。いま、交番というのは、安中市では松井田にあるんですか?
市長:ええ、松井田のあのう、もとの警察署が、あの、支所。並びに、交番という、形態をとっていますね。
住民G:それ以外にないですよね?
市長:ええ。
住民G:どうしてもその、交番を作っていただけば、住んでる住民のかたは、非常に安心して暮らせると思うんですよ。ぜひ考えて頂きたいと思います。
市長:中宿の駅前の交番の、今までの、申し上げました10数年から経ってましてもできない。まあ、極めて、困難、だと、思いますねえ。はい。こらあ、県の公安委員会が、決めることですから。なかなか要望は、中宿の皆さんからも、あのう、要望書を頂いて、公安委員会のほうへ上げてますけども、なかなか難しい。
住民G:できるだけ、出きる方向でひとつお願いしたいと思います。あと何点か有るので他の皆さんからのいろいろ意見もあると思うので、私の次をお願いします。
司会:ほかに何かございますか。はい、お願いします。
<6.日刊スポーツゴルフ場計画の跡地とメガソーラー計画>
住民H:水境地区の者です。日刊スポーツで、ゴルフ場を開発してもらうのに、地元岩野谷が協力して、ゴルフ場ができるという許認可までとったんですね。それで、あるとき、この景気によってまあ、中止ということで、なって、そのまんまもう10何年経過して、あの土地が、ブタやイノシシや、タヌキやクマザサの巣になっていて、まあ、大谷、水境、まあ、野殿地区も入って、大変迷惑したり、いろいろしているんですね。あれを今、日刊のほうでも手放したくっていて、民間の業者が絶えず入っているわけですね。で、まあ、日刊のゴルフ場のほうの関係の方に聞くと、市なり県がこれを受けて開発なり、してもらえれば一番いいっていう話も聞いているので、まあ、安中市のほうで、ぜひ、県でなくて、安中市のほうで、あれを、引き受けて、まあ何なりにできたら、ということで。それから、うちのほうの地域の人でも、今、安中に工業団地のほうもなんか手一杯になって、なんか工業団地を作ったり。それからあのう、IHIが、今あのう、今の会社が、手狭なんで、狭いんで、日刊の今のゴルフ場の土地を、それなりに使いたいっていう意見も、日刊にも言っているし、我々にもよく聞くんですね。まあ、IHIに3分に1なり、なんなりをやって、あとの残りを、安中市で工業団地なり住宅なり、まあ、あそこがそうなれば公園墓地もできるしね。工業団地でなくても、市のほうで買い受けてもらえれば。金額的にはね、あれ日刊はタダでもいいと一時は言っていたんです。今はまあ、いくらか出してもらわなけりゃあ、という話らしいが。なんか5億前後で、なんかもらえるんではないか。日刊でかけた金は100億以上出している。今までに。そういうことなんでで、43万坪という表現なんですね。それで日刊から受けるのには28軒の今、賃貸をしていた人には、一応土地は返っているんですよね、それをカタがつかないと皆さんにやれないということがある。日刊はそのなかの43万坪の構想として、こういうふうに何つくる、かにつくる、企画したものをもっていかないと、県の担当行政から許可が、売買の許可が下りないという、だからまあ、ぜひこれを地元として大谷、水境、野殿地区のかたが、ぜひ要望しているんですけど、そこいらへんを市のほうで検討して頂きたいと思います。
市長:あのう、まあ、日刊スポーツのゴルフ場予定地ですけども、市が買取りっていうのは、あのう現段階では無理かなあ、という気がするんですね。で、まあ、今後どうなるかわかりませんけども、漏れ聞くところによると、日本の大手が、その、メガソーラーの、開発の予定地に研究しているっていうのを聞いております。ですから、そういう、クリーンエネルギーの、基地にですね、あのう、できるように、行政としても、できることは、そういう、段階に入ればですね。行政として、しっかりと、クリーンエネルギーの態勢が取れるように、努力はしてみます。そして、それに関連ですけど、市に、クリーンエネルギーの、あの、そういう、誘致を、決まりました。はい。もう2年ぐらいで、あのう、稼働できる、と思います。
住民H:それはどこなんですか?
市長:いや、それはちょっと、まだ公表はできませんけど。
住民H:あのう、ゴルフ場がもし出来た場合はね、まあ、亡くなっちゃった中嶋延里元市議がいうのには、岩野谷地区にゴルフ場が稼働すれば、まあ、3000万から4000万、ゴルフ場が、地元へ還元するような約束も日刊とした時期もあったんですね。だから、そーれは我々も推進していた時には、そういうものを夢に見て、岩野谷地区がそういううるおいができるんだったら、まあゴルフ場がいいんではないかということで推進してきたんですね。それがダメになったから、今のどういう国なり県が来てもいいけども、やはり有利に、岩野谷地区にも、雇用だのいろいろが有利になれるようにですね、そういう方法を目指して頂きたいと思います。
市長;まあ、今申し上げましたように、クリーンエネルギーのメガソーラーの誘致が、日本の最大手の誘致が出来ましたから、それが稼働すれば、その、農地を含めてですね。一挙に、流れが加速するものと思っています。はい。
住民J:すいません、いいですか。今の日刊の件で、いま住民Hさんから、今の日刊の予定地のことについてお話を承りましたけども、私はですね。この件については従前から日刊スポーツに対して、それからその親会社の朝日新聞に対して、あそこは社有林として持って置け、と。でも、それにもかかわらず、まだそんなことを住民Hさんのほうに呟いているということを今聞いたのでもう一回ネジを巻いておきますよ。ね。環境派企業が、そんなことで、タダでもいいから、サンパイ業者に売りたいとかね。そういうことを口走らないように私の方から言っておきますから。いや、だから、そういう話を私がいま意見を具申しただけなので、聞いておけばいいですよ。
市長:あのう、サンパイとは言っていないですよ。
住民J:サンパイではない?サンパイ業者にタダでウってもいいと言っているんではないのですか?
住民H:小川さん、サンパイ業者に売るとは言っていない。市へと言っている。サンパイ業者にうるなら30億円ね。
住民J:ああ市ですか。すいません。あ、ほんと。いや、群馬県のほうから私のほうにね。あそこに、中央にまだ土地を持っているうるさいヤツがいるから、あいつにきかないとサンパイ場ができないよ、というので、私の方にサンパイ業者が来るんですよ。また、その話かと思ったんですよ。すいません、はいどうぞ。
住民H:あの、私有財産で保管しろという推進じゃないんでしょう?
住民J:もちろんそうですよ。ちょうど日刊スポーツが一年間に販売しているスポーツ紙の使うパルプ量がちょうど今ある、あの土地に匹敵するんで、そういう意味で、社有林でイメージアップになるからとっときなさいよ、というふうに毎年言っているわけですよ。
住民H:だから小川さん、もっときちんとね。カネをかけてもらって管理してもらわないと。
住民J:もちろんそうですよ。だから私のところに行く道もきちんと保全しておかないといけないと、里道もきちんとしておかないといけないとね。そう言っているんですよ。ところが、カネをかけないんですよ。地元の代理人にもいつも言っているんですけど、困ったもんですよ。ほんとに。
住民H:だから今ね、大谷地区と水境地区、野殿地区の関係でね。イノシシの対策だけでも日刊に500万円ぐれえ出してくれ、と言っているんですよ。それくらいもらっても被害が埋まらないんだいね。
住民J:わかりました。よく言っておきます。日刊にも親会社にも
住民H:日刊に、そうよく言ってくださいね。日刊に、小川さん、あれですか、そういうツルがあるんですか?
住民J:ないけど、いつも正面からいって文書で渡して来るんですよ。要請書でね。
住民I:そんなことでひとつよろしく。たいへんだけどもやっておいてください。以上です。
<7.市議会だよりの行政情報内容における質疑応答の不一致>
司会:ほかにご意見がございましたらお願いします。
住民B:まああの、いろいろあるんですけどね。まあ時間との兼ね合いでね。
市長:まあ、お座りになってどうぞ。
住民B:まあ、市の行政、こういうことを知ろうとすると、まあ安中の広報だとか議会だよりだとか、そういう情報をもって知るわけですよね。それで、いくつか断片的に言いますよね。まず議会情報。これもですね。
市長:市議会情報?
住民B:そう、議会の情報があるじゃないですか。サンプルをここに持ってきたから。これ議会だよりというのがありますよね?これは何の為に出しているのかというと、皆さんに情報発信をするためにこれを出しているんですよね。これ。だから、これ読んでみるとですね。質問と答えがね、今のまあ、この繰り返しの話じゃなけどね、合致しないんですよね。そうすると我々これを読んでいてもね、ピンとこないんです。まあ、一番いい例がですね。ちょっと読みますよね。この間出たね、あの議会だより。それで、よくね、市長さんからお話しのあった碓氷病院の話しがでましたよね。これにね。それとこれにも、その話が出ている。それで、碓氷病院でですね、最近、この年間でですね。えーと・・・22年度の、これだ。・・・・えーと。碓氷病院のね、平成22年度の決算ではですよ。2億8000万の赤字ですと。収益の圧迫する要因についてお伺いします、と、こういうふうにね、議員さん。小宮さんという議員さんが質問しているわけですよ。それに対して、答えはですね。これはまあ圧迫する要因だから、こういうことで圧迫していると書けばいいものを、なぜか知らないけども、国はですよ、入院期間の短縮を目的に、定額払い・・保険金料を請求しております。・・・理由付けや民間医療で賄うことの出来ない診療科目の補充は果たすべき役割と考えておりますと。これじゃあね、何を言っているのか分からないんですよ。だから、これひとつにね、これひとつにしても、これ、我々ね、年をとってね、頭も悪いわけですよ。だけど、もう少しはですね。質問に対して、こういうね。2億8000万、赤字が出来ているというのだから、わかりやすく、こういう要因でね、あのう、出ていますと。それをまあ、合理化をしていくなり、なんか創意工夫して、少なくしていきますとかね、何かやってもらわないとですね、何を言っているのか分からないんですよ。編集している人にお伝えしていただきたいんですけどね。
市長:あのですね。誤解のないようにね、またこちらから怒られるかもしれないけど、あの、議会だよりはですね。議会、市議会で、あのう、編集しているもんですから。
住民B:だから、それは分かっていますよ。
市長:それで。
住民B:それは分かっていますよ。そうに書いてありますから。
市長:それでですね。答えも議会が編集しているんです。
住民B:分かってますよ。だから私なんかはね、私は電話してますよ。だけどそれには答えられないと言っているわけ。それで、市長さんが言えばいいんだよね、編集委員に。
市長:だから議会のことはですね、あのう、議会の、会でやっている、議会の権能の範囲でやっていますから。
住民B:だからきょうはね。こういう懇談会でしょう?
市長:そーれでですね、ちょっと聞いてください。年が明けたら・・一昨年になりますかね。議会のことはこういうふうなお話しを頂いたんです。他の件で。それで公文書をもって、議会に、上げたんですね。そしたら、あのう、市長の、懇談会で、出たことだから、そりゃあ、市長が答弁すりゃあ、それで事足りるじゃないかと、こういうですね、議会から公文書でまた来たんですよ。
住民B:それは違いますよ。それで。
市長:違うんだけども、そういう公文書で来たんです。
住民B:議員さんが質問をして、市の人はね、答えているわけですよ。その場合にはね、市長さんはいないんですか?議会の場合。
市長:答えもですね。取材は。
住民B:取材じゃなくて。
市長:いやいや、答えは、市議会で、書いているわけですから。
住民ら:それにしても市長。やっぱり、安中市の市長なんだから。そこにいなきゃおかしいんだいね。ルールとしてね。
住民B:議会に、もしこの答えがはっきりしなければね。それの答えになっていないよ、ということ。
住民C:それは議会で質問した議員が納得しているということが悪い。
住民B:それじゃあ、例えば、具体的にその小宮さんという人が、それじゃあね。私が言っていることに対してね、答えになっていませんよ、と言わなければいけないということですよね。
住民C:そういうことです。言わないからこういうふうになる。
住民B:そういうことらしいんですよ。議員さんのレベルを上げるようにしてやって下さいよ。だって、議員さんのレベルが低いからこうなってしまうって言ってるわけ。
住民C:レベルが低いじゃなくてそれで認めているということが問題。それでまあ、答弁になっていないっていること。
住民B:だから私なんか、実際そうなっている。これ読んでいると答弁になっていないんですよ。
住民G:ちょっといいですか。ちょっといいですか。ほかの件で、よろしいですか。すいません。
住民B:ああ、今の件はいいですけど。
<8.市営墓地計画の現状と今後>
住民G:すいません。あのう、安中市の市営墓地の件なんですけど、たびたび、議会の中でも話題になっているんですけど。今迄に、秋間だとか、松井田、東横野、墓地の選定が出ているんですけど、悉く今ダメになっている状態ですよね。今後どうするんですか?市営墓地については。
市長:えー、いくつか候補地を当たりました。それはあのう、地元の皆さんとの、意向を踏まえて、それは、あのう、行政側が、聞きました。それで、昨年の、先ほども申し上げましたように3.11、その対応で追われておりますから、とても市営墓地のほうの、推進だとか協議だとかっていうことに入る、そういった、人的にも時間的にもございませんので、今止まって、おります。それで、要望書をもって、要望を受けているのが、まあ2地区、それから口頭で、うちの地区へ持ってきてほしいというのが3地区、ございます。だから、昨年3.11以降、とてもそういう協議をしている時間的余裕がないので止まっております。はい。
住民B:今、現状は分かりますよね。今市長さんおっしゃったとおり。今、緊急ないろいろ問題があるからね。この問題は、ずーっと前からもう市政の問題としてよくでますよね。このようにね。だからアンケートをとったことがあるんですかねえ。どれくらいの人が墓地を欲しているのか、ね、ほんの一部のひとだけなのか、ね、かなりの人がいるのか、ね。
市長:あの、まだアンケートというところには、しておりませんけども。ええ。声としては、うかがっています。
住民B:だからかなりの人がいるんならね、これは新しいようで古い話、ですけどね。
市長:そうですね。今から13、4年前、あのう、さきほどご質問いただいたですね、ところの墓地計画というのが持ち上がりましてね。それで、事情はよく分かりませんけども、まあ一番の要因は、道路のないところですから、市の山林もありまして、そこに道を作っていくには1億5000万円ぐれえかかると、いうことでかなり、それが要因かなあと思いますけども。かなり、ここに行政も進めたという経緯があるんですね。だけども費用対効果という面からすると、得策ではない、ということで、断念したという経緯が、事実としてありますね。はい。
住民C:あれは、そういう問題じゃなくて、日刊スポーツの近くで困るということではなかったのか、
市長:いや、そうじゃくで、そうじゃない、日刊スポーツより東なんです。はい。
住民C:まあ勿論そうですけどもね。
市長:はい。それは用地の中には、スポーツの予定地のなかには入っていません。
住民C:いろいろな話を聞いていたもので。
<9.安中市内の地元高校教育の向上と充実対策>
住民B:えーとあの、市長さんのね、ホームページ、これは、市長さんのをインターネットでみさせてもらっていますけどね。今回のね、いろいろ書いてある。これは何も疑うことは何もないが、最後に行政面では、市長2期目に当たりですね。スピードと正確さをもった市政運営を行うとともに、いつまでもですね、住み続けたい魅力のあるまちづくりをしていきたいという抱負を述べているわけですよね。それで私が聞きたいのはですね。時間軸というのを兼ね合いでね。それはもう何十年先と当面というのは全然違うと思うが、魅力あるまちというのは、私なんかも願っているわけですけども、当面のですね、課題。それからちょっと時間がかかってもこういう町にしたいな、という市長さんの思いというのをね。それを私ね、市長さんが立候補した時、文化センターに行って、聞きに行ったことがあるんです。あのとき何か質問させてもらおうと思ったが二人で○×○×でこれ上げていてね、質問は出来ないんだよということでですね。それで終わっちゃったんですけど。きょうはこういうとこですからね、市長さんの思いをですね、ひとつ聞きたいんですね。当面、やらなければいけない課題と、もうちょっと時間が有ればこういうこともやりたいなということをね。
市長:あのう、今、そのう、急がなければならないのは、子育て、の環境整備。これが、最優先でなければいけないと、こう思っているんです。で、この、延長線上にあるのが、耐震工事、小中学校の。そして、いかなる、災害でも、耐えられるという、環境整備をしていかなくっちゃならない。これなくして、子育ての未来はない。そう思っています。はい。
住民H:長期的にはどうなんですか?
市長:長期的にはですね、そのう、市民の皆さんが、安心して、明日に、向かえる、社会保障、すなわち、それは、このう、お年寄りの、まあ、野殿荘みたいなね、施設。こういうものをですね、整備していく、必要がある。こうに考えている。
住民B:ああそうですか。それから、あと、今日、教育長さんがおいでになっているので、ひとつだけ聞きたいんですけど。あの、私は昔ですね、磯貝さんが県議の時に、磯貝さんに何でもお聞きしたことがあるんですけども。まあそのう、安中のですね、小学生、立派な小学生、沢山いますよね、これ。小学生、中学生、たくさん立派なお子さんがいますよね?ところが大きくなると、高崎や前橋の学校にいくじゃないですか。それで、できるならね、安中にもね、学校があるんだし、それをまあ、どのくらい時間がかかるかのか知らないけどもレベルを上げてね。わざわざ高崎に行かなくても安中で入れるという学校づくりは出来ないものなのですか?
教育長:まああのね、高校の分野に、なるので、それは、まああの。市としてはですね。そういうのは、直接ですね。そういう、うー、ですね、働きかけというのはちょっと、難しいかなと思うんですね。やっぱり、子どもたち本人と、それから、お、親にですね。保護者の考えを、優先をせざるを得ないかなと。
住民B:今すぐはそうですよね、だからさっき市長さんがね、将来にわたってのね、街づくりの魅力。それと同じように学校でもね、高崎に負けないような学校教育をね、安中でもやっていくよと。それでできるのであれば、わざわざ行かなくても、すぐ歩いてね、高校に通えるような魅力ある高校を作っていこうという、そういうような取り組みはないんですか?
教育長:まああのですね、高校の統合というような問題がね。安中地区でも松井田地区でも起きて、それで松井田地区について、もうちょっと申し上げますと、松井田高校なんですけども、中心地のですね、方が中心となって運動を起して、そして、まああのう、ある程度ですね。今、あのう、毎年毎年なんですけども、倍率もですね。えー、あの、10本の指に入るですね。高倍率の状況が続いて、今、いるんですね。ですから特色あるような、そういう、あのう、学校づくりをすれば、あのう、人気が出てくるんかなあと、いうふうに思うんで、まあこれは、学校自体もそうなんですけども、保護者、また地域の人の考え。そういう人のですね、力があったからこそ、今そういう状況が続いているんかなということで、やはり、あのう、保護者を含めて地域のひとの、そういう協力がないと難しいかなあというふうに思っておりますけども。まあ、地元の学校に入れるということが、あれですよね。お金もかからないし、そういう面では、確かに、いいことだと思うんですけどね。
住民B:まあ、徐々にそういうものを念頭に置きながらですね、また、教育行政をやっていただきたいなと思います。
市長:あの、それに関連してですね。大変、少子化時代に入りまして、生徒数がまあ激減している。そうしますと、県は統廃合という、先般、沼田市でも、新聞等々で話題になっていますけども、そういうものを、県は進めざるを得ないという、環境に、どうしても、深く入ってゆく。まあ、お互いがそういう、今もお話頂いたようなことをですね。皆して、こうに共有してですね、いく、大変ありがたいお話しだと思います。はい。
<10.野殿地区の耕地整理と高齢者問題>
住民I:ちょっとよろしいですかね。あのう、私もね、先ほどから発言させてもらいたいと思いましたが、デタラメの資料を、ちょっとお渡ししたんですけども、際限もないので、あと何人くらいの人がいらっしゃるのか、ちょっと調整できませんかね。議事の進行について、発言をおさえて悪いんですけど。
市長:あれだったら、ご発言していただければ。
司会:予定としてですね、冒頭私どものほうから説明しなくて申し分けなかったんですが、一応8時半ごろをメドにですね。考えておりまして。それであのう、我々職員は構わないんですが。
住民I:そうだったら、浅ましいことを行ってよろしいですか?よかったら、何人くらいの意見があるのか、最初の段階で集約して進めたほうがうまく進めた。質問、質問で何度もまた質問する人と、一回もできない、私みたいな気が小さい人と。
司会:どうぞやってください。せっかくの資料頂いだいたので。
住民I:えーと、それではですね、あのう私がそのう・・・。
市長:まあ、お座りになってください。
住民I:話もしどろもどろで、ちょっと飛躍したりなんかしますけども、トンデモないやつだと思ってひとつ。目指すところは人口の増加にあります。この地域の人口の増加にあります。その諸悪の根源は何があるかというと、耕地整理がなされていないことです。今から何年か前に、野殿地域の公害を無くして、この地域を農業振興の地域にしようと、そうに言ったじゃないですか。20町歩の図面描いて示して、この地域を調査をしたんです。これっていうのはもう、戦国時代から、豊臣秀吉の時代から測量をやって、確保しようと、農地の基盤整備をしようと、こういうことをねらって、国がやってきた。昭和の戦争に負けてっからは、大切なあれがあるんです。それが工業立国として今日までやってきたんです。戦後70年間。で、それはいろいろと日本の農業や関係に脅威を与えるものがいっぱいありました。でも、それを乗り越えてきられたのは太閤検地があったからですよ。だけどその後、自動車が発達し、荷車それから自動車というものが発達して、広い道路が必要になり、広い田畑が必要になった。私どもが百姓やっているころは、八郎潟を開拓すれば、百万都民の、あの仙台の人口を養えますよ。だから一人20町歩ずつ併合しなさいと、そう言われてきた。そしたら、今度、農業振興の貿易の関係で、20町歩でなくて、その5倍くらいなければなりません、となって、とんでもない方向に行っちゃった。しかしながらその原点は野殿の20町歩の対策にあります。あんな山の上で、あのなかで農業を続けようとするんだから、それは最大の重点をもって進めなけりゃあいけなかったんだ。7人の方が反対してためにそれが進まなかった。何年か。それを進めようとして皆が取り組んだ。手を上げたんです。それで、予算も沢山つけてきたんです。この何年間も。いまだもって、実現されない。それでですね、まああのそれで、まあちょっと一連のことがここに書いてある、皆このメモの中に書いてある。混在していますけど、まず第一に、この遠足、なんつうんですか、安政遠足、こういうことで全国区で紹介されているんです。私は感動しました。安中というのは、こんないいものがあると。それでさらに見たら、対象のブルーリバーというのがあった。それで、住民が出資した有限会社でもって、割安の賃貸住宅を子育て世帯に影響する。子育て世帯に。これ安中市で何かやっていますかね?まあ、ちょっと。それで住民、企業や自治体ではできないきめ細やかなビジネス機会が広がる。これ数字じゃないんですよね。数字が必要かもしれないが、こういうことが、この地域にもどんどん育つようにならなければいけない。私なんかお金がないけど、老人クラブへ入っているから、60歳以上のかたが野殿荘へ入りたいな、といっても定員で入れない。そうしたら、そうした人たちを収容するですね、建物を提供してあげようと思っているんです。で、しかも、しかもですね、これは個人の利益もさることながら、赤字ばかりではいけないから、ボランティアじゃないんですから。少し、話、よろしいですかね。それでですね。ここのところで、子どもが一人で3人で持てると。あるいは、若い人たちが、これから子育てをしている親が、この3人で生活ができると。こういうですね、建物を建てたいと思って、市民に提供しようと思っているんです。それで、こういう家を建てますよと、そうしたところが、その中でもこの建物をいくらでこの地域に住む人たちに提供できるかと、それが課題なんですけど、1500万円でできるんです。一人が30年間、40年間、その地域で働いて、帰ってきて野殿に来て老人ホームに入ろうと思ったら、そのお金がないと入れない、ということなんですけども、これをですね、さらにこれを安くすることができる。それは制度のなかで、税金の中で。それからね、合併浄化槽なんというものがあるんだけども、こういう子育て住宅を建てるところには、合併浄化槽の補助金を出してやらなければならない。ね。補助金出さないで、あなたは業者だからダメなんだよということで、ハネちゃえば、安い建物を、安い安全で確実なものを、子どもも老人向けも一緒に住むという建物を建てるということが、できなくなる。だから、合併浄化槽を、これは今年の30日までに期限がありますから、その中に該当するお年寄りや、該当する方に提供する方が、これを利用すれば、助けてやることも出来ますよ。そういうものを、そういう制度を確立しなければ。それでね、私は驚いたんです。安中市では出していないけど。あそこのところに見たこともないような旗を持ってきたんですけど、これを県でやっているんですよ。事実。でね、何という課がやっているかといえば、そしたら、群馬県少子化対策青少年課という。ここにツノダさんという方がいまして、このですね、子ども連れでもってこの地域で、暮らそうと思ったら、こういう特典がありますよと。沢山与えているんですよ。この中で。住宅の割引もありますと。それから通学・通園のこともやりますと。それからうちは3人だけど、おじいさん、おばあさんがいて、野殿荘へ昼間行けなければ、勤めに行けないんです。私は高崎まで勤めに行けないんです。みんな、高崎に通っているんです。そういう人に対して、野殿荘が、あるからね。デイサービスも使えるから、中に収容しっぱなしだと、いろいろだめだし、デイサービスで通う。で、子どもが帰ってくる時は、うちに帰って、保育園に迎えに行く。親が帰ってくる時は、高崎から迎えて3人で帰ってくる。そういうものをしようとしている。それで野殿に来ては、いろいろな便利があるますよ。例えば何とか美術館だとか、ちょっと行っていますよ。それからブルーベリーを栽培している方もいるし。そうしたら、そういう人たちがその地域へ来たら、親子で来たら、ブルーベリーをお祭りの時に順に提供してあげますとね。美術館もあの何月何日か、文化の日に来たらそういう人たちに提供してあげますよと。自分たちの旅行がそこんところが満たされる、自分たちの親子の成長が見守れるという温かい地区なんです。で、その基盤を作るのが、この耕地整理なんです。耕地整理によって家が出きるんです。このことをやらなきゃあね、とてもこの地区には住めないです。議会で議決してもダメなんです。私なんか人聞きの悪い口ばかり言って、2年前には、この地域の土地改良をして下さいと、市長のところに陳情書を出した老人クラブの会にもいけなかったと思いますよ。私は出さなかったけれども、その人たちが一緒になって出して、それでしかも、市長だけでは、議会の関係があるからダメだから議会にも行きましょうと、議会にも出したんです。そしたら議会で受け付けないんですよ。誤字脱字があるからといってね。のろまな字を私が書いてきたものだから、と言われたのかもしれないが。しかしながら、立派な議員さんがいて、分かりましたと。これは、私の方で責任を持って預かりますと。それで、委員会に供託するからといって、委員会で私が説明を責任をもって皆さんに知らせますと言った。で、市のほうは市長が中心になってまとめてくれますと。そういうので私たち6人の代表が満足をして帰ってきた。それでさらに最近になって野殿荘ができるということになった。それで野殿荘はみんなで喜んでいるけども、本当の野殿荘の持っているマイナス点というのはそんな簡単に喜べるようななことじゃない。私なんかが子どものころ、そのう、フカザワシチロウという人がいて、その人がどこか、山梨まで行ってね。随分親孝行な親子の話なんだけども、そこへ山奥へですね、野殿荘どころじゃない。富士山みたいな山奥へ自分たちの親をみんな送っているんですよ、ひとりひとりが。そこにみんな山の中に集めて、そこに何かほかしているのは、あの人のところにみんな預けてそこに食料持ってって行っちゃあ食べさせている。で、ちょっと話が長くなってすまない。
市長:住民Iさん、あれかね。まだ、ほかの人もいるんで。
住民I:そういうことなので、そういうことなので、そういう野殿荘になっちゃう。こっちを片付かせないと。絶対に歩道を作ってください。それから、車がですね、自分たちが運転できる車ですね。こういうものが通れるようにして下さい。それで最後にひとつ、一番仕舞の写真を見てください。もっと、交通問題について関心を持ってもらわないといけない。私ども毎年思っているんです。ここを見てください。あのう、私どもが、気にしているのはここなんですよ。この一番手前の写真。何か感じますかね。全く分からないでしょう。これ見たらね、ここに矢印がしてある。これ朝の7時半から8時半まで矢印があって、一方通行だって描いてあるんですよ。ところがですね、向こうから、私が行っているときは8時ごろだったけども、向こうからどんどん自動車が来るんです。
住民ら:これ一方通行ではないですよ。
住民H:まあ、ちょっとまってください。一方通行という表示が出ている。それでですね、ここのところをですね。一中に行く子どもたちが、水境から来て自転車で通っているんですよ。こんなへんなことがありますかねと、なんですかねっていったら、ここに問題点をきちんと見据えてやって下さいと。それから、野殿荘をとりまく環境というのは十分議論になっていましたけども、じゃこれをみな改革する為に、去年はですね、それをね、野殿荘に対して陳情した。そしたら野殿荘がなんと実行したんですよ。あの写真があるでしょ、ここに。こういうふうに道路を7mか6m道路になって、白線を引いて。こうにして、僅かだけれども歩道はないけど改革した。以上でおわります。もう言わないです。
市長:ちょっとお待ちください、住民Iさん、道路をしたのはそのためじゃなくてね。
住民I:なんでもいいんですよ。その目的に合えばいいんです。
市長:野殿荘の50床を70床にするために、それでは、あのう、法律に沿った、道路の幅というものが、ないと、できないんです。そのために、やったんです。
住民:いやあそのね、実現性の経過については、私共が要望したのとは若干違いますけでども、いずれもしてもこの道がよくなったということは最高に嬉しいことなんです。だけど歩道なんかまだ300mしかできないと。そうすると岡田県議、じゃなくて、岡田市長のところでは、何年かかるか分からないじゃないですか。その間、水境のほうから通っている中学のひとたちは非常に危険な目にあっている。誰もそれを知らない。そんな知事がいけないんですよ。要するに、耕地整理ができれば問題は一挙に解決できるんですよ。絶対やってもらわなくては困ると思う。
住民B:ちょっと動議提案をしたいです。せっかくいい件で話があって、その人っきり今、発言していないわけですよ。そらのほうに来ないので、もっと都合のね、いい方だけ残ってですね。30分延長されたらどうですか?
司会:こちらはかまわないですけど。ただ用事のあるかたがいらっしゃるので、そのあたりで。
住民B:用事のある方は帰っていただいて。
司会:ええ、そりゃかまわないですけど。
住民E;せっかくいい機会じゃないですか?
住民J;次に発言しようと思っても、いつ終わるのか分からないから、手を上げきれないだけだよ。もういいんかな、そろそろ。
<11.市内の放射能計測体制整備>
司会:では30分延長ということで、はいどうぞ。
住民J:では延長が決まったところで、次の発言させてください。野殿980番地、小川と申します。いつも市長には大変お世話になってます。まず2点ほどちょっと、絞ってお願いします。まず1点目は放射能汚染ね。安中市ではご承知のように、西の高度の高いほうに行けば行くほど、ホットスポットがあります。この辺はまあよかったのですが、ただ落ち葉とか下水溝などで、死の灰が集まって流れるところには相当高いところができましたよね。まずお願いというのは、東電にいくらでもカネを払わせてもかまわないから、ガイガーカウンター、要するに測定器をね、もっとじゃんじゃんね、入手して、各学校に配るなり、幼稚園に配るなり、或いは人が集まるところにどんどん配るなり、或いは各地区の区長さんのところに配るなり、なぜやらないのかということですよ。ほんと不思議なんです。この間の、そこのこの議会だよりをみると、このことを質問した川崎議員かな。彼への答弁が、「数値が一人歩きするから慎重にやりたい」とこう言っているんですね。数値が一人歩きするから?だけど市民の不安はね、「俺んちの近くはどうなんだ」と皆思っているわけですよ。私は毎日計っているから、ブログに乗せているから、知っている人は見ているようですけども。ただですね、局所的にものすごく高いところがあるわけね。例えばサイボウ環境のあのゴミ捨て場。0.25マイクロシーベルトあります。フェンスのところで。だから、一刻も早くね、カネ使って、で、その費用は東電に請求しますよね。他の自治体ではそういう動きが出ていますけども。とにかくね、水の測定もカネがかかっていると思うけども、どんどん市民の不安を解消する為にカネを使ってください。で、それを東電に全部付け回してくださいよ。市民は全面的にバックアップします。いいですか?これまず1点。
市長:ひとまずいい?あの、測定器につきましては各学校へ、あの、全部、配布しております。
住民J:あ、した?あ、ほんと?
市長:はい。それで、あの県から言われている47箇所、市が、幼稚園、保育園、小中学校、公共施設の測定をずーっとしてきまして、それで今度、このう、1キロのマスに切りまして、そこを今測定をしております。それで冒頭申し上げましたように、測定は簡単にできるんです。人を、職員を投入すればできるんです。問題は、今小川さんからも指摘があったように、高い、ところのですね。
住民J:ああ、それは質問2に関係しますので。あの、いわゆるですね、学校には配った、保育園幼稚園にも全部配りました?それから、各地区の集会場とか区長さんのところにも全部配りました?まだでしょう。だから、そういうことを早くしてくださいとお願いしているんです。
市長:それで、4月以降、市民の皆さんが、あのう、測りたいという、希望があればですね。その市で、購入してですね、それをお使いいただく、ことも、検討をしてまいりたいと、こういうことですね。
住民J:では、数値がひとり歩きして慎重にしなけりゃあいけない、というのは、あれは編集上のミスですね(会場参加者から笑い)。分かりました。いいです。今、市長からじきじきにそういう話を聞いたので、お答えを頂きましたので、私がそれがお答えだということで、しっかり受け止めますけど、それでよろしいですね?
市長:ええ。ええ。
【ひらく会情報部・この項つづく】
今月、岡田義弘市長による恒例の地区別懇談会が市内各所で開催されましたが、岩野谷地区では2月16日(木)午後7時から岩野谷公民館の2階会議室で行われました。住民約33名(+上毛新聞記者1名)が集いました。2時間あまりにわたるやり取りを見てみましょう。懇談会のテーマは次の通りです。
<1.市長挨拶>
<2.原市の共和化工のサンパイ中間処理施設問題>
<3.大谷地区のサンパイ処分場問題>
<4.岩野谷地区の防災体制と避難場所>
<5.国道18号線沿いの交番設置による防犯体制向上>
<6.日刊スポーツゴルフ場計画の跡地とメガソーラー計画>
<7.市議会だよりの行政情報内容における質疑応答の不一致>
<8.市営墓地計画の現状と今後>
<9.安中市の地元高校教育の向上と充実対策>
<10.野殿地区の耕地整理と高齢者問題>
<11.市内の放射能計測体制整備>
※以下は「その2」の項目
<12.放射能除染と東邦亜鉛サンパイ場問題>
<13.放射能汚染食材の計測体制整備>
<14.安中第一中学校のいじめ問題>
<15.フリマ中止に係る市長による名誉毀損問題>
<16.タゴ51億円事件と群銀との和解金問題>
吉田課長:皆さん、こんばんは。本日はお仕事でお疲れのところ、またお寒い中多数お集まりいただき案してまことにありがとうございます。ただいまより岩野谷地区の地区別懇談会のほうを始めさせていただきたいと思います。はじめに岡田市長よりご挨拶を申し上げたいと思います。
<1.市長挨拶>
岡田市長:皆様今晩は。
参加地区住民ら:今晩は。
市長:夜になりましてたいへん寒気の厳しい中、懇談会を開かして頂きましたところ、このように大勢の皆様にご出席を頂きまして本当に有難うございます。心から感謝と御礼を申し上げます。この地区別懇談会の目的はですね。これまで、ややもすると行政はですね、用があれば行政に来て下さいよ、とまあ、こういうことも無きにしもあらず。それをですね。行政が、地域の皆様の、中に入らして頂いて、そして、直接、お話しをうかがって政策に反映してまいりたいと、ま、こういうことから、懇談会をお世話になっているわけで、ございまして。どうかひとつ、そういう観点から、ご指導、また、お導きを賜われば有り難いと考えております。また反面、たいへん群馬県でも、200万人を割り込むというような、人口減少傾向が、一段と、鮮明になってきたわけでございまして、子どもの笑い声が飛び交う、こだまするような街づくりも、進めていきたいと考えているところでもあります。そして、ご案内のように、3.11の、昨年のあの悪夢から、放射能の除染対策っていうものが、たいへん、政策課題として、重く、安中市にも、懸案となってきているわけで、ございまして、このう、測定は簡単でありますけれども、それでは、除染をどうするんか。言うのは簡単であります。しかし、その除染した、剥いだ土を、どこへ仮保管するのか。こうなりますと、そう簡単には、進まないと、いうのが、現実としてございまして、そういった難しい課題を、乗り越えなければならない、宿命に、あるわけで、ございまして、皆様の、そういった仮置場等々については皆様、どうお考えになっているのか、まあ、そういう観点からも、お話をうかがえれば有り難い、と考えているところでございます。どうぞよろしくお願いもうしあげまして、ご挨拶とさして頂きます。お世話になります。
司会:続きまして、市の出席者をご紹介申し上げます。はじめに、中沢教育長でございます。
中沢教育長:はい。皆様、今晩は。
参加者:今晩は。
教育長:えー、日頃ですね、教育行政全般に渡りまして、ご指導、また、支援して頂いておるということに対しまして感謝申し上げる次第でございます。きょうはあの、せっかくの機会でございますんで、教育問題等々につきましてですね。ご要望なり、ご意見等をおうかがいできれば大変ありがたいな、と思っている次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
司会:次に、佐俣教育部長でございます。
佐俣教育部長:お世話になります。教育部長佐俣と申します。よろしくお願いいたします。
司会:それから、私でございますが、秘書行政課長をしております吉田と申します。あの、本日は司会進行のほうを務めさして頂きたいと思いますが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。それでは、さっそく、本題のほうを始めさせて頂きたいと思いますが、その進め方でございますけれども、本来であれば、お一人お一人からですね、ご意見のほうを賜りたいと思うんですが、人数が沢山お集まり頂いた関係上、挙手という形で進めさせて頂きたいと思うんですが、よろしいでしょうか。
参加者一同:異議なし。
司会:それでは、挙手して頂いて、ご意見ご要望等をおっしゃって頂ければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。そうすれば。どうぞお願いします。
<2.原市の共和化工のサンパイ中間処理施設問題>
住民A:(挙手)
司会:はいどうぞよろしくお願いします。
住民A:私はこちらの岩井のほうに勤めているものです。よろしくお願いします。大谷のほうでも、サンパイの話がいろいろ進んでいますけども、私の友人が原市のほうにおりまして、その友人が、やっぱりサンパイのことにすごく興味を持って、子どももいるものですから、やっぱり、環境に安全にということで、その中間処理施設ですか。原市のほうにできるという話を聞いて、じゃあいろいろその友達もすごく心配して、で、なんか、市長さんがあのう反対だっていうことを表明されていたので、ああ、じゃあできないんだな、というのですごく安心をされていたんですよ。そしたら、なんか、この間友達から電話がきて、で、あのう、なんか、どうもできちゃうような、どうも話し合いが終わっちゃったみたいで、私なんか、市長が反対すれば全然大丈夫ですよといっていたのに、なんでそんなのができちゃうんかね。というんで、私もその話を聞いて、あのう、大谷のほうも、そういうサンパイがあって、なんかね、たぶんそちらのほうも市長は反対されていると思うんですけども、なんか、反対を市長が言っているのに、なんでそういうふうに進んじゃうのかと、ちょっと分からなかったので県のほうに聞いてみたら、難しいことは私も分かんないんですけども、なんか、市のほうが出した書類が、全然。こう無意味な書類なので、きちんと県のほうに決められた、サンパイに決められた書類に則って、ちゃんと業者となにかいろいろ話し合いをして、きちんとこう安全性を、業者と決めて、やっぱり市長さん、すごく反対で、市民を守ってくれる、すごい心強いと思うんですよ。だから、そこをしっかりもっとやってくれれば、県のほうもそういうことはきちんと、市の意見を取り入れてやりますよ、という話を頂いたので、その友達も、もうなにか、子どもも小さいし、飲み水も心配だし、なんで反対反対ってあんなに言っていたのに、なんで出来ちゃうふうな方向に行っちゃっうわけ。意味分かんない、と。なんか市長に騙されたってすごく怒っていたんですよ。だから、私も大谷のほうも、なんか、友達がいるんですよ。で、大谷のほうもなんかすごい、いろいろいくつも、3つも4つもあって、これが進んじゃうのかねえ、と言っている。でも、私は反対しているんですけどというんで、反対しているのになんでそういうふうに進んでしまうのか。やはり市は反対して、そうやって市は市民を守る義務があると思うんですよ。トップなんですから。で、まして反対って言っているのに、それなのに、なんで進まっていってしまうのか、ちゃんと市の、市としての責務を果たしていないと思うんですけども、それに関して、市長さんはどういうお考えをお持ちでしょうか?
市長:そういうことですか。安中市から県議が二人選出していますけど、県議のお話しをうかがったんですか?
住民A:いいえ県議、しらないです。きいていません。
市長:県行政は県行政で独立しているんです。市は市で独立しているです。国は国で、独立しているんです。はい。ですから、まず、あの、初めに、県議の、県の中の、事前協議ってえのはどうなっているんですか、とまずうかがってっから、そのへんについてはお願いを出来たらなあ、とこういうふうに思っています。
参加者一同:はあ?
住民A:それでは義務を全然果たしてないということですよね。じゃあ、市のほうでいろいろなにかさせようと思ったときに、いきなり県に飛び越えて、それで県がなんでもOKしたら、なんでもありということになってしまうじゃないですか?
市長:あ、そ、それは法律ですから。ええ。
住民A:法律は法律なんですか?県が、そういう法律なんですか?
市長:はいはい。
住民A:じゃあ、市は、具体的にその原市に関して、市長さんが反対しているっていっているんだったら、その具体的に市民と意見をきいたとか、具体的に何をしたのか教えてください。
市長:それは・・・。
住民A:どういうことをされたの?
市長:うん、事前協議っていうのには、市町村、の、意見てえのは、反映いたしません。県が、法律に基づいて、その法律に基づいての、事前協議ってのですから。
住民A:おかしいですね。じゃあ、あの・・・。
市長:おかしいと思ったら県議によく聞いて。
住民A:なぜ県議にきくんですか?
市長:だって、県行政は、県議にきくのが一番近いじゃない。
住民A:県議に直接?
住民C:ここで来て、きいているんだから、市長がこたえるべきだ。
市長:いやいや、安中市には、まだそういったことは下りて来ておりません。
住民A:えーっ、全然下りて来ていないんですか?
市長:はいはい。
住民A:じゃあ、県のほうがまったく情報を市のほうに流していないということですよね。
市長:そうです。
住民A:ほんとうにそうですか?
市長:そうです。
住民A:じゃあ、私、県のほうに確認します。
市長:ああ、そうしてください。
住民A:もし、違っていたら、私、どうすればよいのですか?
市長:違ってはおりません。
住民A;ああそうですか?
市長:はいはい。
住民A:確認して違っていたらどうするのですか?
市長:だから、違ってはおりません。
住民A:じゃあ県が一切そういう情報を市長に流さないということなんですね。そうなんですか。
市長:はい、そういうことです。
住民B:だから、あれなんでしょう?県が市長さんのほうに情報を流したら、それなりの対応をまたとっていただけるということなんでしょ?
市長:あの、対応は・・。
住民B:あくまでも県のことだからしりませんじゃなくて、対応を取りますと。どういうふうになるかわかりませんけども。今のところは聞いていないと。
市長:ええ、そういうことです。そういうことです。
住民A:そういった情報は県から情報が全くないということですか?
市長:ああ、現段階ではないです。
住民A:そうですか、大谷のほうもですか?原市もですか?
市長:ええ、そりゃそうです。あの、県からは、安中市と開発業者の、協定ないし、確約書を結びなさいと、こう言っているんです、ね。それは、群馬県が、県民を守る、イコール市民を守る。群馬県が安中市に下ろすんじゃなくて、群馬県が結びゃあ、結んだらいいじゃないですか。
住民A:じゃあ、市長さんの役割というのはなんですか?
市長:いやいや。
住民A:市民を守るって言っているじゃないですか?365日、あのう、汗水たらして不休不眠で、市民のために頑張ると言っていたじゃないですか?それが全然・・・。
市長:まあ、そういうですね、嘘だとか本当だとかってぇのは、それは皆さんにうかがってもらえれば、いいんです。
住民A:ああそうですか?
市長:はい。
住民A:わかりました。
市長:いま少し、おおらかに、街づくりをしないとね。
住民A:今はもうね、まわりから、すごいみんな、嘘つきだって市長は。
市長:まあ、そりゃいいけど。言うのは自由ですから。
住民A:だから私も心配になっちゃったんです。
市長:うん、言うのは自由だから、ご自由に言っていただけば、それでよろしいかなと思います。
司会:今、原市のことでちょっと出たんですけども、共和化工という会社のことかなと思うんですが。私からお話しさせてもらうとですね。廃掃法といって、廃棄物処理の関係の法律があるんですよ。その許可を出すのは、今市長申し上げたとおり、県の許可ですね。県が許可権者なんです。その時に、事前協議ということでですね。市に意見を求められるんですよ。その意見に対しては、市長は反対ということで、きちんと表明してます。はい。それで、あの、その後ですね。その、市が反対の意見を表明したにもかかわらず、県は事前協議をどんどん進めてしまったんです。それであのう、廃掃法の処理がどんどん進んでしまいまして、今、都市計画法のですね、法提出の管理者としての協議が、今始まろうとしているんですが、それちょっとたいへん市長は苦慮しているという、そういう段階でございますので。県庁のほうにお話しを聞いていただければと思うんです。廃掃法に関係しては、私より詳しい方がここにもおられますのであれなんですが、県の許可で、覊束(きそく)裁量(※注:具体的な行政行為をする場合に、適法であるかどうかについての客観的基準により行われる行政庁の裁量。現在は,「覊束裁量」と呼ばずに,「法規裁量」と呼ぶことが多い)という、難しい言葉でいいますと、基準がきちんと定められていまして、処理場の基準が定められて、その基準に対してクリアすれば、いくら住民が反対しようが、市が反対しようが、県が許可せざるを得ないんですね。それであの、裁判になると逆に負けてしまって、あのう、例えば、県が許可権者で、北海道の例があったんですけども、裁判に負けて、その許可を不許可にするは違法だということの結果が出るんです。そういう流れになってきているので、非常にまあ・・・。
住民A:でもその段階で、たとえば市民と業者の話し合いを市がとりもって、じゃあ基準をここまでしようとか。例えば・・。
司会:協定書を結ぶというそういう意味ですよね。ところが、市長の話としては協定書を結ぶ以前の問題として、もう、安中市内にサンパイ処理場は作らせたくないというお気持ちがありますから。そういうお気持ちがあるので、そういう事情があるので、協定書を結ぶこと自体もどうなんだ、という。協定書は結局、設置するということを認めることになってしまうものですから。そういった点で市民の方からご理解を得られるのかという部分で、やっぱり心配されているということもあるんだろうと思うんです。
市長:現在、市町村に協定書ないし確約書を結べなんていう、そんな法律はどこにもないんです。どこにもないんです。法治国家ですから。だとしたら、法律がないんですから、群馬県が市町村に下ろすというのではなく、群馬県自らが結んで、県民、市民の命と健康を守るんは県行政の責務じゃないか、ね。いま少し、こうに、広い心で、ね。
住民A:広い心といってもね。
<3.大谷地区のサンパイ処分場問題>
住民C:大谷出身の者です。ちょっと前までは日大の医学部の准教授で、環境衛生学というところで、環境保健というのを学生に教えていたんですが、今でも非常勤ですけども、ひとつ、大谷というサンパイ銀座になりそうになっているところについて一言申しますと、あまりにも大谷でも500m以内の地域内では多少聞いているから知っていますけれど、それから離れると、そういう情報が全く伝わっていない。要するに、サンパイができるという情報が。そういうのを、教育関係の方々もいますから、そういう教育も、子どもだけでじゃなくて、大人への教育。そういうものをやって頂く、そういうプロパガンダまでやって頂けばいい。要するに安中では大谷に2つ、3つ、も、あるんですけども。計画ですね。あの回りには、高崎の前の吉井ですね。そこにもすごい昭和電工のもありますし、富岡もその横にありますし、もう既にあの辺4つ、5つ、あって、一つ一つは、法律をクリアしてしまうんですが、そこのところでたまって、5つくらいになると複合汚染で、レベルが高くなるんですね。環境汚染に対して。それを大谷のひとたちは、あの辺の人たちは被らなければならない。一つ一つの法律では、クリアできても、そこに5つできたらば、すごい汚染の可能性、というのがあるということで、そういうので、安中市の反対だという、アピールをして頂きたい。だから、基本的には反対だということ。もっと積極的に県のほうに、または業者のほうに届くようなアピールをしないと、あそこはサンパイが出来そうだと。たぶんこれは否定的な、面、及び、まあ、私も住んでいますが言っちゃいますけど、そこの住民のレベルですね。そういうものに、付け込んで、やってきている。もう業者なんて、お金が動きますから、もうすごい力を持っている。それに対して、大谷の市民というのは、お金もありませんし、そういう横の情報のつながりもないような感じですので、そこのへんを、弱いものを守るというような姿勢を持って、市政行政をやってもらいたい。それはわかります。サンパイの事業に対しては県というのはわかるんですが、市としては法令で何とかというのではなくて、市民のバックアップというか、そういう役割をしてほしいんです。これは法律で何とかじゃなくて、これは市民サービスなんですから。
住民D:それが足りないんです。
住民C:ですから、言われていることはわかりますけど、もう少し、絆じゃないですけども、温かい心でやってほしい。ですから、市の基本方針で反対だというほかに、市長、私は個人的には反対なんだという言葉を頂きたい。
住民D:情報発信ですよね。
市長:これはですね。今もお話をいただきましたように、基本的には全くおっしゃるとおり、公人として反対しております。はい。個人を上回った公人ですから。ええ。
住民C:だから、上回ったではなく。そういう意味ではなく、どっちが上とか言うのではなく、市長さんの考えかたというか、ほんとうに行政から反対なのか、それには、いろいろあるんです。反対のソースというか。国だってそうです。
市長:いや、それにしてもまずですね。個人、岡田個人、とやかく、言える立場ではございません。公人ですから。6万3千市民の皆さんに、不安がないように、していぐのが公人の使命だと、そういうふうに思っております。はい。
住民C;ですから、そういうことで、その、市の方針を直接指示するようなアピールを、具体的にやってほしいんです。
市長:ですから、安中市として、県の運び方・・・安中市の意見も聞かずに、事前協議を終了するということで、全く、県行政のですね、強権!強権ですよ。ええ、言い換えると。
住民C:いやまあ、それは強権ということは縦割りですから。
住民E:すいません。私もサンパイの件で何度も行くんですけども、県のサンパイの担当者のかたは、安中市は反対だという意見が来ているという話は確かに聞きます。ですから、まあ、市長が県会議員に話したかという話は、さっき言ったとおりで、私も、まあ、地元は岩井さんと茂木さんがいらっしゃると思うんですけども、そういう人たちに対してあまり話はしたことがない。この会は来てますけども、私も今日4度目くらい出席させてもらったんですけど。その都度、その話しは、市長は反対だという話しはきいていますので、まあ、私も反対し続けているからいいだろうな、ということはあるんですね。その中で、県のサンパイの担当者はさっき言ったように反対だという意見があるので、あとは地元のほうにね、私も、あれについては反対だよねという話はしているんですよね。最近、水利権の権利のハンコが、じゃあ、元の水利権の組合のひとが押しちゃったんだけども、組合員が反対という署名をもらって文書として出した方もいらっしゃったので、そのご苦労も大変だね、という話をしたんですけども、その中で、市は確かに反対なので、今、岩井さんとか茂木さんにも、やっぱりそんな話をどういうふうにしたらよいかな、というのを我々にはちょっと分からないところもあるので、その辺をちょっと教えてほしい。
市長:あのう、二人の県議が出ているんですから、なぜ安中市の意見聴取もしないで事前協議を終了したのか。これは県議が、やっぱり、県の、当局と話し合って報告する、私は責務の一端があるんじゃないかなと思うんです。
住民E:こういうところに来てもらえばいいですよね。そういう話がありそうだということで。
市長:いや、それは、今、お話がでました。そういう方々のね、そのお考えと、共同の判断ですね。ええ。
住民E:今の件で、市長のほうから、我々ちょっとほら、県議を選挙で選んでいるけども、議員さんというのは話しづらいというところもあるので、市長のほうから、こういう意見がでましたよということを伝えていただいているわけですよね。
市長:ええ、それは伝えます。
住民C:もう少し、子どもが魅力的になるような街づくりにして頂きたいと思うんですね。サンパイとは独立して、サンパイにはあまり関与できないというのは分かりますけども、そういうのではなくて、だからこうそれに対抗をするような、なんとういうか、村づくりみたいなものをね
市長:よく分かる。ですから、こういう、こういう運び方。こういう組み方ね。組み方で、反対、あるいは、こういう地域づくりをすべきだという、ひとつの構想、を、示して頂くと、大変ありがたいです。これっからはですね、先ほど申し上げたように、税収だけで、経済を組み立てて、やるっていうことは無理なんです。なぜか。もう、ですから、我慢するところは我慢する。進めるところは進める。こういうふうにしていかないと、ギリシャみたいになってしまう。そのために、地域の懇談会というものを開かせて頂いて、議論して、市と、皆さんの思い、その距離を縮める努力を行政がしなければならないと、こういうことです。はい。
住民F:先ほど住民Eさんの話とも関連するんですけども、えーと、原市の共和化工の反対陳情ですね。今日、岩井県議と茂木県議がですね、一緒に同行して県知事宛に出しております。そういった動き、地道な動きをきちんとやっています。市長さん、いい加減なことをいっちゃだめだよ。
市長:市が要請してなったんですよ。その動きに。もっと早く・・・。
住民F:なんだ、知っているんなら、知っていると言えばいいじゃないか。
参加者ら:そうだ。そうだ。
住民F;何もしていないような表現をしたのに。
住民J:みんな知っているでしょう。最初から全部。共和化工も含めて。
市長:だって事実を言っているんだよ。それで指示して、指示してですね。それで、今まで県に一度行って、もう一度行がないと、これ、まずいですよと。とこういう指示をして、そーれで、行ってもらっているんです。
住民F:聞いているんだったらなぜ、そういうふうに、岩井県議と茂木県議が仕事しないような印象を皆さんに与えるんですか?おかしいですよ。自分だけやっているように見せるのは。あんたおかしいよ。
参加者ら:おかしいんじゃないか。
住民F:みんなおかしいと思いますよ。
市長:うん、おかしいんで、いいんじゃない。おかしいならおかしいでいいんじゃないか。そうとっているんだから。ええ。
住民A:実際には何もやっていないんだという表現をしましたよ。
住民D:やっているとはいえないから、もうちっと何か本当に考える場にしようよ。
住民F:うん。
住民D:分かんないなら、分かんないでそれで、いいけども。
住民A:なんか本当に安中市が思ってやっている気がしないんですよ。さっきだって、県が情報を出さないと言ったけど、そしたらじゃあ自分から聞きに行けばいいじゃないですか。情報がこないんですって。私が一生懸命反対しているのに、なんでそういう情報が来ないんですかと。私は市民のために一生懸命反対して頑張っていますということをやっぱり県に、たとえね、さっき言われましたけれども、あの、それは行政だからちゃんと書類が揃っていれば、出さなければなんないわけですよ。そういうね、さっきの法律があったからってね。でもそこに至るまで、やっぱり市長として、じゃあこの大谷の人たちとかね、じゃあどうやって、健康に安心に暮らせるかということを本当に考えているだったら、もう自分から積極的に県のほうに言ってどうなっているのかと聞くのがトップの役目じゃないですか。それを私は、果たしているとは思えないからで、言ったんです。
市長:あのう、その件につきましては、言った言わないというですね、ことになりますから、あの文書できちんと出してもらいましょう。それが必要でしたら、開示請求してもらえば。
住民A:だって無いって、県のほうから言われたんです。
住民ら:話題を変えましょ。不毛だから。
<4.岩野谷地区の防災体制と避難場所>
住民G:とりあえず1点言います。あのう、国道18号のところですですね。ハザードマップをみますと、あの辺は大水が出た場合全部水浸しになります。その辺の対策というのは何か考えていますか?
市長:大水というよりですね。今、安中市行政が、あのう、しっかり捕らえていかなくちゃならないのは、昨年の3.11によってですね。3つダム持っているわけですね。それが、ハネた時の対応をですね、しなくちゃなんねえ、ですね。こりゃもう、大変、難しいわけです。そーれで、きちっとですね、その、地震によって、ダムがハネた場合、一挙に、放水とは違いますから、一挙に増水してきますから。そういう対応を、内部、協議を、積極的に、やらなければ、ならない。こういう体制を、構築すべく今、内部で協議しています。はい。
住民G:そうすると、ただそれを、例えば碓氷川と、柳瀬川が氾濫した場合については、あの辺一体は全部水浸しになりますよね。それは、そうしたら、ただ我々は避難するだけで。
市長:そーれでですね。地域防災組織を、まあ、昨年からお願いしているんですね。行政だけでは、こりゃあとても防げませんから。このーう、防災っていうのは、他の地区でも、お話しさせて頂いてきたんですが、信頼なんです。一言で言うと。信頼とはどういうことか。子どもがいないから、或いは子どもがうちに帰ってきてないから親が見つけに行く。これは信頼にならない。子どもは子どもで、高いところ、ここが避難場所だよと。常に家庭の中で話し合ってて、子どもは子どもで、そこに行く。大人は、子どもを見つけえ行くんじゃなくて、大人は、もし買い物に出ていたら、その避難場所に直行するという、こういう防災体制っていうものが、なければ、3つのダムが、地震でハネた場合には、人命っていうものは、相当大きな被害が出る。こうに考えています。
住民G:で、あのう、避難場所はですね。この地域については、中宿と、岩野谷の1区2区は、碓東小学校なんですね。その他の区については、公民館になっているんです。ここなんです。とても碓東小学校にはきらんないんですよね。避難としては。大谷のかたたちも、公民館までにはとてもじゃないけど、辿り着けない。その辺の避難場所についてもどう考えるんですか?
市長:それは、そのう、公民館、岩野谷公民館は、これは、岩井の方が中心になると思う。それで、大谷は大谷でですね。野殿は野殿で。地域防災組織っちゅうものを作って頂いて、それで、きちっと、その建物を建てるのは財政的に、難しいと思っていると思っています。それで広い、芝生の、場所だけは、用意しなけりゃあ、皆さんの、市民の皆さんの、安全は確保できない。こうに考えているんです。はい。
住民B:今のあの質問に対してね。市長さんの答えはそういうふうになっていないんじゃないですか。今の質問は、洪水になったときに、我々も市民だから避難しますけどもね、避難場所は学校だと言っているわけです。碓東小学校とね。でも、我々が住んでいる所と碓東小学校ではね、ここの高さというのはほぼ一緒ですよ。ね。そしたらね、市がわざわざ避難しにと言ったって、それは避難にならないしょうが。それがこうして指定されているでしょう。高台だから避難場所としてはね、それなりにいいですよ。高台ならば。だけど場所的に狭いんですね。そういうことを言っているわけですよ。だからそれを見直して、どうかしてくださいという話ではないんですか?
市長:ですから、碓東小学校の避難所、あるいは板鼻公民館の避難所。これは有事を考えた時に避難所にならない。
住民G:ですね。
市長:それで昨年の12号台風の時に、板鼻公民館じゃダメだ。福祉センターに変えなさいと。と、いうことで福祉センターに指示を、出したんですね。今迄の、このう、3.11を境にして、その防災対策について抜本的な見直しをしないとね、ならない。こうに考えている。はい。その、こうした建物をですね、中心の、避難場所、っていうのは、こりゃあ限界があると思う。
住民B:誰がやるんですか。抜本的なね、対策をしなければいけないと言いましたよね?
市長:えっ?
住民B:抜本的なね、見直しだとか対策を考えなければいけないというのは、市長さん、今いいましたよね?
市長:ええ。ええ。
住民B:誰がやるんですか?
市長:そりゃあ行政がやるんです。
住民B:ああなるほどね。そういってもらえればいいんです。早急にね、それをいろいろご検討していただきたいとね、そういうことです。
市長:ですから、この昨年の3.11を境にして、今までの防災計画は、通用しないと。市民の皆さん守れない。と、こういう考え方にたっている。
住民A:で、いつごろまでに見直しは出きるんでしょうか?
市長:なるべく早くやらなければならないと思っている。
住民A:ならないではなくて、もう早急にやるって、言ってもらわないと、あれからもう1年経っているわけです。それに向けて、何時までにそしてこれをやるやると言ってもらわないと。やらなきゃならないならないというのでは、何時まで経ってもできないですよね?
市長:でまあ、そういう受け止め方もあるでしょうけども。
住民A:だって安中市は死んでいますよ。
市長:まあ、そういう受け止め方もあるでしょうけど、最善を尽すっていうのが、これが、行政の趣旨。
住民A:趣旨を果たしていないじゃないですか?
市長:うんまあ、果たしていないと受け止め、られれば、まあ、そりゃあそれで、お聞きして、おきます、
住民A:はい、お願いします。ぜひ。
市長:はい。
<5.国道18号線沿いの交番設置による防犯体制向上>
住民G:もう1点よろしいですか?あの柳瀬の国道18号のところなんですが、いま板鼻地区と岩野谷地区に各駐在所がありますよね。ほとんど交番さんは駐在所にいないんですよね。それであの国道18号のところへ、交番を設置していただきたいということです。これはあそこに住んでいる住民の皆さんの意向なんですね、すると事故が多少減るんじゃないか、ということなんですね。
市長:あのう、古くて新しい、課題なんですけども。中宿地区でですね。これまで安中駅前に、交番を、というのが、もう、10数年、前っから出ているんですね。ですけども、交番だとか駐在所っていうのは、公安委員会、の協議になりますんで、その、例えば高崎を例に取りますと、あれだけ大きい都市でも、警察署は1箇所なんですね。それでまあ、ようやく、10数年、或いは10年から経って、今度、警察を、2つに分割すると。非常に予算の面、それから警察、署員の、増員っていうものは、非常に、このう、群馬県と、国との、協議っていうものもないとですね。その実情としては分かりますけども、そう簡単にはいがないっていうのが、現実だと思うんですね。
住民G:だけど、やはり、どこの駐在に行ってもおまわりさんがいない。なにかというと、非常に不便なんですね。で、交番に行くと必ずいる筈ですから。まあ、範囲は広いですけどもね。いま、交番というのは、安中市では松井田にあるんですか?
市長:ええ、松井田のあのう、もとの警察署が、あの、支所。並びに、交番という、形態をとっていますね。
住民G:それ以外にないですよね?
市長:ええ。
住民G:どうしてもその、交番を作っていただけば、住んでる住民のかたは、非常に安心して暮らせると思うんですよ。ぜひ考えて頂きたいと思います。
市長:中宿の駅前の交番の、今までの、申し上げました10数年から経ってましてもできない。まあ、極めて、困難、だと、思いますねえ。はい。こらあ、県の公安委員会が、決めることですから。なかなか要望は、中宿の皆さんからも、あのう、要望書を頂いて、公安委員会のほうへ上げてますけども、なかなか難しい。
住民G:できるだけ、出きる方向でひとつお願いしたいと思います。あと何点か有るので他の皆さんからのいろいろ意見もあると思うので、私の次をお願いします。
司会:ほかに何かございますか。はい、お願いします。
<6.日刊スポーツゴルフ場計画の跡地とメガソーラー計画>
住民H:水境地区の者です。日刊スポーツで、ゴルフ場を開発してもらうのに、地元岩野谷が協力して、ゴルフ場ができるという許認可までとったんですね。それで、あるとき、この景気によってまあ、中止ということで、なって、そのまんまもう10何年経過して、あの土地が、ブタやイノシシや、タヌキやクマザサの巣になっていて、まあ、大谷、水境、まあ、野殿地区も入って、大変迷惑したり、いろいろしているんですね。あれを今、日刊のほうでも手放したくっていて、民間の業者が絶えず入っているわけですね。で、まあ、日刊のゴルフ場のほうの関係の方に聞くと、市なり県がこれを受けて開発なり、してもらえれば一番いいっていう話も聞いているので、まあ、安中市のほうで、ぜひ、県でなくて、安中市のほうで、あれを、引き受けて、まあ何なりにできたら、ということで。それから、うちのほうの地域の人でも、今、安中に工業団地のほうもなんか手一杯になって、なんか工業団地を作ったり。それからあのう、IHIが、今あのう、今の会社が、手狭なんで、狭いんで、日刊の今のゴルフ場の土地を、それなりに使いたいっていう意見も、日刊にも言っているし、我々にもよく聞くんですね。まあ、IHIに3分に1なり、なんなりをやって、あとの残りを、安中市で工業団地なり住宅なり、まあ、あそこがそうなれば公園墓地もできるしね。工業団地でなくても、市のほうで買い受けてもらえれば。金額的にはね、あれ日刊はタダでもいいと一時は言っていたんです。今はまあ、いくらか出してもらわなけりゃあ、という話らしいが。なんか5億前後で、なんかもらえるんではないか。日刊でかけた金は100億以上出している。今までに。そういうことなんでで、43万坪という表現なんですね。それで日刊から受けるのには28軒の今、賃貸をしていた人には、一応土地は返っているんですよね、それをカタがつかないと皆さんにやれないということがある。日刊はそのなかの43万坪の構想として、こういうふうに何つくる、かにつくる、企画したものをもっていかないと、県の担当行政から許可が、売買の許可が下りないという、だからまあ、ぜひこれを地元として大谷、水境、野殿地区のかたが、ぜひ要望しているんですけど、そこいらへんを市のほうで検討して頂きたいと思います。
市長:あのう、まあ、日刊スポーツのゴルフ場予定地ですけども、市が買取りっていうのは、あのう現段階では無理かなあ、という気がするんですね。で、まあ、今後どうなるかわかりませんけども、漏れ聞くところによると、日本の大手が、その、メガソーラーの、開発の予定地に研究しているっていうのを聞いております。ですから、そういう、クリーンエネルギーの、基地にですね、あのう、できるように、行政としても、できることは、そういう、段階に入ればですね。行政として、しっかりと、クリーンエネルギーの態勢が取れるように、努力はしてみます。そして、それに関連ですけど、市に、クリーンエネルギーの、あの、そういう、誘致を、決まりました。はい。もう2年ぐらいで、あのう、稼働できる、と思います。
住民H:それはどこなんですか?
市長:いや、それはちょっと、まだ公表はできませんけど。
住民H:あのう、ゴルフ場がもし出来た場合はね、まあ、亡くなっちゃった中嶋延里元市議がいうのには、岩野谷地区にゴルフ場が稼働すれば、まあ、3000万から4000万、ゴルフ場が、地元へ還元するような約束も日刊とした時期もあったんですね。だから、そーれは我々も推進していた時には、そういうものを夢に見て、岩野谷地区がそういううるおいができるんだったら、まあゴルフ場がいいんではないかということで推進してきたんですね。それがダメになったから、今のどういう国なり県が来てもいいけども、やはり有利に、岩野谷地区にも、雇用だのいろいろが有利になれるようにですね、そういう方法を目指して頂きたいと思います。
市長;まあ、今申し上げましたように、クリーンエネルギーのメガソーラーの誘致が、日本の最大手の誘致が出来ましたから、それが稼働すれば、その、農地を含めてですね。一挙に、流れが加速するものと思っています。はい。
住民J:すいません、いいですか。今の日刊の件で、いま住民Hさんから、今の日刊の予定地のことについてお話を承りましたけども、私はですね。この件については従前から日刊スポーツに対して、それからその親会社の朝日新聞に対して、あそこは社有林として持って置け、と。でも、それにもかかわらず、まだそんなことを住民Hさんのほうに呟いているということを今聞いたのでもう一回ネジを巻いておきますよ。ね。環境派企業が、そんなことで、タダでもいいから、サンパイ業者に売りたいとかね。そういうことを口走らないように私の方から言っておきますから。いや、だから、そういう話を私がいま意見を具申しただけなので、聞いておけばいいですよ。
市長:あのう、サンパイとは言っていないですよ。
住民J:サンパイではない?サンパイ業者にタダでウってもいいと言っているんではないのですか?
住民H:小川さん、サンパイ業者に売るとは言っていない。市へと言っている。サンパイ業者にうるなら30億円ね。
住民J:ああ市ですか。すいません。あ、ほんと。いや、群馬県のほうから私のほうにね。あそこに、中央にまだ土地を持っているうるさいヤツがいるから、あいつにきかないとサンパイ場ができないよ、というので、私の方にサンパイ業者が来るんですよ。また、その話かと思ったんですよ。すいません、はいどうぞ。
住民H:あの、私有財産で保管しろという推進じゃないんでしょう?
住民J:もちろんそうですよ。ちょうど日刊スポーツが一年間に販売しているスポーツ紙の使うパルプ量がちょうど今ある、あの土地に匹敵するんで、そういう意味で、社有林でイメージアップになるからとっときなさいよ、というふうに毎年言っているわけですよ。
住民H:だから小川さん、もっときちんとね。カネをかけてもらって管理してもらわないと。
住民J:もちろんそうですよ。だから私のところに行く道もきちんと保全しておかないといけないと、里道もきちんとしておかないといけないとね。そう言っているんですよ。ところが、カネをかけないんですよ。地元の代理人にもいつも言っているんですけど、困ったもんですよ。ほんとに。
住民H:だから今ね、大谷地区と水境地区、野殿地区の関係でね。イノシシの対策だけでも日刊に500万円ぐれえ出してくれ、と言っているんですよ。それくらいもらっても被害が埋まらないんだいね。
住民J:わかりました。よく言っておきます。日刊にも親会社にも
住民H:日刊に、そうよく言ってくださいね。日刊に、小川さん、あれですか、そういうツルがあるんですか?
住民J:ないけど、いつも正面からいって文書で渡して来るんですよ。要請書でね。
住民I:そんなことでひとつよろしく。たいへんだけどもやっておいてください。以上です。
<7.市議会だよりの行政情報内容における質疑応答の不一致>
司会:ほかにご意見がございましたらお願いします。
住民B:まああの、いろいろあるんですけどね。まあ時間との兼ね合いでね。
市長:まあ、お座りになってどうぞ。
住民B:まあ、市の行政、こういうことを知ろうとすると、まあ安中の広報だとか議会だよりだとか、そういう情報をもって知るわけですよね。それで、いくつか断片的に言いますよね。まず議会情報。これもですね。
市長:市議会情報?
住民B:そう、議会の情報があるじゃないですか。サンプルをここに持ってきたから。これ議会だよりというのがありますよね?これは何の為に出しているのかというと、皆さんに情報発信をするためにこれを出しているんですよね。これ。だから、これ読んでみるとですね。質問と答えがね、今のまあ、この繰り返しの話じゃなけどね、合致しないんですよね。そうすると我々これを読んでいてもね、ピンとこないんです。まあ、一番いい例がですね。ちょっと読みますよね。この間出たね、あの議会だより。それで、よくね、市長さんからお話しのあった碓氷病院の話しがでましたよね。これにね。それとこれにも、その話が出ている。それで、碓氷病院でですね、最近、この年間でですね。えーと・・・22年度の、これだ。・・・・えーと。碓氷病院のね、平成22年度の決算ではですよ。2億8000万の赤字ですと。収益の圧迫する要因についてお伺いします、と、こういうふうにね、議員さん。小宮さんという議員さんが質問しているわけですよ。それに対して、答えはですね。これはまあ圧迫する要因だから、こういうことで圧迫していると書けばいいものを、なぜか知らないけども、国はですよ、入院期間の短縮を目的に、定額払い・・保険金料を請求しております。・・・理由付けや民間医療で賄うことの出来ない診療科目の補充は果たすべき役割と考えておりますと。これじゃあね、何を言っているのか分からないんですよ。だから、これひとつにね、これひとつにしても、これ、我々ね、年をとってね、頭も悪いわけですよ。だけど、もう少しはですね。質問に対して、こういうね。2億8000万、赤字が出来ているというのだから、わかりやすく、こういう要因でね、あのう、出ていますと。それをまあ、合理化をしていくなり、なんか創意工夫して、少なくしていきますとかね、何かやってもらわないとですね、何を言っているのか分からないんですよ。編集している人にお伝えしていただきたいんですけどね。
市長:あのですね。誤解のないようにね、またこちらから怒られるかもしれないけど、あの、議会だよりはですね。議会、市議会で、あのう、編集しているもんですから。
住民B:だから、それは分かっていますよ。
市長:それで。
住民B:それは分かっていますよ。そうに書いてありますから。
市長:それでですね。答えも議会が編集しているんです。
住民B:分かってますよ。だから私なんかはね、私は電話してますよ。だけどそれには答えられないと言っているわけ。それで、市長さんが言えばいいんだよね、編集委員に。
市長:だから議会のことはですね、あのう、議会の、会でやっている、議会の権能の範囲でやっていますから。
住民B:だからきょうはね。こういう懇談会でしょう?
市長:そーれでですね、ちょっと聞いてください。年が明けたら・・一昨年になりますかね。議会のことはこういうふうなお話しを頂いたんです。他の件で。それで公文書をもって、議会に、上げたんですね。そしたら、あのう、市長の、懇談会で、出たことだから、そりゃあ、市長が答弁すりゃあ、それで事足りるじゃないかと、こういうですね、議会から公文書でまた来たんですよ。
住民B:それは違いますよ。それで。
市長:違うんだけども、そういう公文書で来たんです。
住民B:議員さんが質問をして、市の人はね、答えているわけですよ。その場合にはね、市長さんはいないんですか?議会の場合。
市長:答えもですね。取材は。
住民B:取材じゃなくて。
市長:いやいや、答えは、市議会で、書いているわけですから。
住民ら:それにしても市長。やっぱり、安中市の市長なんだから。そこにいなきゃおかしいんだいね。ルールとしてね。
住民B:議会に、もしこの答えがはっきりしなければね。それの答えになっていないよ、ということ。
住民C:それは議会で質問した議員が納得しているということが悪い。
住民B:それじゃあ、例えば、具体的にその小宮さんという人が、それじゃあね。私が言っていることに対してね、答えになっていませんよ、と言わなければいけないということですよね。
住民C:そういうことです。言わないからこういうふうになる。
住民B:そういうことらしいんですよ。議員さんのレベルを上げるようにしてやって下さいよ。だって、議員さんのレベルが低いからこうなってしまうって言ってるわけ。
住民C:レベルが低いじゃなくてそれで認めているということが問題。それでまあ、答弁になっていないっていること。
住民B:だから私なんか、実際そうなっている。これ読んでいると答弁になっていないんですよ。
住民G:ちょっといいですか。ちょっといいですか。ほかの件で、よろしいですか。すいません。
住民B:ああ、今の件はいいですけど。
<8.市営墓地計画の現状と今後>
住民G:すいません。あのう、安中市の市営墓地の件なんですけど、たびたび、議会の中でも話題になっているんですけど。今迄に、秋間だとか、松井田、東横野、墓地の選定が出ているんですけど、悉く今ダメになっている状態ですよね。今後どうするんですか?市営墓地については。
市長:えー、いくつか候補地を当たりました。それはあのう、地元の皆さんとの、意向を踏まえて、それは、あのう、行政側が、聞きました。それで、昨年の、先ほども申し上げましたように3.11、その対応で追われておりますから、とても市営墓地のほうの、推進だとか協議だとかっていうことに入る、そういった、人的にも時間的にもございませんので、今止まって、おります。それで、要望書をもって、要望を受けているのが、まあ2地区、それから口頭で、うちの地区へ持ってきてほしいというのが3地区、ございます。だから、昨年3.11以降、とてもそういう協議をしている時間的余裕がないので止まっております。はい。
住民B:今、現状は分かりますよね。今市長さんおっしゃったとおり。今、緊急ないろいろ問題があるからね。この問題は、ずーっと前からもう市政の問題としてよくでますよね。このようにね。だからアンケートをとったことがあるんですかねえ。どれくらいの人が墓地を欲しているのか、ね、ほんの一部のひとだけなのか、ね、かなりの人がいるのか、ね。
市長:あの、まだアンケートというところには、しておりませんけども。ええ。声としては、うかがっています。
住民B:だからかなりの人がいるんならね、これは新しいようで古い話、ですけどね。
市長:そうですね。今から13、4年前、あのう、さきほどご質問いただいたですね、ところの墓地計画というのが持ち上がりましてね。それで、事情はよく分かりませんけども、まあ一番の要因は、道路のないところですから、市の山林もありまして、そこに道を作っていくには1億5000万円ぐれえかかると、いうことでかなり、それが要因かなあと思いますけども。かなり、ここに行政も進めたという経緯があるんですね。だけども費用対効果という面からすると、得策ではない、ということで、断念したという経緯が、事実としてありますね。はい。
住民C:あれは、そういう問題じゃなくて、日刊スポーツの近くで困るということではなかったのか、
市長:いや、そうじゃくで、そうじゃない、日刊スポーツより東なんです。はい。
住民C:まあ勿論そうですけどもね。
市長:はい。それは用地の中には、スポーツの予定地のなかには入っていません。
住民C:いろいろな話を聞いていたもので。
<9.安中市内の地元高校教育の向上と充実対策>
住民B:えーとあの、市長さんのね、ホームページ、これは、市長さんのをインターネットでみさせてもらっていますけどね。今回のね、いろいろ書いてある。これは何も疑うことは何もないが、最後に行政面では、市長2期目に当たりですね。スピードと正確さをもった市政運営を行うとともに、いつまでもですね、住み続けたい魅力のあるまちづくりをしていきたいという抱負を述べているわけですよね。それで私が聞きたいのはですね。時間軸というのを兼ね合いでね。それはもう何十年先と当面というのは全然違うと思うが、魅力あるまちというのは、私なんかも願っているわけですけども、当面のですね、課題。それからちょっと時間がかかってもこういう町にしたいな、という市長さんの思いというのをね。それを私ね、市長さんが立候補した時、文化センターに行って、聞きに行ったことがあるんです。あのとき何か質問させてもらおうと思ったが二人で○×○×でこれ上げていてね、質問は出来ないんだよということでですね。それで終わっちゃったんですけど。きょうはこういうとこですからね、市長さんの思いをですね、ひとつ聞きたいんですね。当面、やらなければいけない課題と、もうちょっと時間が有ればこういうこともやりたいなということをね。
市長:あのう、今、そのう、急がなければならないのは、子育て、の環境整備。これが、最優先でなければいけないと、こう思っているんです。で、この、延長線上にあるのが、耐震工事、小中学校の。そして、いかなる、災害でも、耐えられるという、環境整備をしていかなくっちゃならない。これなくして、子育ての未来はない。そう思っています。はい。
住民H:長期的にはどうなんですか?
市長:長期的にはですね、そのう、市民の皆さんが、安心して、明日に、向かえる、社会保障、すなわち、それは、このう、お年寄りの、まあ、野殿荘みたいなね、施設。こういうものをですね、整備していく、必要がある。こうに考えている。
住民B:ああそうですか。それから、あと、今日、教育長さんがおいでになっているので、ひとつだけ聞きたいんですけど。あの、私は昔ですね、磯貝さんが県議の時に、磯貝さんに何でもお聞きしたことがあるんですけども。まあそのう、安中のですね、小学生、立派な小学生、沢山いますよね、これ。小学生、中学生、たくさん立派なお子さんがいますよね?ところが大きくなると、高崎や前橋の学校にいくじゃないですか。それで、できるならね、安中にもね、学校があるんだし、それをまあ、どのくらい時間がかかるかのか知らないけどもレベルを上げてね。わざわざ高崎に行かなくても安中で入れるという学校づくりは出来ないものなのですか?
教育長:まああのね、高校の分野に、なるので、それは、まああの。市としてはですね。そういうのは、直接ですね。そういう、うー、ですね、働きかけというのはちょっと、難しいかなと思うんですね。やっぱり、子どもたち本人と、それから、お、親にですね。保護者の考えを、優先をせざるを得ないかなと。
住民B:今すぐはそうですよね、だからさっき市長さんがね、将来にわたってのね、街づくりの魅力。それと同じように学校でもね、高崎に負けないような学校教育をね、安中でもやっていくよと。それでできるのであれば、わざわざ行かなくても、すぐ歩いてね、高校に通えるような魅力ある高校を作っていこうという、そういうような取り組みはないんですか?
教育長:まああのですね、高校の統合というような問題がね。安中地区でも松井田地区でも起きて、それで松井田地区について、もうちょっと申し上げますと、松井田高校なんですけども、中心地のですね、方が中心となって運動を起して、そして、まああのう、ある程度ですね。今、あのう、毎年毎年なんですけども、倍率もですね。えー、あの、10本の指に入るですね。高倍率の状況が続いて、今、いるんですね。ですから特色あるような、そういう、あのう、学校づくりをすれば、あのう、人気が出てくるんかなあと、いうふうに思うんで、まあこれは、学校自体もそうなんですけども、保護者、また地域の人の考え。そういう人のですね、力があったからこそ、今そういう状況が続いているんかなということで、やはり、あのう、保護者を含めて地域のひとの、そういう協力がないと難しいかなあというふうに思っておりますけども。まあ、地元の学校に入れるということが、あれですよね。お金もかからないし、そういう面では、確かに、いいことだと思うんですけどね。
住民B:まあ、徐々にそういうものを念頭に置きながらですね、また、教育行政をやっていただきたいなと思います。
市長:あの、それに関連してですね。大変、少子化時代に入りまして、生徒数がまあ激減している。そうしますと、県は統廃合という、先般、沼田市でも、新聞等々で話題になっていますけども、そういうものを、県は進めざるを得ないという、環境に、どうしても、深く入ってゆく。まあ、お互いがそういう、今もお話頂いたようなことをですね。皆して、こうに共有してですね、いく、大変ありがたいお話しだと思います。はい。
<10.野殿地区の耕地整理と高齢者問題>
住民I:ちょっとよろしいですかね。あのう、私もね、先ほどから発言させてもらいたいと思いましたが、デタラメの資料を、ちょっとお渡ししたんですけども、際限もないので、あと何人くらいの人がいらっしゃるのか、ちょっと調整できませんかね。議事の進行について、発言をおさえて悪いんですけど。
市長:あれだったら、ご発言していただければ。
司会:予定としてですね、冒頭私どものほうから説明しなくて申し分けなかったんですが、一応8時半ごろをメドにですね。考えておりまして。それであのう、我々職員は構わないんですが。
住民I:そうだったら、浅ましいことを行ってよろしいですか?よかったら、何人くらいの意見があるのか、最初の段階で集約して進めたほうがうまく進めた。質問、質問で何度もまた質問する人と、一回もできない、私みたいな気が小さい人と。
司会:どうぞやってください。せっかくの資料頂いだいたので。
住民I:えーと、それではですね、あのう私がそのう・・・。
市長:まあ、お座りになってください。
住民I:話もしどろもどろで、ちょっと飛躍したりなんかしますけども、トンデモないやつだと思ってひとつ。目指すところは人口の増加にあります。この地域の人口の増加にあります。その諸悪の根源は何があるかというと、耕地整理がなされていないことです。今から何年か前に、野殿地域の公害を無くして、この地域を農業振興の地域にしようと、そうに言ったじゃないですか。20町歩の図面描いて示して、この地域を調査をしたんです。これっていうのはもう、戦国時代から、豊臣秀吉の時代から測量をやって、確保しようと、農地の基盤整備をしようと、こういうことをねらって、国がやってきた。昭和の戦争に負けてっからは、大切なあれがあるんです。それが工業立国として今日までやってきたんです。戦後70年間。で、それはいろいろと日本の農業や関係に脅威を与えるものがいっぱいありました。でも、それを乗り越えてきられたのは太閤検地があったからですよ。だけどその後、自動車が発達し、荷車それから自動車というものが発達して、広い道路が必要になり、広い田畑が必要になった。私どもが百姓やっているころは、八郎潟を開拓すれば、百万都民の、あの仙台の人口を養えますよ。だから一人20町歩ずつ併合しなさいと、そう言われてきた。そしたら、今度、農業振興の貿易の関係で、20町歩でなくて、その5倍くらいなければなりません、となって、とんでもない方向に行っちゃった。しかしながらその原点は野殿の20町歩の対策にあります。あんな山の上で、あのなかで農業を続けようとするんだから、それは最大の重点をもって進めなけりゃあいけなかったんだ。7人の方が反対してためにそれが進まなかった。何年か。それを進めようとして皆が取り組んだ。手を上げたんです。それで、予算も沢山つけてきたんです。この何年間も。いまだもって、実現されない。それでですね、まああのそれで、まあちょっと一連のことがここに書いてある、皆このメモの中に書いてある。混在していますけど、まず第一に、この遠足、なんつうんですか、安政遠足、こういうことで全国区で紹介されているんです。私は感動しました。安中というのは、こんないいものがあると。それでさらに見たら、対象のブルーリバーというのがあった。それで、住民が出資した有限会社でもって、割安の賃貸住宅を子育て世帯に影響する。子育て世帯に。これ安中市で何かやっていますかね?まあ、ちょっと。それで住民、企業や自治体ではできないきめ細やかなビジネス機会が広がる。これ数字じゃないんですよね。数字が必要かもしれないが、こういうことが、この地域にもどんどん育つようにならなければいけない。私なんかお金がないけど、老人クラブへ入っているから、60歳以上のかたが野殿荘へ入りたいな、といっても定員で入れない。そうしたら、そうした人たちを収容するですね、建物を提供してあげようと思っているんです。で、しかも、しかもですね、これは個人の利益もさることながら、赤字ばかりではいけないから、ボランティアじゃないんですから。少し、話、よろしいですかね。それでですね。ここのところで、子どもが一人で3人で持てると。あるいは、若い人たちが、これから子育てをしている親が、この3人で生活ができると。こういうですね、建物を建てたいと思って、市民に提供しようと思っているんです。それで、こういう家を建てますよと、そうしたところが、その中でもこの建物をいくらでこの地域に住む人たちに提供できるかと、それが課題なんですけど、1500万円でできるんです。一人が30年間、40年間、その地域で働いて、帰ってきて野殿に来て老人ホームに入ろうと思ったら、そのお金がないと入れない、ということなんですけども、これをですね、さらにこれを安くすることができる。それは制度のなかで、税金の中で。それからね、合併浄化槽なんというものがあるんだけども、こういう子育て住宅を建てるところには、合併浄化槽の補助金を出してやらなければならない。ね。補助金出さないで、あなたは業者だからダメなんだよということで、ハネちゃえば、安い建物を、安い安全で確実なものを、子どもも老人向けも一緒に住むという建物を建てるということが、できなくなる。だから、合併浄化槽を、これは今年の30日までに期限がありますから、その中に該当するお年寄りや、該当する方に提供する方が、これを利用すれば、助けてやることも出来ますよ。そういうものを、そういう制度を確立しなければ。それでね、私は驚いたんです。安中市では出していないけど。あそこのところに見たこともないような旗を持ってきたんですけど、これを県でやっているんですよ。事実。でね、何という課がやっているかといえば、そしたら、群馬県少子化対策青少年課という。ここにツノダさんという方がいまして、このですね、子ども連れでもってこの地域で、暮らそうと思ったら、こういう特典がありますよと。沢山与えているんですよ。この中で。住宅の割引もありますと。それから通学・通園のこともやりますと。それからうちは3人だけど、おじいさん、おばあさんがいて、野殿荘へ昼間行けなければ、勤めに行けないんです。私は高崎まで勤めに行けないんです。みんな、高崎に通っているんです。そういう人に対して、野殿荘が、あるからね。デイサービスも使えるから、中に収容しっぱなしだと、いろいろだめだし、デイサービスで通う。で、子どもが帰ってくる時は、うちに帰って、保育園に迎えに行く。親が帰ってくる時は、高崎から迎えて3人で帰ってくる。そういうものをしようとしている。それで野殿に来ては、いろいろな便利があるますよ。例えば何とか美術館だとか、ちょっと行っていますよ。それからブルーベリーを栽培している方もいるし。そうしたら、そういう人たちがその地域へ来たら、親子で来たら、ブルーベリーをお祭りの時に順に提供してあげますとね。美術館もあの何月何日か、文化の日に来たらそういう人たちに提供してあげますよと。自分たちの旅行がそこんところが満たされる、自分たちの親子の成長が見守れるという温かい地区なんです。で、その基盤を作るのが、この耕地整理なんです。耕地整理によって家が出きるんです。このことをやらなきゃあね、とてもこの地区には住めないです。議会で議決してもダメなんです。私なんか人聞きの悪い口ばかり言って、2年前には、この地域の土地改良をして下さいと、市長のところに陳情書を出した老人クラブの会にもいけなかったと思いますよ。私は出さなかったけれども、その人たちが一緒になって出して、それでしかも、市長だけでは、議会の関係があるからダメだから議会にも行きましょうと、議会にも出したんです。そしたら議会で受け付けないんですよ。誤字脱字があるからといってね。のろまな字を私が書いてきたものだから、と言われたのかもしれないが。しかしながら、立派な議員さんがいて、分かりましたと。これは、私の方で責任を持って預かりますと。それで、委員会に供託するからといって、委員会で私が説明を責任をもって皆さんに知らせますと言った。で、市のほうは市長が中心になってまとめてくれますと。そういうので私たち6人の代表が満足をして帰ってきた。それでさらに最近になって野殿荘ができるということになった。それで野殿荘はみんなで喜んでいるけども、本当の野殿荘の持っているマイナス点というのはそんな簡単に喜べるようななことじゃない。私なんかが子どものころ、そのう、フカザワシチロウという人がいて、その人がどこか、山梨まで行ってね。随分親孝行な親子の話なんだけども、そこへ山奥へですね、野殿荘どころじゃない。富士山みたいな山奥へ自分たちの親をみんな送っているんですよ、ひとりひとりが。そこにみんな山の中に集めて、そこに何かほかしているのは、あの人のところにみんな預けてそこに食料持ってって行っちゃあ食べさせている。で、ちょっと話が長くなってすまない。
市長:住民Iさん、あれかね。まだ、ほかの人もいるんで。
住民I:そういうことなので、そういうことなので、そういう野殿荘になっちゃう。こっちを片付かせないと。絶対に歩道を作ってください。それから、車がですね、自分たちが運転できる車ですね。こういうものが通れるようにして下さい。それで最後にひとつ、一番仕舞の写真を見てください。もっと、交通問題について関心を持ってもらわないといけない。私ども毎年思っているんです。ここを見てください。あのう、私どもが、気にしているのはここなんですよ。この一番手前の写真。何か感じますかね。全く分からないでしょう。これ見たらね、ここに矢印がしてある。これ朝の7時半から8時半まで矢印があって、一方通行だって描いてあるんですよ。ところがですね、向こうから、私が行っているときは8時ごろだったけども、向こうからどんどん自動車が来るんです。
住民ら:これ一方通行ではないですよ。
住民H:まあ、ちょっとまってください。一方通行という表示が出ている。それでですね、ここのところをですね。一中に行く子どもたちが、水境から来て自転車で通っているんですよ。こんなへんなことがありますかねと、なんですかねっていったら、ここに問題点をきちんと見据えてやって下さいと。それから、野殿荘をとりまく環境というのは十分議論になっていましたけども、じゃこれをみな改革する為に、去年はですね、それをね、野殿荘に対して陳情した。そしたら野殿荘がなんと実行したんですよ。あの写真があるでしょ、ここに。こういうふうに道路を7mか6m道路になって、白線を引いて。こうにして、僅かだけれども歩道はないけど改革した。以上でおわります。もう言わないです。
市長:ちょっとお待ちください、住民Iさん、道路をしたのはそのためじゃなくてね。
住民I:なんでもいいんですよ。その目的に合えばいいんです。
市長:野殿荘の50床を70床にするために、それでは、あのう、法律に沿った、道路の幅というものが、ないと、できないんです。そのために、やったんです。
住民:いやあそのね、実現性の経過については、私共が要望したのとは若干違いますけでども、いずれもしてもこの道がよくなったということは最高に嬉しいことなんです。だけど歩道なんかまだ300mしかできないと。そうすると岡田県議、じゃなくて、岡田市長のところでは、何年かかるか分からないじゃないですか。その間、水境のほうから通っている中学のひとたちは非常に危険な目にあっている。誰もそれを知らない。そんな知事がいけないんですよ。要するに、耕地整理ができれば問題は一挙に解決できるんですよ。絶対やってもらわなくては困ると思う。
住民B:ちょっと動議提案をしたいです。せっかくいい件で話があって、その人っきり今、発言していないわけですよ。そらのほうに来ないので、もっと都合のね、いい方だけ残ってですね。30分延長されたらどうですか?
司会:こちらはかまわないですけど。ただ用事のあるかたがいらっしゃるので、そのあたりで。
住民B:用事のある方は帰っていただいて。
司会:ええ、そりゃかまわないですけど。
住民E;せっかくいい機会じゃないですか?
住民J;次に発言しようと思っても、いつ終わるのか分からないから、手を上げきれないだけだよ。もういいんかな、そろそろ。
<11.市内の放射能計測体制整備>
司会:では30分延長ということで、はいどうぞ。
住民J:では延長が決まったところで、次の発言させてください。野殿980番地、小川と申します。いつも市長には大変お世話になってます。まず2点ほどちょっと、絞ってお願いします。まず1点目は放射能汚染ね。安中市ではご承知のように、西の高度の高いほうに行けば行くほど、ホットスポットがあります。この辺はまあよかったのですが、ただ落ち葉とか下水溝などで、死の灰が集まって流れるところには相当高いところができましたよね。まずお願いというのは、東電にいくらでもカネを払わせてもかまわないから、ガイガーカウンター、要するに測定器をね、もっとじゃんじゃんね、入手して、各学校に配るなり、幼稚園に配るなり、或いは人が集まるところにどんどん配るなり、或いは各地区の区長さんのところに配るなり、なぜやらないのかということですよ。ほんと不思議なんです。この間の、そこのこの議会だよりをみると、このことを質問した川崎議員かな。彼への答弁が、「数値が一人歩きするから慎重にやりたい」とこう言っているんですね。数値が一人歩きするから?だけど市民の不安はね、「俺んちの近くはどうなんだ」と皆思っているわけですよ。私は毎日計っているから、ブログに乗せているから、知っている人は見ているようですけども。ただですね、局所的にものすごく高いところがあるわけね。例えばサイボウ環境のあのゴミ捨て場。0.25マイクロシーベルトあります。フェンスのところで。だから、一刻も早くね、カネ使って、で、その費用は東電に請求しますよね。他の自治体ではそういう動きが出ていますけども。とにかくね、水の測定もカネがかかっていると思うけども、どんどん市民の不安を解消する為にカネを使ってください。で、それを東電に全部付け回してくださいよ。市民は全面的にバックアップします。いいですか?これまず1点。
市長:ひとまずいい?あの、測定器につきましては各学校へ、あの、全部、配布しております。
住民J:あ、した?あ、ほんと?
市長:はい。それで、あの県から言われている47箇所、市が、幼稚園、保育園、小中学校、公共施設の測定をずーっとしてきまして、それで今度、このう、1キロのマスに切りまして、そこを今測定をしております。それで冒頭申し上げましたように、測定は簡単にできるんです。人を、職員を投入すればできるんです。問題は、今小川さんからも指摘があったように、高い、ところのですね。
住民J:ああ、それは質問2に関係しますので。あの、いわゆるですね、学校には配った、保育園幼稚園にも全部配りました?それから、各地区の集会場とか区長さんのところにも全部配りました?まだでしょう。だから、そういうことを早くしてくださいとお願いしているんです。
市長:それで、4月以降、市民の皆さんが、あのう、測りたいという、希望があればですね。その市で、購入してですね、それをお使いいただく、ことも、検討をしてまいりたいと、こういうことですね。
住民J:では、数値がひとり歩きして慎重にしなけりゃあいけない、というのは、あれは編集上のミスですね(会場参加者から笑い)。分かりました。いいです。今、市長からじきじきにそういう話を聞いたので、お答えを頂きましたので、私がそれがお答えだということで、しっかり受け止めますけど、それでよろしいですね?
市長:ええ。ええ。
【ひらく会情報部・この項つづく】
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